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新しい風を探しに行こう

春のお彼岸でした。春分の日。
ものの見事に春の嵐でした。
どえらい雷が落ちたけど、もっとすごい地域もあったようで。
牡丹餅も食べずでありました。

なんか春分の日って微妙に軽視されていると思う。
年によって日付が違うというのもあるし、学校時代は春休み中だったからイベントなんかもあまり組まれていないというのもある。
人間の歴史と同じぐらい長く特別な日とされているのだけれどもね。
毎年、風のように過ぎ去っていくイメージ。

占星術とか四柱推命とか星の動きを読む占いでは始まりの日だ。
正月なんかと違って旧正月的な暦の違いもない。
そのわりにはね、ここから昼が長くなるなーぐらいの。
軽い扱われ方な気がいつもしたまま過ぎ去っていく。
年度末的な時期だから、困った休みでもあるのかなぁ。

まあでも点ではないんだろうなぁ、きっと。
その日が切り替えっていう感じではなく。
この時期が新しいシーズンの幕開け的な。
なんだったら4月までの助走期間的な。
お花見の時期とかぶるから、お花見が終わるまで的な。
一日じゃなくて、10日ぐらいで感じているのかもしれない。
いや、ちゃんとお彼岸やっている方々もいるんだけどさ。

日の出スポットとかに行くとさ。
太陽が昇ってくる場所とかの説明があってさ。
春分の日はここから昇るみたいに基準が書かれていることがある。
山の上の神社なんかでも、春分の日の日の出の位置を計測していたりしてさ、とっても重要な日なんだなぁって思うんだよ。
惑星のリズムを感じる日だからさ。
なんとなく僕は毎年大事に感じているのだ。
でもやっぱり毎年のようにあっという間に過ぎ去っていく。
何かすることもなく。

だからなんか今年は。
ちゃんと何かが始まるんだぞと。
自分の中で言い聞かせることにする。
それが追い風か向かい風かもわからないけれど。
心機一転、明日から何かが変わるんだと思うことにする。
それが何かなんかわからない。
自覚的に変えようとすることではなくて、否応なく変わること。
昨日の風と、今日吹く風はもう違う風で。
新しい風が吹き始めるんだってこと。

心の持ちようだけれどもさ。
なんかそんなことを思って朝を迎えようと決めたよ。
牡丹餅以外でなんか定番ってあるのかな。
わからないけど、オハギってそんなに食べないからなんか別のを食べよう。
てめえ自身の思い込み次第ってのが笑えるんだけどさ。
でもそれでいいのだ。問題ない。
実際に惑星のリズムの最初の拍なのだから。

新しい流れを掴みに行こう。
新しい風に乗っていこう。

投げ銭は全て「演者」映画化計画に使用させていただきます。