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40代転職未経験のサラリーマンが4年間で学び続けてみた

 コロナ禍になり、考える時間が増えた。そして、同じタイミングで仕事にひと区切りがつき、次のステップを考えた。もう一度、何かを学び、新しいことができないかと考えはじめてもう一度何かを学び、新しいことができないかと考え行動を起こしてから、改めて過去の4年を振り返ってみた。
 結果として驚くような変化ではないが、2回の転職をし、人とのつながりも増え、当時より少しだけ幸せを感じられる人生を送っている。そして、やってみること、知ることの大切さを再認識し、まだまだ学びを続けている。


きっかけ

 日系企業に約15年勤めた普通の40代サラリーマンである私がVoicyを聞きはじめたのがきっかけ。変化のスピードが速くなったこの世界で、どのような考えで生きていくのが良いのか、とても前向きなマインドセットに変えてもらい、2回の転職を経験し、新たなキャリアを考え、学びを始めた。

学んだこと

2020年

 そのころはまだ、考えが浅かったのかもしれない。当時人間関係に悩んでいたこと、また「転職するために資格を取ろう!」という思いから、心理学的なことが学べる国家資格「キャリアコンサルタント」の資格を取ることにした。

2021年

 キャリアコンサルタントの資格取得後、その資格を利用して転職しようと意気込んだが、世の中はそんなに甘くない。現実は当時のキャリアの延長上の転職先しか書類審査を通らず、その通過率も10-20%くらい。現実を思い知らされた。
 そんな中、最初の転職が決まったのは運が良かったのかもしれない(結果、自己分析がしっかりできていない中での転職だったので、1年5か月でもう一度、転職することになる)。
 転職後は本職を磨くため、新しい職場に慣れることを優先させながら、IT、英語の資格を中心に学びを続けた。

2022年

 転職して何かが変わるのかと期待したが大きな変化がなく、もやもやが続いた。そこで、本職とは違う学びをはじめた。Funda簿記。所属しているコミュニティーで、1か月で簿記3級がとれると話題になり、みんなでやってみようという流れに乗り参加。3級は無事に1カ月で取得でき、今は2級取得にむけて、勉強中。
 また、転職先で中国人と仕事をすることが増え、以前から興味のあった中国へのオンライン留学にチャレンジ。3週間、平日ほぼ毎日2時間の講義。宿題が多く、仕事との両立が大変だったが、クリアしてHSK3級も取得できた。

2023年

 次の転職をするなら50歳まで、というキャリアアドバイザーからの言葉を聞き、再度、転職活動をし、2回目の転職に成功。希望年収も実現したが、ものキャンを受講しはじめ、会社に縛られない生き方を探している。

まとめ

 学びたいと思ったものを計画なしに学んできた4年間だったと思う。もっと、効率の良い方法があったのかもしれない。しかし、これだけやってみて何が変わったのか。

<ポジティブな変化>
 ・お金のブロックが消えた
  →お金より経験の大切さを感じはじめた
 ・何かにチャレンジしてみることへの壁が低くなった
 ・入手できる情報源が増えた
  →多くの人の考えを知ることができるようになった
 ・転職ができた、年収が上がった

<ネガティブな変化>
 ・学びたいことが多すぎて、時間不足(やめる選択が必要)
 ・多少、お金がかかる

 どうでしょうか。人生、1人ひとりの時間は限られています。その時間の中で何をすると人生が豊かに感じられるのか、自分自身もまだまだ模索している最中です。
 この経験をもとに子どもに学びの大切さを伝えても、こどもにはこどもの優先順位があり、学びより遊びが優先されてしまい、なかなか伝わりません(私の子ども時代と私の子どもに限り)。しかし、この姿を見せ続けることは少しでもいい影響を与えられるのではないかと学び続けています。周囲3メートル(まずは家族)から変化させていけるようにこれからも学びを続けていきます。


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