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急な予定変更にもかっこよく立ち向かう方法

「急な予定変更」

日々を過ごしていると、予定が急に変わること、変わらざるを得ない状況ってありますよね…。


記事をお読みの方は、
「急な予定変更」が
得意でしょうか?
それとも
苦手な方でしょうか?


わたしはタイトルからもお察しの通り、苦手な方です。
以前病院で勤務していたため、急な変更は日常茶飯事で少し慣れはしたものの、かなりのストレスを感じてしまいます。
ひどい時は、急な予定変更でドーパミンが出て交感神経優位に振り切りすぎて、落ち着いてふっと一息ついた時に迷走神経反射のようになり立っていられなくなることが何度かありました。


今は仕事柄、1つの変更でそこまで緊張状態にしないと対処できないほどの問題は起こりませんが、「もうちょっと予定変更に強くなりたい」という思いから調べてみました。


もし同じように程度の差こそあれ、「急な予定変更が苦手なんだよなあ」という方は参考にして頂けると嬉しいです😊


*******



なぜ予定変更がストレスに感じるの?


「なぜ」を調べると、面白い記事を発見しました。
ここでは3つほどピックアップしたいと思います。

まずはこちら。



1、テンポが乱されて、修正にエネルギーがかかるから


作業療法士で脳や発達に詳しい菅原洋一先生の記事で、理由が説明されています。

記事の中では、以下のように説明されています。

習慣のような予定通りの行動では大脳基底核が、突発的なことには小脳が対応しています。大脳基底核によってつくられた習慣が乱されると小脳がその修正を行い、そのときにエネルギーが消費されます

予定変更が「めんどくさい」のは、自分が最もパフォーマンスを発揮できる、「パーソナルテンポ」が乱されるからです。

東洋経済より


2つ目の記事がこちらです。



2、疲れ・不安・修正への抵抗感により脳が働きにくくなっている


お次はYoutubeより。
精神科医がこころの病気を解説するChの益田先生が同様に「予定変更があるとストレスを感じやすい人を解説」というタイトルで解説をしてくださっています。

ロジカルな話し方で大変分かりやすい先生で、休職で困っていた時に何度も動画を通してお世話になりました。

動画の中で、

人の脳は常に予測をしている。
予測と違うことが起こると、脳がストレスを感じ、解決のために回避や修正を行う。

その働きが、例えば
疲労(うつなど)、不安、変更への抵抗(強迫性障害など)があると働きが弱くなる

(※意訳です)

と原因について解説をされています。


また、HSP関連の記事もありました。


3、【HSPの方】神経が高ぶりすぎる

などなど、原因は様々あるようです。


この原因をもとに次の段階にいきたいと思います!


予定変更が起きた時、ストレスを感じやすいのはどんな時?どんな感情になる?


これは本当に人によるかと思います。

もしよければ、一緒に「自分ってどうだろう?」と考えてみて頂けると嬉しいです^^


わたしの場合で言うと、

【ストレスを感じやすい状況】
・予定をしっかり考えてリスト化している時
・予定をリスト化した上で行動のシュミレーションもできている時
・タスクが山ほどあり、頭の中で整理ができていないパニックゾーンの時
・時間がない時

この4つの状況かなと思います。


この4つの共通点として考えられるのは、「余裕がない」ということ。


そのため、起こる感情は、
焦り、イライラの2つ。


そしてその根底には、
不安があると思います。


例えば、
「少ない時間を目一杯使うために予定を考えたのに、やる時間がなくなっちゃう。間に合わないかもしれない。」
というように、今やることで間に合うという方程式が途端に崩れ、未来が見えない状態(不安)になっているのかと思います。



ではそんな時、どうしたらよいか。
解決方法をいくつか挙げていきたいと思います。



急な予定変更、「へっちゃら」にはならないけど、「大丈夫、何とかなる」と思えるための方法


解決方法をお伝えする前に、
大事な前提として、
もともと「予定変更が苦手」だった人はへっちゃら状態にはならないと思います。

それは、それが「自分」だから。
不安を感じやすいなどは、それによってのメリットもあるから、必要なことだと思うんです。

だからこそ、今回は
対策を打つことで
「大丈夫、何とかなる」
と落ち着いて対処ができる状態を通常で作れるようになることを目標にしたいと思います。


ではこちらから対策を挙げていきたいと思います。



様々な記事や、自身の振り返りを通して一番大切だなと思ったことは、

「余裕を作る」こと。

この余裕を作るにも、細かく要素があるので、簡単に書いていきたいと思います。



1、「期限を前倒しにする」


まずは期限。
仕事では特に、間に合わないという状況が焦りや不安につながりやすい。
そのため、本当の期限よりも前に自分の中での期限を決めることで、仮に過ぎても間に合うという心理を作りやすい。

「分かっててもできないんだよなあ」という方もいらっしゃったり、毎回そんなうまくはいかないかもしれません。

それでも、
単に期限を前倒しするのではなく、自分が余裕を持ってできるための、自分のための工夫です。
もっと言えば、周りの方への思いやりです。

ルーズな方の場合はそもそも「周りに迷惑がかかる」という状況をそこまで危惧しないかもしれませんが、必要以上に迷惑を恐れているタイプは特に、迷惑を回避することで心の安定にも寄与します。

余裕を工夫で作れるって思うと、なんだかカッコいいですし、簡単なことのように感じてきますよね😊



2、「優先順位を決める」


次に前倒しするために必要なのが優先順位。
生きていると一つのことだけという状況はあまりなく、大抵は複数のことを同時進行で進めています。

しかし同時進行といっても、期限や難易度、かかる時間はそれぞれ異なります。
そのため、
●絶対に今日やらなければいけないこと
●明日中にやること
●2~3日中にやること
と優先度を決めると、急な予定変更があった時に「とりあえず今日中のものだけやればいいか」と余裕を持つことができます。

あとは、意外と予定の中にも、1週間後まで全く思い出さなくても良いタスクなどもあるので、1週間後の日に予定を入れた上で一度頭から出すことも大事なものだけに集中するために必要かと思います◎



3、「常に自分の頭の中を書き出す」

最後に、期限・優先順位を決める上で、前提として大切なのが、常に頭の中を書き出す癖をつけること。
頭の中を整理するのが上手な人は、特に書き出したりは必要ないかもしれません。

ですが、
「タスクが増えると混乱しやすい…」
「常に焦っている…」
「何からやればいいか分からない…」
といった困り感がある方は、

白紙に殴り書きでもいいので、思いつくワード、タスクを紙に書き出し、その上で整理する癖をつけると、楽になるかと思います。

整理をする際は、タスクにはどんな要素があって、そのためにどのくらい時間がかかりそうかも予測していきます。

たった数工程のことも、自分だけで済むことと、他者の予定や意見、確認作業が必要なものとでは、かかる時間が全く異なります。

従って、他者が関わるものは、自分が焦りイライラしないためにも長めに見積もって進めていくなど予め工夫をすることができます。



以上をまとめると、

「予定変更にかっこよく立ち向かう」ためには「余裕を作る」

「余裕を作る」ためには
「常に自分の頭の中を把握する」「優先順位を決める」「期限を前倒しにする」
ことが大切です^^


*******


以上が「予定変更にかっこよく立ち向かう方法」でした!


長文にお付き合いいただき、ありがとうございました^^


心配性の方はこちらの記事も出しているので、よかったらご覧くださいませ🐻


また、自分を知りたい、記録を残したいという方にはこちらのアプリもお勧めしています。


それではまたお会いしましょう💛
今日もがんばった自分にたくさん褒め言葉をあげましょう^^


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