オレンジだりあ

通訳・翻訳者。オンラインで気づきのエッセイや、北スコットランドのスピリチュアル・コミュ…

オレンジだりあ

通訳・翻訳者。オンラインで気づきのエッセイや、北スコットランドのスピリチュアル・コミュニティとして有名なフィンドホーンで歌われている歌などをシェアしていきます。 著書「ピタゴラス数秘占術」訳書「自由への道」「エナジー・メディシン」

最近の記事

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「新しいはじまり」 by ジョン・オドナヒュー

ケルト魂を受け継ぐアイルランドの詩人ジョン・オドナヒューの詩「新しいはじまり」に魅了されて、和訳してみました。新しいはじまりへと向かう時、私たちの背中をやさしく後おししてくれる…そんな詩です。

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      ✨💖✨ゴスペルソング/ I woke up this morning with the sun in my heart

      今朝目覚めた時から、心に太陽が輝いている~♫ という歌詞で、気分を思い切り明るくしてくれます。米ブルース界の巨人といわれるソングライター、ギタリスト、音楽プロデューサーBBキング作のゴスペルソング。日本ではまだあまり知られていないようなので、ぜひ聴いてみてください✨💖✨~

      • 💚新しいはじまりにむけて

        雨あがりの朝、日差しを浴びた新緑が鮮やかに輝いているゴールデンウィークの中日…。そんなタイミングに、今年に入ってから私の日常にはなんと様々なゆらぎの体験があったことかと、ふと思い返す…。それらは、まるで今まで当たり前だった現実に自分がもう当てはまらなくなったことを知らせるサインのように思えなくもない。そして今、世界中が揺らがされ、大きくシフトする中、自分自身も徐々に新しい境地へと移行しているのを実感する。 もう後には戻れない、行き先はまだはっきりしない、そんな変容のプロセス

        • 光の担い手

          世界中が立ち止まされたパンデミックに続き、世界で新たに勃発している戦争や諸問題によって、まるでパンドラの箱が開かれたかのように、ここのところ、私は人類史の闇の側面にも目覚めさせられている。今まで何と無知で単純思考だったことかと思ったりもする。そして、人間の本能的残虐さや貪欲さ、恐怖などの闇をどう受け止めてよいのか、困惑せずにはいられない。 この膨大な宇宙空間で、生命を宿し存続させるなんともユニークなこの地球…。そこでは脈々と生命の計り知れない変化と進化のドラマが続けられ、人

        「新しいはじまり」 by ジョン・オドナヒュー

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          ネイティブアメリカンの世界への旅(4)

          私のまわりにいる知人や友人たちはインディアンの太鼓や歌を聞くと何か言い知れない懐かしさを感じ、心が落ち着くという。私もそんなひとりだ。もし過去生というものがあるなら、その昔インディアンだった時があるのかもしれない。それとも、魂あるいはDNAに刻み込まれた人類が大地や自然とより親密に生きていた頃の感性が呼び覚まされたのかもしれない。 それはともあれ、私はセージに火をつけた煙で自分をスマッジ(浄化)し、インディアンのドラムをたたき、歌を歌いながら祈るネイティブの儀式に出会った。

          ネイティブアメリカンの世界への旅(4)

          ネイティブアメリカンの世界への旅(3)

          インディアンの魂<善なる赤い道> 言うまでもなくネイティブインディアンは過去何千年もの間、北米大陸(亀の大陸)で生活をしてきた人々だ。彼らは自分たちを母なる大地を守護する役目をもつ「Earth People/ 大地の人々」と呼んでいる。 彼らは、部族間の言語や習慣の違いこそあれ、大地と共に生きる者として スピリチュアルな現実と日常を分離することなく、自然を敬い全体との調和の中で生活を営んできた。そして、実直さ、寛大さ(所有することより与えることを美徳とする価値観)や誇り高き

          ネイティブアメリカンの世界への旅(3)

          ネイティブアメリカンの世界への旅(2)

          <歴史的背景と現状(*)> インディアンの言葉に「宗教」という言葉は存在しない。彼らにとって創造主である偉大なる精霊グレートスピリットを信仰し、その創造物すべてとつながりをもつことはWAY OF LIFE、つまり「生き方」そのものだという。 彼らは、空をおじいさん、大地をおばあさんと呼び、動物たちを四つ足の「人々」そして木々や植物をブラザー、シスターと呼ぶ。また儀式の中では「オールマイリレーションズ(ラコタ語でミタクエオヤシン)」という「我々はみな親戚ですべては繋がっている

          ネイティブアメリカンの世界への旅(2)

