オポ@創作

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いまさら自己紹介!

えー、こんにちは。恐らくちゃんと自己紹介を しておりませんでした ( 'ᵕ' ; ) 改めまして、オポと申します🙇‍♂️年齢は21歳(投稿時点)で、性別は心身ともに男性です。 好きな食べ物は……たくさんありますが、肉類全般大好きです! 好きなことは……写真を撮ること、歌うこと、書道、そして創作と、アニメ鑑賞です! ここ(note)では基本的に小説(?)を投稿していけたらなぁと思っています。 ……まぁ、既に投稿されていますが😅 ここまで読んで頂きありがとうございます😭

    • お久しぶりです……社会人になってから、アイデアは学生時代より浮かぶものの、カタチにする力が無くなってしまいまして。 時間見つけて、頑張ってしたためたいと思っております。

      • 【超短編小説】旅人の行方

         長い旅路だった。最果てまで行くとこうなるのかと、今実感した。全てをやりきって、やっと一息つける場所を見つけた。幾千も流れゆく月と太陽を見送って、その間に何事も後悔なくやり遂げてやろうと意気込んでいた時期もあった。ただ今ならわかるのだ。そんなことはできなかった、つまりできないのだ。それは私という旅人だけではなく、共にこの旅路を歩んできた他の旅人たちもそうだった。みな口々に「後悔はつきものだ」と言っていた。  だから私も、数えきれないほどの後悔を色々な場所に置いてきてしまった

        • あー入社式で疲れたって。やっていけるんかなぁ

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        いまさら自己紹介!

        • お久しぶりです……社会人になってから、アイデアは学生時代より浮かぶものの、カタチにする力が無くなってしまいまして。 時間見つけて、頑張ってしたためたいと思っております。

        • 【超短編小説】旅人の行方

        • あー入社式で疲れたって。やっていけるんかなぁ

          明日入社式だ……同じような人、7割くらいで頑張りましょ。全力だと倒れるんでね。

          明日入社式だ……同じような人、7割くらいで頑張りましょ。全力だと倒れるんでね。

          藤井風『満ちてゆく』を聴いて。

          書き始める前に、note上でこの曲に関する記事がたくさんあって、やはり影響力というか、彼の紡ぐ芸術世界は様々な、多くの方々の心の中にまで入り込んでいるのだなと。 僕は大そうな解説や学術的な紐解きはできませんから、単に聴いた感想、勝手な思想になります。 藤井さんは「愛は既にたくさん持っているもので、与えるほど満ちてゆくもの」と語っておりました。でも歌詞には「今なら本当の意味が分かるのかな」と入れていて、愛の意味を考えること自体ナンセンスという強いメッセージを感じました。

          藤井風『満ちてゆく』を聴いて。

          【超短編小説】桜回線

           酔いしれる、桜の匂いに、ふと巡る。またこの時季が訪れた。煌めく提灯春色の、夜空にひらりと落ちていく、薄桃色が手のひらに。  ふと見上げ、欠けた三日月から満ちた、遠くより鳴く月明り。花びらと、ぼんやりとした赤橙の、僅かな隙間より差して、再び落ちる花弁を透かす。  広がったブルーシートの不調和が、そこら中に点在する。群雄割拠の合戦を、勝ち抜いてきた者がプカプカと、その海上で飲んだくれ。充満していた鬱憤が、火照る体から蒸発する。  僕もまた、そのうちの一人。片手に持った缶ビ

          【超短編小説】桜回線

          【超短編小説】三日月ファストパス

           本を読む君の、その閉じかけた瞳にかかる黒い煌めきを遠くから眺める午後4時40分。吹奏楽部の演奏だけが反響して聞こえてくる校内。その端に追いやられた静かな図書室で一人小説を読む僕がいる。  9月の残暑で君も僕もまだ半袖で、本をめくると同時に長い黒髪をかき上げる君の動作が小説に集中させてくれない。僕が読んでいるのは、ありきたりな恋愛小説。最近映画化したとかなんとかで人気が出ているものらしい。  だから尚更意識してしまう。文字を追うふりして覗く君の俯き加減な黒い瞳。三日月のよ

