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はじめての熊野古道歩き おススメルート

『紀南に住むからには、いつか熊野古道を歩いてみたい。』
ずっと思い続けて、願いが叶ったのは二年前。

同じ思いを抱く、初めましてが集まって、
滝尻王子から本宮大社まで
5日間に分けて歩きました。(地元だから出来ることです。)

いざ、歩くとなると、
「私でも歩けるかしら?」
「服装は?準備品は?交通手段は?」
不安でいっぱい調べました。

結果、友人が語り部さんを探してくれて、
安全に無理なく、踏破することが出来たのです。

その様子は又いつか書きたいと思っています。
インスタグラムには少し記録あり。



今回は中辺路ルートを踏破した私がお勧めする
体験版・はじめての熊野古道歩き

この夏と初秋に、
古い友人が紀南を訪ねてくれました。
関東で和歌山と言えば、本当に知名度が低く、
「岡山?」と間違えられたり、
梅、みかん、パンダしか知られていなかったり。

ところが最近は、『世界遺産 熊野古道』のお陰で
海外からの旅行者も増え、
テレビの特集のせいか、
日本でも「熊野古道を歩いてみたい」
という声が増えてきているのを感じます。

がっつり歩きたい方はそれなりの準備が必要です。
海外の方は、しっかり下調べをして挑んでいる様子。

https://www.kumano-travel.com/ja/model-itineraries

でも、もし友人たちのように、
「ちょと体験してみたい!」
というお気持ちの方にお勧めするのは、
発心門王子~本宮大社

こちらなら私でも友人を連れて歩くことができそう。

しかし、二泊三日の和歌山旅行
予定満載の友人達は、時間がありません。

そこでちょこっと体験版。

本宮大社をお参りしてから逆走して
見晴台まで行って少し休憩し、
(見晴らし台は、本宮大社から三軒茶屋までの
中間あたりにあります。)
又本宮大社まで戻るというルートを歩きました。

この短時間ルートでも
道は濡れていたり、岩があったり、
足元は安定していません。
くれぐれも最低限、運動靴は必要です。
スカートなど、ひらひらした服装も危険。

木々に覆われた静寂した雰囲気、
古道に自生する草花や苔
(世界遺産、熊野古道の植物は、
一切伐採禁止、持ち帰ることはできませんのでご注意ください)

友人たちは充分楽しめたようで、
「又歩きたい!」
と帰って行きました。


又別の友人は、ご夫婦+わんちゃんで白浜に一泊。
車で三社参りをされたそう。

熊野本宮大社
速玉大社
那智大社

お正月に三社参りをされたという話を
耳にすることはありますが、
なかなかのハードスケジュール!!
和歌山は大きい。かなり距離があります。

関東から近畿に嫁いだ友人とは
20数年ぶりの再会で、お互いの苦労は言わずともわかり、
言葉はいらない ひしっと抱き合いました。。

他の土地に住んでいたら、
友人がはるばる来てくれただろうか・・


すべては熊野権現様のお導き。
ありがたいことです。


余談ですが、
高原(たかはら)周辺にお泊りになると、
この時期 雲海に出逢うことが出来ます。

条件はいろいろありますが、
雨上がりの早朝がチャンス

ただただ感動しました。
注:音が出ます ↓↓↓

最後に、熊野古道中辺路ルートを踏破した
私の将来の夢は、
熊野古道の姉妹道
スペインの巡礼道 カミーノ・デ・サンティアゴを歩くことです。

情報収集に励みますので、よろしくお願い致します。


和歌山県 田辺市で布とヌノコモノのお店を営んでいます。






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