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【ドラマ】「あぶない刑事」が最高なんですけど!

こんにちは。こぴです。日本のドラマも大好きです。


1 最高の刑事ドラマ!「あぶない刑事」

最近「あぶない刑事」を見ました。今度映画が公開されるそうで、再放送をやっていました。
「あぶない刑事」は、1986年~1987年に放送された刑事ドラマです。
横浜港署の捜査課の刑事のタカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)が主人公。後輩のトオル(仲村トオル)、少年課のカオル(浅野温子)も有名な出演者です。
私は小学生の頃に再々?放送くらいを見まして、すっかりはまったことを思い出しました!通学時に一人で頭の中で「あぶない刑事」のオリジナルストーリーを創っていたな・・・。
そして私は、現在に至るまで「刑事ドラマ」が好きです。
「相棒」「古畑任三郎」「踊る大捜査線」「特捜9」「ガリレオ」「科捜研の女」などなどヒットしている刑事ドラマはよく見てきました。
このたび私の中で「相棒」を超え1位になったのが「あぶない刑事」です。

2 魅力は「力まない」ところ

「あぶない刑事」は、一話完結型でコメディ要素のある刑事ドラマです。
最初から犯人が誰かわかっていることが多く、さらに大きな黒幕を暴いていくといったところが面白いです。

ドラマの「はじまり」のシーンは、いつもの何気ない港署の日常から。
主人公のタカ(舘ひろし)とユージ(柴田恭兵)、カオル(浅野温子)や同僚刑事がどうでもいい寸劇をわちゃわちゃしていると「事件発生!」の一斉放送が署内に響く。
みんなで現場に急行するが、「タカ」と「ユージ」はあくまで自分たちのペース。事件が起こってもゆるく、犯人に拳銃を突きつけられても動じず、撃たれても焦らず、・・・。窮地に陥っても、必ずどちらかが助けに来てくれる信頼感があるから、視聴者もドキドキしながらも結末に安心できるストーリー展開です。

タカとユージからは、「必死」「決死」「緊張感」といった様子は皆無です。二人は、肩に力を入れず、力まず、リラックスしながら事件と向き合います。
だから多角的に鳥の目で事件を分析できるのですね。
だから犯人の次の一手を予想し、先回りすることもできるのですね。
必死になると目先のことしか見えなくなるもんね。
筋肉も緊張すると動きが堅くなり、良いパフォーマンスができないもんね。
この二人は「必死にならない」ことを心がけているのだと思います。

1980年代って「365日24時間働けます!みんな必死に働きます!」みたいな時代だと思っていたので、二人の必死にならないけど成果を出す姿、当時はかなりかっこよかったのではないかと思います。

3 どきどきポイント①「かわいい仲村トオル」

仲村トオルが役者名と同じく「トオル」という役名で出演。
今では渋くかっこいいおじさま役が多い仲村トオルですが、当時はドジっ子キャラ。犯人が立てこもる店に到着するなりパトカーを乗っ取られたり、とにかく失敗が多い。そして「せんぱ~い」と泣きつくのがお決まり。
先輩の少年課刑事の浅野温子にからかわれたり。今の渋い仲村トオルからは想像できないかわいさです。

4 どきどきポイント②「昭和レトロな80年代の街並み」

ドラマを通して1980年代の日本を知ることができます。
カクカクした四角い車、電話ボックス、大きくカラフルな看板、ファンシーな喫茶店、ソバージュ(死語)でミニスカートの女性などなど、昭和レトロを味わうことができます。

5 どきどきポイント③「80年代ファッション」

★タカ(舘ひろし)★
(季節関係なく)オーバーサイズの重め素材のロングコート。
ゆったりしたビッグシルエットが、舘ひろしのえらの張った男らしい顔立ちを引き立てます。そして大きめのサングラスと拳銃を入れるサスペンダー。
かっこよすぎます。世界一サスペンダーが似合います。

★ユージ(柴田恭兵)★
髪は立体的に後ろに流しています。髪のウエット感がセクシーです。
スリムなボディラインにフィットしたセットアップが多いです。
ジャケットはラメのような素材だったり、水玉だったり。こんな刑事がいたら目立つわ!と突っ込みたくなりますが、かっこいいです。
こちらもサングラスとサスペンダー。

★トオル(仲村トオル)★
当時流行したと思われるジャケットとパンツ。タカとユージに比べると地味ですが、それが駆け出しの若手刑事っぽさが出て良いです。

★カオル(浅野温子)
当時23歳くらいだったそうですが、超ミニスカートだったり、ツインテールだったり、かなりぶっ飛んでいます。少年課所属と言うことで、子供に受ける服装をしていた設定なのかな。明るくうるさいキャラで、タカとユージにうるさいと言われながらも、かわいがられています。
10年くらい前ですが、オフィスにカオルがそのまま年を重ねたようなベテランさんがいたな・・・と。バブリーを貫いていました。

6 なぜなぜ?

・1980年代はサングラスが常用だったのでしょうか。主人公も犯人もサングラス率高いです。
・タカもユージも、どこでもいきなりバキューンと発砲しまくっていて、当たりまくっていて心配になります。
・たばこ吸い過ぎ。1980年代の喫煙率は76%位だったそうです。まだ受動喫煙という考え方が浸透しておらず、喫煙者の権利が強かったのですね。
後続の「もっとあぶない刑事」で、カオルが「今日から署内は禁煙!」と呼びかけています。当時としては進んでいたのかもしれません。
ただカオル自身が「たばこって美味しい・・・」と吸ってしまい禁煙化できずというオチでした。

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