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アクセサリー作家時代の活動

こんにちは!
今日はヒンヤリしませんか?足がキンキンです。
せっかく片付けた中綿ジャケットをまた引っ張り出して、朝の愛犬との散歩に出かけました。
また自律神経が狂いそうなので、お腹と足にカイロを貼ってこの日記を書いています。
みなさまも冷えにご注意ください!最近血流の本を何冊か読みましたが、冷えって本当によくないんですね。そういや死ぬ時も冷たくなるしな、と本を読んで感心しました。
気圧も上下が激しそうで相変わらず歯茎も肩も痛い今日この頃です。

今日は前にしていた仕事について。
今から約10年ほど前に友達のために作ったブローチがきっかけでアクセサリーのブランド?作家?として約3年ほど活動していました。

私は昔から友達に絵を描いたり、人形や小物を作ってはプレゼントするのが好きでした。小学校の頃からそんな子でした。

46歳の今も相変わらずで、いろんな友達の毎月のイラストを勝手に描いて送ってます。笑
友達のLINEやinstagramのアイコンが変わるたびに、毎月の達成感があります。笑

ちなみに4月は入学で学生のイメージだったので、スケバン刑事の斉藤由貴を各友達風で描きました。
本人たちも毎月楽しみにしてくれていますが、その周りの友達からも注目されているようでプレッシャーとどう楽しませるかでこっちも楽しんでます。今回も昭和の友達たちには大好評でした。笑

ちなみに先月はホワイトデーにちなんでティファニーからオードリーヘップバーンを描きました

そんな私は友達が欲しがっていた海外のお高いブローチを見て、似たものが作れそうだと思い、何とか作ってプレゼントしようと思いました。
ビーズで刺繍したブローチだったので、大阪にある手芸の問屋街へ通ってイメージに合うガラスビーズやアンティークのビーズを買い漁りました。
思い立ったらすぐ動けるのはHSS型HSP気質のいいところだと思います。
集中力もすごいので、あっという間に形になりました。

友達にプレゼントしたところものすごい喜んでくれて、他の友達からも依頼が来ました。
自分も気に入っていたので、洋服やバッグにつけて出掛けていました。
作家さんが作るものが好きだったので、クリエイターズ雑貨のお店やギャラリーなどにもよく行っていました。
あるお店でスタッフさんに、バッグにつけていた自分のブローチを褒めてもらって、そのお店のイベントに参加することになりました。

作るのは楽しかったんですが、ただ作るだけだと手元に溜まっていくばかりだったので、すごくいいタイミングでした。
自己アピールは大事だと改めて思う経験です。

イベントには作家さん系が好きなお客さんや、他でイベントをしている業者さんも来ていたようで、何人からか次のイベントのお声がかかりました。
販売もしていたので数点売れました。ものすごいうれしかったです。
残念だったことは販売していたブローチが盗難被害にあったことです。
大切に作った作品をあんなやさしい空間で盗むなんて、、、と悲しさと怒りが溢れました。
でも盗むほど良いと思ってくれたのはクリエイターとしては自身にも繋がりました。笑

そこからいろんなイベント会社の人や作家仲間が増えて、出店の声が掛かるようになりました。ありがたすぎました。

基本的に店頭に自分も立つことが多かったのでそこは苦手でした。
でもクリエイターや作家ものはファンになってもらってなんぼなので、おしゃべりはとても大切でした。
私の作品はイラストを見てもらっての通り、万人受けはしません。
なので勝手に売れることは少なく、接客や私のクセのある作風にドンピシャじゃないと難しかったです。

ただファンになってもらえると、毎月新作を楽しみにコレクションしてくださる方も増え、朝イチで売り切れることもありました。
本当にありがたい。

ショッピングモールやギャラリーからはじまり、高島屋、阪急、阪神、ハルカス、伊勢丹など、全国の百貨店のイベントがメインとなりました。
百貨店では出入り口付近のイベントスペースで販売していました。
CHANELやDior、Yves Saint Laurentなどの化粧品と並んで、私みたいなもんのクセのあるアクセサリーを販売させてもらえてたなんて、今考えるとありがたすぎる経験です。
変なやつやな〜、と思われてたと思いますが。笑

百貨店ではある程度の売り上げがないとイベントに呼んでもらえなくなるので、売れるものを作るのも大切でした。
販売手数料もお高いので、ある程度の価格設定は必要です。
安く見えない材料、ディスプレイ、台紙なども大切になってきます。

百貨店で初めて私の作品を見るお客さんは、私のことをただの作家やクリエイターではなく、ブランドとして見ているので、作品はもちろん販促物にも力を入れる必要が出てきました。

はじめはクリエイティブなものだったのが、ビジネスマインドに変わり、面白いものが作れなくなっていきました。
売れるものばかり作らないといけなくて、そんなに利益もないので人を雇って任せる訳にもいかず、新作も納得のいくものが出来ず、ファンも減り、、、という感じで終わっていきました。

その頃にいろんなことが重なり、パニック発作が出て不調が続き、いろんな検査しても何もなく、心療内科でパニック障害、胃腸科では過敏性腸症候群という診断となりました。

すごく楽しくありがたい経験をさせていただけた3年間でした。
なかなか出来ない経験だと思います。
ここ数年は作家のギャラリーやイベントも増え、ハンドメイドブームとなりましたが、私が始めた頃はブームの前だったので敵が少なく軌道に乗れたんだと思います。

当時一緒にイベントに出ていた、今も残っているアクセサリーブランドさんではかなり減りました。
今も続いている人はビジネスマインドが強い人が多いと思います。
うまく仕入れて自分の手間を省いて、お金をかけるところをしっかりかけて、数もこなしているように思います。

洋服や小物の作家さんはわりと続いていると思います。
手作りなので単価は高く新規のお客さんは難しいかもしれませんが、ファンがしっかりついています。

私の失敗したところはどっちつかずだったことかなと思います。ブランドかクリエイターか。
中途半端なことをしていたと反省しました。
クセが強いんだから売れているブランドさんに寄せないで、そんなクセを受け入れて気に入って下さっていたファンを大切にしないとダメだったな、と思います。
すぐに周りに合わせに行ったり、空気を読んじゃうけど、自分らしくないことは無理したらダメですね。

そんな3年間の作家時代でした。

今日も読んでいただきありがとうござました。
昨日は苦手な歯医者の日で、緊張しすぎてお腹がおかしかったです。
友達からは新月のデトックスやから正直で良い身体や!と褒めてもらえました。いい友達です!笑
みなさまも暖かくしてお過ごしください!

#創作大賞2024 #エッセイ部門




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