高木けんすけ

埼玉生まれ埼玉育ちの27歳|LGBTQ+アクティビスト🏳‍🌈|政党学生部→衆議院議員秘書|…

高木けんすけ

埼玉生まれ埼玉育ちの27歳|LGBTQ+アクティビスト🏳‍🌈|政党学生部→衆議院議員秘書|立教新座→立教大|著書『すたすたぐるぐる埼玉編|🌹💚🐙💚👦🧡|スポーツで社会を豊かに|多様性をチカラに|すべての人に居場所と出番を

最近の記事

『LFG-モノ言うチャンピオンたち-』を鑑賞したら共感の嵐だった

サッカーと映画を愛する皆さん、はじめまして! 今回は『LFG-モノ言うチャンピオンたち-』という映画を紹介させてください。 オリンピック優勝4回、ワールドカップ優勝4回。輝かしい実績を残してきたアメリカ女子サッカー代表チーム。しかし彼女らの待遇は男子選手と比較して極めて劣悪なものであった。 そんな中、2019年に行われたワールドカップに選ばれた28名の代表選手たちが、大会を前にした3月8日の国際女性デーに雇用主である米サッカー連盟へ賃金平等(イコール・ペイ)を求めた訴え

    • 「好き」が重なり合う空間~ジャニーズ大好き女子がサポーターになるまで~

      「けんちゃんって本当にサッカー好きだよね」 彼女が呆れたような顔と諦めたような口調で言う。 今でこそぼくと一緒にNACK5スタジアム大宮の手すりをつかみながらぴょんぴょんと飛び跳ねている彼女だが、付き合い始めた頃は全くサッカーに興味がなかった。 週末のデート先にスタジアムを提示し続けるぼく。せっかく週末に彼女の家に行ってもDAZNと2時間にらめっこし、ときたま奇声を上げるぼく。彼女の心がぼくから離れ始めていることをはっきりと感じ始めていた、付き合い始めて最初の春。 と

      • 君はあの美しき4-4-2をもう見たか~Jに帰還した名将三浦俊也について語りたい~

        2022年、1人の名将がJリーグの舞台へと帰ってきた。 その名は三浦俊也。 ベガルタ仙台、水戸ホーリーホック、大宮アルディージャ、コンサドーレ札幌、ヴィッセル神戸、ヴァンフォーレ甲府で監督を歴任。そのうち大宮と札幌では見事J1昇格を成し遂げた。Jリーグ史上初めて複数のクラブをJ1昇格へと導いた名将であり、大宮札幌両クラブのサポーターを中心にその戦術眼やマネジメント能力は非常に高く評価されている。 ぼく自身、西葛西出版のホームページでいつの日か公開されるであろう、OWL

        • WEB3.0がサッカー界を変える?~NFTの無限の可能性~

          川崎フロンターレのスポンサーでもある「PwCコンサルティング合同会社」が毎年発表している「sports outlook」を皆さんはご存じだろうか? スポーツ産業の成長の見通しについて考察したリポートで、毎年楽しみにしているのだが、先日2022年版が発表された。本年版はまだ和訳されたものがリリースされていないので、英語のリンクを貼っておく。英語に自信のある方や英語の勉強をしたいという方は是非ご覧になってほしい。 最近よく聞くNFT「sports outlook」を見ると、冒

        『LFG-モノ言うチャンピオンたち-』を鑑賞したら共感の嵐だった

          どうなっちゃうのウクライナ第二弾~今後の情勢について徹底分析!

          前回の記事では国際的なトレンドや中国の動き、アメリカ・ドイツなどの国内事情をご紹介したうえで「ロシアがウクライナに侵攻する蓋然性は高まったよね」というお話をさせていただきましたが、ロシアはやはりやってくれましたね... 下記のリンクより前回記事をお読みいただけますので、まだ読んでいないという方は是非こちらを先にお読みください。 手前味噌ですが、本当にこのときに書いた通りの流れになってきていますね。今回も有料部分で今後の見通しについて大胆予測をしていますが、ぼくの記事を読め

          どうなっちゃうのウクライナ第二弾~今後の情勢について徹底分析!

