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これが読みたかった(見たかった)!その2

よい季節となりました。

写真は、いま現在の女ま館の外観です。北側の秋川渓谷からは、「ほーほーほー」とアオバズクの鳴き声、「るりりり、るりりりり」とカジカガエルの合唱がきこえてきます。

庭にはハルジョオン、シロツメクサが咲き始め、オオデマリ満開で、やぶからしがにょきにょきと、ドクダミさまも成長激しく、野菊がおいしそうな若菜で(今日、野菊ごはんにした)、みつば、山椒の実、ふき、などもわきわきで。カラスノエンドウはしっかり実をつけて……。野草食ファンにはわくわくの毎日です。

蚊もいないし、気温も湿度もほどほどで、太陽フレアが話題になってるけど、まだ、とくに日常生活的にはなにごともなく……よい夜でございます。

しばし、お休みしてしまいましたが、女ま館日誌的「これが読みたかった」シリーズ、いきます〜。


「ベルサイユのばら」、『りぼん』1970年代半ば〜1980年代前半は不動の人気

4月20日(土)に読まれたものは……
『りぼん』1974年前後(10歳前後に読んでいて、懐かしくて)、
『りぼん』1982年前後(子どもの頃に読んでいて、懐かしくて)、
『週刊マーガレット』1972年21号(「ベルサイユのばら」連載初回号)
内田善美作品
文月今日子作品(友人から『文月今日子の世界』を借りて読み、夢中で読んでしまい、子どもの頃、知らなかったので……これは、ぜひ、読んでみたいと思って)
『イブの眠り』(吉田秋生)。

んんー、やはり『りぼん』、内田善美先生は人気があります。『ベルサイユのばら』も、もちろん。

『週刊少女フレンド』昭和40年(1965年)表紙が見たい

4月27日(土)は……開館準備を済ませ、開館して15分後、義母(15年間完全同居してきた)危篤の電話を入院先の看護師さんから受け、病院に行くために臨時休館させていただきました。病院到着後、1時間あまりのち、義母は天に召されました。おだやかな最後でした。間に合ってよかった。

来館くださったかたがた、申し訳ありませんでした。『週刊少女フレンド』昭和40年の表紙が見たくて、と来館されたかたには、閉館準備までのつかの間、ほんの少しの時間でしたが、閲覧いただきました。2階の本棚に古い順に平積みなっているため、すぐに閲覧できるので。

5月4日(土)は……開館はしておりましたが、とくになしです。

5月11日は男性日和

5月11日(土)は……
『別冊少女フレンド』1963年から1972年までの75冊分(自分が子どもの頃の時代の怖い漫画を調べているとのことで。国会図書館にないので、と)、
『週刊少女フレンド』1960年代、
『美少女戦士セーラーV』(武内直子)。
(以上、年配の男性のかたがたと若い男性--少女まんがにはアニメから入ったとのこと)

『メイプル戦記』(川原泉)
『甲子園の空に笑え』(川原泉)
(JIN『ゆめのつづき』に寄稿していたドラマー・宮坂遼太郎さんの思い入れの作品ということで、読んでみようと)20代女性

ほか、たぶん20代の男女カップルさん、おふたりとも大島弓子が好きとのことで、なにかおすすめは?と質問されたので、文月今日子作品、佐藤史生作品を推薦しておきました。

大島先生の絵柄は唯一無二ではあるけれど、文月今日子先生の絵柄も唯一無二で、リアルタイムで読んでいたわたしは、その当時から、おふたりにとても通じる何かを感じておりましたので、大島ファンは文月ファンにもなりえるだろう、という確信のもと……。絵柄でいくと、あと、沖倉利律子作品もすすめてみました。

佐藤史生作品は、6月に『総特集 佐藤史生』(河出書房新社)が発行予定で、イベントも同時に開催される、という情報が頭にあって、こちらも絵柄的、時節柄、いいかも、と。

蔵書整理のとき、(雑誌)切り抜き作品に佐藤史生デビュー作があり、胸に響いたばかりだったのもあり……。

というわけで、簡単ですが、以上でございます。

ちなみに、少女まんが館は、男性ももちろん入館できます。もちろんのもちろんです。



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