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下を向いて歩こう!ご当地マンホールのススメ【short letter】

コロナ禍がなかなか終わらない今日この頃ですが、皆さんはアフターコロナで何をしたいですか?

ここは旅とサッカーを愛する人々の集まり。「アウェイ遠征に決まってるだろ!」という解答が山のように返ってきそうですが、その際にご提案があります。

サッカー観戦の道中、ちょっとだけ下を向いてみませんか!?

そう。僕たちの足元には、マンホールの世界が広がっているのです。

マンホール巡りのススメ

僕の趣味の一つに、マンホール巡りがあります。マンホールなんか見て何が面白いんだ、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

マンホールの魅力、それはその土地の名産物や観光地、市町村の花や鳥、主要産業や伝統文化が詰まったデザインです。マンホールは、単なる汚水や下水を覆う丸い鉄ではありません。各市町村のマンホールを見れば、その街がどういった土地なのか、一目で分かるのです。

近年は、様々なものとコラボしたマンホールも登場しています。マンガ、アニメ、ゆるキャラ、そしてスポーツ。皆様がこよなく愛するJリーグの各クラブも、全国各地でマンホールになっていることを、皆様はご存知でしょうか?

そんなわけで、今日はサッカー観戦の道中に楽しめるマンホールをご紹介します。坂本九さんには怒られるかもしれませんが、上なんか向いてないで、足元を見ながら歩くのも案外悪くないですよ。

サッカー王国にサッカーマンホールあり

※埼玉県さいたま市※
2001年に大宮・浦和・与野の3市が大合併して爆誕したさいたま市。大宮アルディージャと浦和レッズという2つのJリーグクラブを擁する僕の地元には、サッカーボールがモチーフとなったマンホールがあります。

市内全域に点在するこちらのサッカーボールマンホール。色はアルディージャカラーのオレンジと

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なぜかブルーの2色。

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レッズカラーの赤いマンホールはさいたま市内には一つもありません。埼玉スタジアム2002のある緑区にもオレンジのマンホールがあるのですが、浦和で暮らすレッズサポーターの方々はどう思っているのでしょうか。

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数はだいぶ少なくなってきましたが、まだ一部で旧市域時代のマンホールも現役で活躍しています。ちなみに記事の冒頭に貼ってあるマンホールは、旧大宮市の市章があしらわれています。気づいた方は、かなりの大宮通ですね。NACK5スタジアム大宮や埼玉スタジアム2002、浦和駒場スタジアムに来られる際は、是非チェックしてみては?

※静岡県静岡市※

埼玉と並んでサッカー王国と名高いのが静岡県。中でも清水エスパルスのホームスタジアム、IAIスタジアム日本平のある静岡市清水区内に、サッカーに関するマンホールがあります。

王国清水の歴史を感じさせる年季の入ったマンホールから

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パルちゃんがあしらわれたかわいらしいものまで

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硬軟織り交ぜた様々なマンホールを堪能できるのが、静岡市の特徴です。

※広島県※

埼玉・静岡ときたら、広島にも触れないわけにはいかないでしょう。やはり古くからサッカーが盛んな地域には、しっかりサッカーに関するマンホールがあるんですね。マンホールは地域の写し鏡ということが、こんなところからも分かります。

エディオンスタジアムのある広島市

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サンフレッチェの練習場がある安芸高田市

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しっかりとサンフレッチェのマンホールが活躍しています。

広島市内にはこんな奴も。

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仁義なき戦いですね。さすが広島。

後発の地域にも続々

ここからは一気に紹介していきます!

ここからは、有料公開とさせていただきます。
旅とサッカーを紡ぐWEBマガジン・OWL magazineでは毎月700円(税込)で、個性あふれる執筆陣による記事を毎日読むことができます。
執筆陣には、OWL magzine代表の中村慎太郎、ノンフィクションライターの宇都宮徹壱さんの他、川崎フロンターレや鹿島アントラーズ、名古屋グランパス、北海道コンサドーレ札幌、V・ファーレン長崎、大宮アルディージャなどなど、全国各地のサポーターが勢ぞろいです。

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スポーツと旅を通じて人の繋がりが生まれ、人の繋がりによって、新たな旅が生まれていきます。旅を消費するのではなく旅によって価値を生み出していくことを目指したマガジンです。 毎月15〜20本の記事を更新しています。寄稿も随時受け付けています。

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