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望月の君へ ~平安時代が舞台の漫画を自宅書架から探してみました~

今日は1月7日。いよいよ大河ドラマ『光る君へ』の初回放送日です。
そしてまた、七草粥の日でもあります。
毎年、神の君いえやすは、佐殿よりともは、七草を召し上がられたのかしら?などと思いながら料理するのですが、紫式部や藤原道長はどうだったんでしょうね。

七草粥 in いつもの土鍋


さて。『光る君へ』放送開始を前に平安時代が舞台の本を持ってたかなと自宅書架を探してみましたが、名作『あさきゆめみし』も清明の出世作?『陰陽師』も所蔵しておりませんで、平安時代風のものは何冊か見つかりましたが、はっきりと実在の人物が登場するのは数冊しか見つかりませんでした。
内『雷鳴の符』は平安末期の安倍泰親がチラッと出るだけで現代ものですし、河村恵利先生の『枕草子』と山田ミネコ先生の短編集だけですね。


『異形列伝』や『妖怪風土記』は雄略天皇の時代から始まって日本の妖しいモノたちが紹介されていて、『異形列伝』では源頼光と四天王が、『妖怪風土記』2巻では安倍晴明と加茂保憲が大きく扱われています。
ネコ先生のライトな部分が発揮された短編の詰め合わせでサクサク読めます。

『枕草子』は光瀬龍先生の原作です。小学生の頃に図書館で借りまくった光瀬先生、『作戦NACL』とか好きでしたね。
河村先生の単行本の表紙にお名前を見た時は、どんなセンスオブワンダー!?と驚いたのですが、SFという感じではなくて、ちょっと不思議な感じの定子様のお話でした。
定子と道長、道長と清少納言の関係性が非常に河村先生らしくて楽しかったです。


ということで、平安中期についてはほとんど漫画に教えてもらっていなくて、学校で習った知識だけで『光る君へ』を観ることになりそうです。

しかし全部秋田書店の少女漫画とは我ながら驚きました。

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