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超鈍感の彼の幼なじみは…

ガチャ…

○○:……疲れた

相変わらずぼーとしながら帰宅
彼は大学生、彼女の美穂もそう

今日はバイトだったその帰り
家に着きドアを開ける

「おかえりなさい♡♡」

○○:……ただいま

何事もなくリビングへ行き荷物を降ろす

○○:……どなたさん?
??:…相変わらずぼーとしてるね…
○○:……あー美玖か…不法侵入したの?

??:あのね…人聞き悪いこと言わないで?あんたがそういう性格で一人暮らしするのあんたのお母さんが心配して合鍵、私に預けて見に行って欲しいって言ってたでしょ?忘れた?

○○……そうだっけ?
美玖:はぁ……ほんとにダメダメね…やっぱり私がいないと…
○○:……あのさ美玖
美玖:なに?
○○:……その格好…
美玖:(おっ?鈍感でも気づいた♡むふふ♡♡)
○○:……バスタオル1枚で家来たの?公然わいせつ罪で捕まるよ
美玖:あのね…私そこまで変態じゃないし捕まりたくないから
○○:風呂入ったの?
美玖:勝手に使っちゃった♡だってぇ〜汗臭い美玖嫌でしょ?
○○:……僕は汗だく好きだよ
美玖:…言い方嫌なんですけど…それより!女の子がバスタオル1枚!1枚だけだよ!意味…わかるでしょ//

○○:……お父さんのお風呂後を味わいたいとか?
美玖:お父さんはパンツ1枚だけどね……相変わらず鈍感…
○○:……美玖…やっぱり相変わらずだね
美玖:相変わらず?それは相変わらず可愛いてこと?♡
○○:…なんで栄養回らないんだろ?
美玖:えっ?
○○:よく食べるのに…不思議
美玖:体細いってこと?ふふ、じゃあバスタオル取れば…よくわかるよ♡♡
○○:……いやもうわかる
美玖:なんの話?さっきから
○○:……昔からぺったんこは変わらないね(指さす)
美玖:ちょっと!またそれ!会えば毎回!
○○:…彼女と比べた…ごめん

はい?今なんて言った?
彼女?

美玖:あ、あんた彼女いるの…?
○○:いるよ(スマホの画像を見せる)
美玖:な、な、な、なに…これは…
○○:……可愛いでしょ
美玖:私の方が断然可愛い!けど…なにこの子…モンスター飼ってるの?…悔しい
○○:……だから美玖のまな板見ても何も…
美玖:……悲しいから帰るね

…○○は私の事好きだと思ったのに!
許せない!あの爆弾女!それで誘惑したのね!

絶対○○を私のものにしてやんよ!
…アレ以外で勝つ…グスッ

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