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【🇨🇦カナダ留学②】

カナダに着いてすぐウィスラーという北米大陸最大のスキーリゾートを有する村に拠点を置く。

元々都会とか人が多いところが苦手な僕には恰好のスポットであった。
当時はスノーボードができて日本人が少ない環境はここしか見当たらなかった。
親には散々「スノーボードがしたいだけじゃないの?」って詰められたけど、まさにその通りであった。

最初の12週間は語学学校に通い、学生寮に住んでいた。
ここでメキシコ人の女の子に恋をする。
この子と話したいが為だけに日常会話程度の英語をめちゃくちゃ勉強して、話して、聞いて、話して。を繰り返した。

2週目、とうとう皆が何を言っているのかを理解できるようになってくる。
もちろん語学学校の友だち間のコミュニケーションに限った話で、ネイティブの英語は全く分からない。
語学学校あるあるだと思うんだけど、
文法ぐちゃぐちゃで発音もイディオムも間違ってるのに、とりあえず単語並べときゃ伝わるような独特な言語が生まれるんだよね。
エセイングリッシュ
あの閉鎖的空間てすごく面白い。

4週目からテストに合格して上のクラスに行く。
徐々に英語力に自信が出てきたところでシアトルに旅行へ行く。
あまり良くないことなんだけど、このときは日本人の友だちと4人で行ったんだよね。
レンタカーで行って、最高に楽しかった。

で、帰ってくると旅行中日本語話しすぎて英語話せなくなってた。
ウケるよね。
あれ?俺何しに来たんだっけ?みたいな。

それが悔しくて残りの数週間、ディベートの授業や日常生活を通して英語を勉強し続けて、なんとか仕事が見つかるくらいには英語を話せるようになれた。
それは学校で知り合った先生方や色んな国の友だちのおかげ。
自分はこの人たちと色んなことを話したい!とか価値感を知りたい!とかそういった知的好奇心が僕を動かしてくれたんだなと感じる。
おかげでアジア、ヨーロッパ、北米などのエリアにたくさんの友だちができることになる。

キッカケは単純すぎたし、
人と話すことが好きで、その手段が1つ増えた感覚。
自分の中で英語というものはただのコミュニケーションツールの1つに過ぎない。
皆ネイティブみたいに話すことを目指して大抵挫折すると思うんだけど、実際最初からそこまで意気込む必要はないと思っていて。
もちろん、発音や文法、適切な言葉遣いやイディオムは最も重要なことの1つではある。

でも僕が1番大切だと思ったことは
英語を使って何を伝えるか、つまり英語を話せるようになる以前に他人と対話ができるほど自分の軸や意見を持っているかどうか。
だと思うんだよね。

人それぞれ言語学習に関しては何が大切か違うと思うんだけど、僕の場合はこんな感じ。

ディベートの授業が1番面白かったなあ〜
この12週間は順風満帆。
ここから先が試練の始まり。

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