          【超短編小説】三日月ファストパス

          三日月ファストパス……全然思い付かない……😭

          三日月ファストパス……全然思い付かない……😭

          【超短編小説】多分、アダルトチルドレン。

           私は、成人式が嫌いだ。私は、卒業式が嫌いだ。  私は、素直に親に感謝することができない。だから、上に挙げたような行事が嫌いだ。嫌いな理由はいくつかあるが、ひとつは全員が親に素直に感謝をすることが当たり前で、それができなければあり得ないという顔を向けられるからだ。誰でも親なのだから感謝くらいはできるだろう。そう決めつけられるのが嫌だからだ。  もうひとつは端的に、親が苦手だからだ。今まで親としての愛情を受け取った覚えはないし、はっきり言って、嫌な思い出しかない。なのに感謝

          【超短編小説】多分、アダルトチルドレン。

          【超短編小説】鏡の中のプリンセス

           僕の家には鏡がある。そしてその鏡の中にはプリンセスがいる。プリンセスと言っても、それは自分にとってのプリンセスで、きっとみんなが思っているプリンセスとはかけ離れている。だってこのプリンセスは映画で見るようなドレスは着ていない。普通の女性という感じの服装だからだ。  プリンセスは決まって、僕が鏡の前までやってくると現れる。いつもご機嫌な顔で僕を見てくる。その度に思う。僕とは全然違う。プリンセスは髪が長くてツヤツヤしている。それから色も白くて、目鼻立ちもくっきりで、唇は艶やか

          【超短編小説】鏡の中のプリンセス

          【超短編小説】春風と去る

           私は今春大学を卒業する。私は1年生のころから付き合っているひとつ上の彼と、2人にしては少し手狭なアパートの一室を借りて同棲していて、彼の愛煙する煙草の匂いが染み付いている。駅から少し離れているこの物件は、普通の人からすれば不便の一言で済まされるだろう。でも私にとっては、同棲する前は彼と一緒に居られる時間が増えたみたいに感じて、雨の日は特に特別だった。  小学生みたいに心の中ではスキップして、彼の横顔を見上げて、ちょっと広い肩から伸びる腕に時折触れるドキドキを抑えながら歩い

          【超短編小説】春風と去る

          【超短編小説】お返し断捨離

           またこの日が訪れた。月日を巡るのが、年を経るごとに早まっていく。等しい時間を生きているはずなのに、自分だけが他人の何倍もの速さで人生をすり減らしているようだ。  いつか貰ったバレンタインの幸せを、僕は忘れることができない。未だ眩しさを保って、瞼の裏に投影される温もりのある日々が凍てつき荒んだ虚空の心を浸潤する。  それはどれだけ遠く離れていこうが、記憶が薄れようが、身体が動かなくなろうが、ずっとついて離れない。だからこそ、10年前の今日の後悔も忘れられない。  一日く

          【超短編小説】お返し断捨離

          いま、卒業式を迎えて。

           私事ではありますが、無事に大学を卒業しました。2020年入学の僕らは未知の脅威との戦いに学生生活のおおよそ半分を費やした、稀有な経験をした世代だと思います。その間、世の中の技術革新はハイスピードでしたが、 世間で言われていた「人生の夏休み」。人脈づくりの場。遊べる唯一の時。様々な経験を積めるいい機会。サークル・部活に勤しみ思い出をつくる。 これらの半分は、オンラインという形で失ってしまった。顔合わせはパソコンやスマートフォン越しに。講義室で「はじめまして」を、マスク越し

          いま、卒業式を迎えて。

          【超短編小説】綺麗なものが好きだから

           私は綺麗なものが好きだ。道端に落ちている石だなんて見向きもしたくない。昔からそうだ。人の顔を見比べて、「あの子は綺麗」、「あの子は石」って。そんな私自身、容姿には一定の自信があった。少なくともその辺の人よりはモテてきているし、恋愛経験に困ったことはない。  そんな中、人生8人目の彼氏ができた。さすがにいい歳だし、そろそろ結婚なんてしてみてもいいかなと思い始めた時だった。彼氏は恋愛経験が乏しく、基本的に私が所望するエスコートなどのイロハは全くなかった。だから正直言って物足り

          【超短編小説】綺麗なものが好きだから

          【超短編小説】糸遊の季節

           今日、私はこの学び舎を去る。式の途中で私たちの中から鼻をすするような音が聞こえたり、教員の中にもハンカチを顔から離さない方が数名いた。  式が終わって、一旦1階にある私たちの教室に戻ると、クラスメイトは記念写真を撮ったり、実はカツラを被っていて、地毛は染めていたというカミングアウトをする人もいた。目立ちたがり屋だったなという人は、相も変わらずで、卒業アルバムの最後のページに寄せ書きしてほしいとクラス中を回っていた。  かく言う私は、どちらかと言われれば目立たない側の人間

          【超短編小説】糸遊の季節