          どうなっちゃうのウクライナ~海の向こうの友人に思いを馳せて~

          突然ですが皆さんに質問です。 サポーターをやっていて良かったことはなんですか? ぼくはサッカー観戦という趣味を得たことによって世界が大きく広がりました。47都道府県全てに足を運んだことも、全国各地にかけがえのない友人ができたことも、みんなサッカーが紡いでくれたかけがえのない縁です。OWL magazineの同僚ライターのみなさまも、こうしてぼくの文章を読んでいただいているみなさまも、サッカーがなければ一生交わることはなかったかもしれませんね。 そしてこの縁は日本国内だけ

          どうなっちゃうのウクライナ~海の向こうの友人に思いを馳せて~

          アルディの選挙をコンサルティングしてみた~マスコットは参議院議員?~

          今年もJリーグマスコット総選挙が盛り上がっていますね。 1月28日に中間結果が発表されました。 我らがアルディは、、、、、、 27位...... 「民主主義は死んだ!」と泉澤仁の主戦場におられる方々の常套句でも使いたくもなるような惨状ですが、これはあくまで中間順位。実際の選挙でも事前に伝えられていた情勢がラスト数日でひっくり返るケースはいくらでもあります。埼玉県の知事は投票日直前まで政治素人の野球解説者になると言われていました。 マスコット総選挙の投票期間は2月4日

          アルディの選挙をコンサルティングしてみた~マスコットは参議院議員?~

          いまこそ、ジェンダーについて考えよう~自分らしく生きたい男の子の話~

          ぼくは性自認は男性。これまでの25年を男の子として生きてきたし、これからも男性として人生を送っていくだろう。しかし「男”らしく”」という価値観や「男”なのに”」という言説にはひどく生きづらさを覚えてきた。 政界は数多ある業界の中でも超がつくほどの男社会。国会も地方議会も男女の比率が非常に偏っており、議員の側にも支援者の側にも古い家族観や時代遅れのジェンダー意識がはびこっている。ぼくは大学入学からかれこれ8年くらいこの業界の中に身を置いているが、本当に息苦しさを感じる場面が数

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          サッカーは社会の写し鏡~今こそチルドレンファーストのコロナ対策を~

          あけましておめでとうございます! 元日から埼玉県代表のHONDA陸上競技部がニューイヤー駅伝で優勝し、非常に機嫌の良い大宮けんです。 HONDAのエース、設楽悠太選手は寄居町出身で武蔵越生高校OB。武蔵越生高校は体育コースも有する県内屈指のスポーツ強豪校です。 陸上では設楽啓太・悠太兄弟、野球では近鉄バファローズを逆指名した中川隆治氏、そしてサッカーでは元日本代表で大宮アルディージャでも活躍した安藤正裕氏。さまざまな競技で人材を輩出している学校です。 僕が学生時代に打

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          サッカー旅をもっと面白くする方法~サポーターを議会に送るべし〜

          先週末に開催したフットサルイベントの筋肉痛が未だに抜けない25歳、大宮けんです。 早いものでもう12月。2021年も終わろうとしています。サッカー旅をライフワークとするわれわれにとっては昨年に続いてなかなか苦しい1年でしたが『すたすたぐるぐる埼玉編』を無事出版するなど、個人的にはなかなか満足度の高い年だったように思います。 https://books.rakuten.co.jp/rb/16943946/?l-id=search-c-item-text-01 首長の視点僕

