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君は選ばれるか

学生時代には、会社員になるイメージが全く無かったんだけど、結局私は会社員だったな。これからも会社員だと思う。

会社員には出世の話は付きもので、じゃあ出世するにはどうしたらいい?、という話も様々耳にした。ただ、結局、これという攻略法が明確に世間で語られることはない。転職すれば、フリーランスになれば、○○すれば年収イッセンマンみたいな情報商材は巷に溢れている。でも、こうすれば課長になれる部長になれる、みたいな記事は皆無だ。むしろ、個人スキルを上げて評価を上げようという話に収束する。個人スキルが上がれば評価は上がるのかというと、それを言い切れる人がいるのだろうか。あなたが高明な○○資格を取得したら会社は明日から給料を上げて待遇を変えるのだろうか。それはとても信じがたい。

出世するためには、選ばれる必要がある。誰に?。顧客かもしれないし、上司かもしれない。経営者かもしれない。選ぶ主体は色々だが、とにかく自分自身が選ばれないことには始まらない。課長のポストが空いた。誰が務める?という議題が会社で挙がった時に、何かしらの選定が実施され、そして選ばれる人と選ばれない人に分離されていく。出世とは、選ばれることであると言い換えることができる。

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