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Kindle Scribeのノート機能をどう活かすべきかを考える

どうも。Kindle Scribeを購入して若干後悔している者です。後悔している理由についてはこちらの記事をご参考ください。

そんなKindle Scribeですが、自宅での読書には活用しています。しかしせっかくの「紙のようにノートをとる」機能を活かしきれていません。

今回はその理由と、じゃあどう使うのがよさそうかというお話です。
お付き合いください。


欠点は見返しづらいこと

Kindle Scribeユーザーならご存じだと思いますが、これでノートを取った際の欠点はその見返しづらさにあります。

  • 紙よりページめくりに時間がかかる

  • 電子と違って検索できない

  • Kindle Scribe以外の端末で確認できない

と、紙と電子の狭間の中途半端な立ち位置でどちらの良さもないのがKndle Scribeです。(酷評)

じゃあこれらの制約の中でどのように活用するのがいいでしょうか?

PDFに書き込む

まずはその売りの一つである、PDFへの書き込みという軸で考えていきます。

論文などを書き込みしながら読む

これはいろいろなところで目にする使い方なので内容の説明は割愛します。
読んで字のままです。

ただし、書き込みをしても他端末ではその書き込み内容を確認することはできません。

これがなかなかネックで、自宅で論文を読んでメモを残したりハイライトした内容を、電車や会社でスマホから確認することはできません。Kindle Scribeが手放せなくなります。

手放せなくなるんですが、電車で持つには個人的にはやや大きい。しかも基本Wifi環境下でないと同期されない。

あぁつらい。

だったらObsidian + Annotatorとかでメモを作っていった方が便利な気がします。(Obsidianとはメモアプリです)

日記のテンプレートをPDFで取り込んで書く

PDFに書き込みが可能なので、日記のテンプレートをPDFとして導入してKindle Scribe上で書いていく、という運用も可能です。

  • マーケットもある

  • Canvaとかで自作してもいい

  • 電子書籍でダウンロードできるものもある

日本語のマーケットはわかりませんが、英語のECサイトでKindle Scribe用としてテンプレートが販売されているところはいくつかあります。

またブラウザ上でデザインを作成できるCanvaでは作ったものをPDFでダウンロードできます。自分で日記をデザインできるので楽しいは楽しいです。自分用に過不足なくカスタマイズできるのも嬉しい部分ですね。

日記術などの書籍には実際に使用する日記部分が付属しているものもあります。私が知っていて、実際に使ったこともあるのは「6ミニッツダイアリー」です。

電子書籍版を購入しましたが、PDFの特典がありました。自作するより圧倒的に楽ですし、内容も良いので個人的にはおすすめです。

が、私はKindle Scribeではやってません。紙かObsidianというメモアプリでこの日記術の運用をしていました。過去形なのは、もう習慣になったので書き残さなくてもいいかなと思ったからです。いずれまた再開するかもしれません。

このPDF日記という方法も欠点は変わらず見返しづらいことにあります。しかし日記術を見返すものでなく今日を反省して明日をよりよくするために使う人であれば、十分に使えるものかもしれません。

かくいう私もそんなに見返す方ではないんですけども・・・。

ノートとして使う

PDFや日記とは全く別の、「ただ紙のノート」との比較もしてみます。
結論を先に言うと、私は現状ここに活路を見出しています。

雑紙の代わりとしてはとても優秀

欠点は見返しづらさにあります。

であれば、見返さない用途に使えばいいのでは・・・?

  • たとえば、計算用紙

  • たとえば、解答用紙

  • たとえば、人にものを教えるときの雑紙

チラシの裏に書くようなことをここに書けば、紙ごみがでないだけエコです。机の上が整理されます。雑紙をためておく必要もなくなります。

以上です。

結論

欠点は繰り返しになりますが以下の通りです。

  • 紙よりページめくりに時間がかかる

  • 電子と違って検索できない

  • Kindle Scribe以外の端末で確認できない

これらを克服するには「雑紙の代わりとして使う」が最も活かしやすい部分かなと個人的には考えています。

実際に私は資格試験の問題を解く際の解答用紙兼計算用紙としてのみ使用しています。

QC検定の過去問を解いています

以上です。

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