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HSPと言うより"発達グレー"?過緊張からの慢性疲労状態。

今年になってHSPと言うよりも、もしかして発達グレー(隠れアスペルガー)なのでは…?と思うように。


それが、確信に変わったのは、発達障害カウンセラーの吉濱ツトムさんの本を読んだことでした。元々は分子栄養学の方で、吉濱さんのYouTubeをよく見ていました。


本では”隠れアスペルガー(以下、隠れアスペ)”について書かれていて、具体的な対処方法が細かく挙げられていました。


私自身、ずっと生きづらさを抱えていたので、きっとHSPだろうなぁと思いながら過ごしていたけれど、どこか違和感があったので、これを機に本に載っていた"隠れアスペ"のチェックリストをやってみました。


結果は案の定、発達障害に限りな~く近いグレーのところに。


案外、驚きはなくて、あぁ…やっぱりそうか〜と言う感じで、むしろ喉から手が出るほど知りたかった長年の生きづらさの謎が解けて、感動したほど。



HSPの特徴である「生きづらさ」や「傷つきやすさ」は”隠れアスペ”に内包されているイメージでした。



私自身、一番の悩みで問題となっていたのが、とにかく人前で過度に緊張してしまうこと。


相談しても「みんな同じだよ」と言われれば、…そうなのか…と思い、それが普通なんだ、当たり前なんだ、、と言い聞かせて、何とか乗り切って来たけれど、今になって考えてみても、到底一般化できるレベルのものではない。


人前に出るのがとにかくイヤで、学校で当てられて教科書を読むだけで、手や声が震えまくって、恥ずかしい思いばかりだったし、


ピアノの発表会とかもとにかく地獄。平日の朝は緊張で、あまりご飯も食べられず、試験の前は緊張でいつもお腹を壊しているような子供でした。


数字とカタカナのインプットが、ものすごく悪い自覚があって、高校生になるともう勉強に付いていけなくなり、部活ばかりしていたのだけど、


数学や世界史などは、壊滅的にできなかったし、飲み会で幹事をするときも、人数を数えるのがとても大変だったり、割り勘の金額も大混乱でとにかくできず、焦るばかり。



自分でもなぜできないのか、わからない。
そこの機能がスッこ抜けてる感じ。。


また、よく言われがちだったのが、真面目過ぎるとか、冗談が通じないとか。


こちらは普通に話していても、抜けてるとか、天然キャラと笑われることが多かったのだけど(笑われるだけありがたい)、それも”隠れアスペ”の特徴の一つだと書いてあり。

会話の中で主語がない、とか。
計算も”ひっ算”までしかできない、とか…(汗)

これまでの疑問の答えがたくさん書かれていて、一気に読んでしまいました。


思えば、こだわりの強い父はアスペルガーっぽく、母はカサンドラ症候群の一歩手前な感じ。ここの辺りの謎も理解できた気がします。


それと同時に、”発達性トラウマ”という言葉を知りました。発達障害は脳の機能発達の偏りによるもので、生まれ持ったものと言えるのに対し、

"発達性トラウマ”と言うのは、愛着の問題で、育った環境でトラウマが生じた場合に後天的に発達障害の症状が出る、と言うものでした。これも私的には衝撃を受けました。

私自身、元々、恐怖心が強く過緊張タイプの”隠れアスペルガー”だった上に、学校生活や家庭環境の中で、トラウマを積み重ね続けたのだ…と理解。


インナーチャイルドを何度も癒しても、改善しなかった部分でもあり。



発達障害では、コミュニケーションのことや生きにくさなどの精神面が注目されていることが多いと感じるけれど、元々の"身体の弱さ"があることを知れたのは大きかった。


胃腸機能が弱い、体が緊張やすい、代謝機能が弱い、など。そもそも論。


他にも、元々、人よりも恐怖心や不安感、劣等感が強い、繊細である、コミュニケーションが苦手、ネガティブなことをずっと考え続けてしまう、糖質依存に陥って、慢性疲労になりやすい、等。


これらがデフォルトで設定されている。。


子供の頃から、甘いお菓子やジュースばかり食べていて、親からもありんこ!と言われる程、明らかに糖質依存でした。でも、きっと自分の緊張を緩めるのに必死だったのだと思います。



そんな状態が長く続くわけもなく、隠れアスペルガーの人は35歳で限界を迎える、言っている方もいたのだけど、まさにそうで私も35歳で慢性疲労になっていました(汗)


私の副腎疲労は、生まれ持った性質や胃腸が弱いなどの体質、脳過敏による疲れやすさ、過緊張の上に、成長過程でのトラウマから来るストレス、などが絡み合って慢性疲労になっんだな、、と理解。


食事療法も、糖質制限は長期的には賛否両論あることも含めて、吉濱さんもローカーボを勧めていて。


実際、今、先生から指導されていることも、基本的には同じで、糖質を控えて、サプリメントをしっかり摂り、タンパク質を食べ、消化吸収できる胃腸を作り、代謝機能を上げ、腸を良い状態にして、脳に負担をかけないこと。やるべきことが共通していました。



”隠れアスペ”かもしれない、と分かったことで、より自分を認めようと思えたし、自分を守るところから始めようと思う事ができました。

【隠れアスぺは、個性であり才能。】


その言葉に励まされ。
またしっかりと取り組めそうです。


吉濱ツトムさんの本はこちら↓
感謝です。


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