          サッカー旅をもっと面白くする方法~サポーターを議会に送るべし〜

          「ダサい」じゃなくて「多彩」たま~今そこにある埼玉を愛せ~

          OWL magazineの読者の皆様、こんにちは! いよいよ2日後に迫ったJ2最終節の結末が気になりすぎて、朝も起きられない大宮けんです。 そんな運命の最終節の対戦相手はザスパクサツ群馬。ゲームパティシエ清水慶記、畑尾大翔、藤井悠太、吉永昇偉、岩上祐三、大前元紀と元大宮の選手が多く在籍するチームです。ザスパもまだJ2残留を決められておらず、最終節の結果いかんではJ3降格の可能性があります。隣県で文化的にも深い結びつきがあるので、僕も好きなチームの一つ。こうしたタイミングで

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          外交とサッカーの類似性~知彼知己者百戦不殆~

          J2の残留争いが佳境を迎えている。 我が大宮アルディージャも不本意ながらその渦中にいるクラブの一つだ。11月16日現在で残り3試合、降格圏内の19位ギラヴァンツ北九州とは勝ち点差わずかに3。全く予断を許さない状況である。 今季はクラブOBでもある岩瀬健氏を監督に招聘。加藤望監督のもとで絶望の淵に沈んでいた柏レイソルを見事に復活させた実績を持ち、名将の誉れ高い大分トリニータの片野坂知宏監督の右腕としても活躍してきた岩瀬監督。戦術に詳しいサポーター仲間からも期待を寄せる声が多

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          埼玉においでよ~コロナ禍で再発見できた地元の魅力~

          OWL magazineの読者の皆様、こんにちは! 先週から飲食店への営業時間短縮要請も解除されました。地元大宮の南銀座、すずらん通り、一番街などを歩いていても、いよいよ街が動き出したように感じます。 いづみや潰れなくて良かった~ OWL magazineは"旅とサッカーを紡ぐWEB雑誌”。僕は今年の5月からOWL magazineに執筆させていただいておりますが、その間ずっとサッカー旅は封じられていました。アウェイサポーターのための座席が設けられない試合が続き、サッカ

          埼玉においでよ~コロナ禍で再発見できた地元の魅力~

          選挙は推し活~サッカー旅のおともにポスターを~

          先日、衆議院が解散した。19日公示、31日投開票の日程で衆議院選挙が行われるが、事実上選挙戦は既にスタートしていると言っていい。各党とも完全に選挙モード全開である。 僕が本日筆を執っているのは、OWL magazine内で今月分の掲載日程を決める編集会議を行った段階では明日が投開票日となる公算が強かったためである。「17日投開票だろうから、読者の方々の選挙への関心が最も高いであろう16日に選挙に関する記事を出させてほしい」と強く要請し本日の掲載にこぎつけた。しかし蓋を開けて

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          落語で感じる地域色~遠征の際は是非寄席に~

          早いものでもう10月。コロナ禍での自粛生活が始まってもう1年半が経つ。ワクチン接種の広がりなどによって、医療提供体制等の状況はだいぶ改善しつつあるが、冬には必ず第6波がやってくる。再びの感染拡大が懸念されており、まだまだコロナ前の日常を取り戻すまでには時間がかかることだろう。 コロナ禍においては様々なイベントが制限を受けている。われわれの愛するサッカーも入場可能人数に制限が設けられ、声を出しての応援はすることができない。ああ、そろそろチャントが歌いたい。 (酒類提供が解禁

          落語で感じる地域色~遠征の際は是非寄席に~

          自民党員じゃないけど、総裁選について考えた

          自民党総裁選がいよいよ告示となった。河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏の4人が立候補している。 僕は自民党員ではないし、特定の候補を積極的に応援しているわけでもない。とはいえ事実上我が国の総理大臣を決める選挙。当然のことながら一国民として関心はある。今回は地方政治に携わろうとする若者の視点から、それぞれの候補者の発信している政策を見比べていきたい。総裁選について考察したうえで日本政治の今後についても展望してみた。お読みいただいている中で投票資格をお持ちの方がどれ

          自民党員じゃないけど、総裁選について考えた