INFJワイ、「死ね」という言葉の正体について考える

突然だが、子供の頃、自分に害なす者(主にいじめっ子)の悪口となると、私は決まって「死ね」だった。

「死ね」はひどい言葉である。人を傷つける言葉の代表例と言っても良い。そして決して言ってはならない暴言の一つでもある。人を死に至らしめるということは、相手の時間を止め、その存在を抹消するということだ。そこには残された者たちの深い悲しみと絶望、怒りしか残らない。だから周りにはやめるように散々怒られてきたし、正直なところ、自分でも良い言葉だと思ったことが無い。

だが残念なことに、自分としては「死ね」と思うしか無かったのである。

しかし、本当に私は誰かに死んで欲しかったのかだろうか? と今になって思い返してみると、不思議な事に気付いた。

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