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最近使うプラグイン2024年④

◆Mix&Masteringエフェクト編

皆さんおはこんばんにちはございます。

おぱみなです。


前回に引き続き今回はMix&Masteringエフェクト編という事で紹介していきたいのですが、ここでは全部紹介しきれないと思うので一先ずよく使う物を選別して紹介します。

この後に空間系エフェクト編としてReverbやDelay中心にまとめて紹介する予定なので、今回はEQやComp等の紹介がメインになると思います。

僕が普段しているMasteringChainについてはまた気が向いた時に公開しようかな?
組み合わせる順番くらいで今回紹介するものを主に使ってると思って頂ければ良いかと思います。

必ずしもこれを使えば良いと強調するわけでは無いので、参考程度で受け止めてください。

※それぞれセール情報等はご自身で調べて各種販売サイトにてお求め下さい。



・Fabfilter ProQ3

使用頻度が1番多いEQです。世間的にもデシタルEQの中ではトップクラスですね!
操作性や見やすさ、ダイナミックEQ処理やM/S処理、マスキング帯域やピークの確認もしやすいのでこれ1つあれば安心ですね。ただ原価高いのとセールしても25~30%offくらいと渋いセールしかやらないので手が出しづらいのがネック…
でもExternalの信号でDynamicEQが動作したりマスキング対策としてはDTM初心者でも直感的に扱えるのでおすすめです。

EQに関してはこれ以外にもアナログモデリングで色付け用だったり用途に応じて使い分けているので、EQでまとめたり個別でピックアップしたものを紹介する回も作ろうと思いますので気長にお待ちください。

・Fabfilter ProC2

こちらもFabfilterですがExternalにしてトリガーサイドチェインでダッキングさせる時はProC2をよく使っています。
NIのSuperChargerも無料ですがサイドチェインでは結構使えます。
ProC2もサイドチェインだけではなくても全然使えるので使用頻度は高いです。
ただ、ちょっと難しいかも。
生音系よりはエレクトロサウンド向き。

Compに関してもモデリングや種類で色付けしたりナチュラルな処理をしたい等で色んなやつを使うので、また別途でFET、Opto、TUBE、VCAの枠組みで硬め柔らかめでどんなやつを使ってるかまとめてみようと思います。


・Fabfilter Pro-MB

マルチバンドコンプならこれ。
普通にEQとかで持ち上げたりするよりこれ使った方が良いってなる。
それぞれ音色のBusで調整する事が多いけど本当に優秀。
結構ざっくり調整したい時にめっちゃ便利。

Fabfilterは少し重くてレイテンシーの問題も結構あるから何個も挿して使えないけど、個人的にはOzoneとかで調整するよりはこちらを使います。

・Fabfilter Pro-L2

もうFabfilterばっかりになってるけど、マジで優秀なんだから仕方ない。
基本的にはマスターに挿してます。

他にはBrainworxのlimiter True Peakmasterdeskがセールも多くて安価で手に入るのでおすすめです。
無料が良い!って方はKiloheartsの無料の中にあるLimiterが普通に使えるのでおすすめです。

※ここまでの4つでマスタリングバンドルとして売られてるので自分はそれを買った。

・MAutoAlign

優秀なMeldaProductionのプラグインの中でも神プラグイン。
Mixの際に位相の問題で音が細くなったりしぼんでしまう原因の解消にかなり役立ちます。
ドラムキットや、複数レイヤーしたりする音作りでも対象のトラックに挿してグループ指定して、Analyseで解析するだけでだいぶ変わります。

・Transient Shaper

音作り色付けエフェクト編 でもNIのTransient Masterを紹介しましたが、Mixでのトランジェント処理だとこっちの使用頻度は多いです。
後はSonnoxのOxford TransModとかで音の定位や距離感付けたりしています。
トランジェント処理で音の空間作りや配置を決めて、ぐちゃっとして飽和したMixにならない様に常に試行錯誤しています。
まだまだ上手くできていないですが…

・bx console Focusrite SC

アナログ質感付けでコンソール系だとこれが1番しっくりきました。
THDのノブ回すと足せてる感じ。
EDM系でも全然使えて音の質感が良くなります。
高いのでセールとバウチャー使って格安で入手しましょう!
最近はbx console SSL 9000Jも購入したのでそちらも今後試していく予定。

・soothe2

レゾナンスの調整ではめちゃくちゃ良いのでミックスの最後の方のチェインに組み込んでます。
やり過ぎ注意⚠️
程よくかけて整えるくらいがちょうど良いです。
こちらもセールはしても渋いですが、値段なだけのアプローチはしてくれます。

・Oxford Inflator

Sonnoxのサチュレーターっぽいやつ。
音圧マシマシさせたい時にさりげなく挿してます。
BANDSPLITを入れてインアウトで調整しつつかかり具合の加減をEFFECTとCURVEで微調整しています。
これもMixの最後の工程でかけてます。

※使わない時もある。セール多め。

・ShadowHills MasteringCompressor

マスコンに関しては今はほぼこれ使っています。
EDM系だとLoud系のプリセットから少しいじって使ってます。
最近はセールでAMEKのマスコンもゲットしたのでそれも試してみようと考え中。
後はMuとか良さそうなのでまたセールの時に買おうかな…‪‪💸


とりあえずここまで…

今回紹介したものは使用頻度が高めなだけで、もちろんそれ以外のプラグインもめちゃくちゃ色々使う事多いです。

最近はOzoneを殆ど使わなくなってきました。
※Clarityとかは使います。

今回はMaximizerとかDiesser等は紹介しきれなかったし、UADとかアナログ質感出し系のEQやComp、その他Glue Comp系やKickstartとかサイドチェインに使うダイナミクス系、ディエッサーやマキシマイザー系がその時によって違うのでまとめきれない。

EQやCompも用途や種類も多いのでまた別の機会に紹介しようと思います。

皆さんの中にはMixもMasteringもあれが良いから使おうとして余計な色付けで派手に感じさせてるようで音が飽和して台無しになっているなんて事あるんじゃないでしょうか?(当初の自分はそうだった)

個人的にMixが良くなかったらMasteringしてもあまり意味が無いと思っているので、シンプルに処理する事を心がけています。

たまに見かけたりする何重にも色んなプラグインをかけている人の解説だとか、EQでも良いEQを使っていても極端な谷間のマスキング処理だとか、不自然すぎるかけ方はやめた方が良いと思ってしまいます。

Limiterもただかけるだけだとダイナミクスが潰れちゃって所謂海苔波形になっちゃうとかあると思いますが、release短めにしてattackで割れない様に調整していけば良い感じになります。

とまぁ所詮雑魚な底辺ボカロPが偉そうに解説しても説得力無いのでこのくらいにしておきます。。


ここまで見て頂きありがとうございました!

次回は、空間系エフェクト編 の紹介をしていきますのでお楽しみに!!

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