          ネイティブアメリカンの世界への旅(1)

          5年以上もアメリカに留学し、その後も幾度となく渡米しているにもかかわらず、私はいつも白人中心の現代社会や文化にしか目を向けてこなかった。 今回は、大陸の大自然の中へ、ネイティブアメリカンの儀式のスペースの中に集中的に浸透し、まったく違った角度からアメリカを観た。 そして、通りを歩く白人の人たちにさえ、何か言い知れない憤りを感じた。 視点を変えると同じ現実がこうも違って見えるものなのか、不思議に思うのだった。 1993年は、国連で指定された国際先住民の年だった。その夏、私は偶

          ネイティブアメリカンの世界への旅(1)

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          Softening

          心を明るい光で満たしたいときに、ぜひ聞いてください♫~

          日本人の女性の名前にはなぜ子がつくのか?

          今朝、その歴史的由来を思いかえすと、何か連綿たる歴史や文化の延長上にこうして私も他の多くの日本人女性たちも命名されていることに改めて大きな時代との深いつながりを感じ、開眼の思いになっている。                  ☆☆☆☆☆ T先生へ なぜ日本人女性の名前は「子」で終わる人が多いのですか?というあなたの質問は、多くの日本人が問うことを多分夢にも思わない興味深い質問でした...それはあって当たり前のものとして、私たちの文化に深く根付いているからです。日本人に「な

          日本人の女性の名前にはなぜ子がつくのか?

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          Kyrie Leison

          2023年クリスマスの季節に平和への願いをこめて

          聖母マータアムリタナンダマイとの出会い  〜インドの神聖な霊性にふれる〜

          30年程前、フリーランス通訳の仕事が軌道に乗りはじめた頃のことだった。私は私生活の中で自分ではどうしても抜け出せないつらい思いをしていた。そんなある日、私の恩師で友人でもあるサンフランシスコのペニーに紹介されたというある女性から手紙が届いた。 それはバークレー大学理工学部を卒業した後、南インドの聖母マータ・アムリタナンダマイ(以後アマチまたはアンマと呼ぶ)のもとで霊性修行をしているという30代はじめのアメリカ人クスマだった。 手紙によれば、彼女の師アマチは、第五回ワールド

          聖母マータアムリタナンダマイとの出会い  〜インドの神聖な霊性にふれる〜

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          Sing Gently

          エリック・ウィトカー作曲の歌をアレンジした動画です。世界平和への祈りを込めて。

          夢と現実がつながる時/         青い鳥からのメッセージ  

          真冬のある日のこと、出先で偶然に合った友人からあるワークショップに誘われ、一枚のチラシを貰った。 友人はハワイ在住のワークショップの講師がお気に入りとみえて、講師についてはあれこれ話して聞かせてくれたのだが、肝心のワークショップの中身についてはすっかりスルーしていた。どちらにしろ、真冬の外出は億劫だし、当日気が向いたらいこうと、こちらもいい加減にとらえていた。とはいえ、ふと気がつけばそのワークショップはすでに翌日に迫っていた。 その晩、私はいつもより早めに温かいベッドにも

          夢と現実がつながる時/         青い鳥からのメッセージ  

          ✨Loved and Loving/愛され、愛する

          10月に入って、ウクライナばかりか、中東でも歴史的に複雑極まる、慢性化した状況がさらに悲惨さを増し表面化している今、世界中に波紋が起き、多くの人がそうであるように個人的にも胸が痛み動揺せざるを得ない…。こんな時に何を指針に、どうのように自分を保ち、世界全体に少しでも貢献できるのか、と自問する。そんな中、以前書き留めておいたスコットランドのスピリチュアル共同体フィンドホーンの創設者のおひとりドロシーさんの文章にそのヒントを得た。 それは、人類が地上で生みだす闇に飲み込まれれる

          ✨Loved and Loving/愛され、愛する

          ペルーの旅とアヨワスカ

          <クイチとの出会い> それは90年代後半ことだった。某雑誌社が日本初のニューエイジ・フェスティバルを開催し、その基調講演にペルーの若手シャーマン、クイチが招かれた。そして何の巡り合わせか、私にその通訳のお鉢が回ってきた。 南米と言えばブラジルのアマゾン熱帯雨林やリオのカーニバル程度しか知識のない私にとって、それは初めて南米を身近に感じ、さらに昔栄えた古代インカ帝国にまで遡る大陸のスピリチュアリティーに触れる機会でもあった。クイチは、ペルーの虹の同胞団と呼ばれるシャーマン達の

          ペルーの旅とアヨワスカ