起業マインドセット
今月で起業してから1年が経ちます。
起業する前にワードプレスで書いてた記事を引っ張り出してきました。
振り返って見て、この記事の内容はだいたい合ってたように思います。
新しい起業のかたち
図書館で読んだ本の紹介です。
「新しい起業のかたち」-会社にいながら起業して月100万円稼ぐ-
安田 修 著
月100万円稼ぐと言う副題のせいで、
すこーしうさんくささがでてますが、
起業のマインドセットは参考になります。
サラリーマンであることのリスク
サラリーマンであることのリスクについて、
わたしもよく考えていました。
真の意味でわたしの顧客は、
勤め先の会社ただ1社だからです。
顧客が1社しかないって、
普通に考えたら怖いです。
わたしの会社は、その舵取りを知能の足りない
くず社長の独裁で行っていました。
役員になっても、その現状を変えることができない
と気づいた時、本当に恐怖を覚えました。
本の中でも6つ、
サラリーマンであることのリスクについて記載されています。
この会社は絶対に潰れないだろうか
会社をクビになったらどうする?
絶対にやりたくない仕事を命じられたら?
行きたくない地方に単身赴任ということもある
相性の合わない上司と当たったらそれだけで終わり
心身の健康を害してしまったら
サラリーマンは、企業に勤めて働くのが
一般的だと思っています。
そして、赤の他人が社長である会社のために、
言われるがまま働くことについて特に疑問を持っていません。
しかし、実際は多大なリスクとストレスを背負って、
そのくせ大したリターンもあたらないというのが
サラリーマンの実態です。
起業のリスク
じゃー起業すればいいじゃん。
といってもやったことないから不安です。
でも逆に言えば、
不安なことを解決させることができれば起業できる。
わたしが今、不安に思っていることは次の4つです。
顧客の獲得
取引先(仕入先)の獲得
会計知識
税務知識
顧客と取引先については営業努力でなんとかしていくしかありません。
会計はただいま勉強中。
税務については、これから図書館で勉強して
なんとかしていきたいと思っています。
本の中で起業のリスクとは、
次のようなものと書いてあります。
会社をやめることによる生活費
会社設立費用(20万~30万ほど)
税務などの専門家費用(年間15万ほど)
オフィスの家賃
設備投資
広告費
人件費
当たり前ですが、当面の生活費がない状態で
起業することは無謀でしょう。
生活費として最低でも
1年は無収入でも生活できるほどの余裕が欲しいところです。
また会社設立には少しイニシャルコストがかかります。
ランニングコストについては、
オフィスはシェアオフィスや自宅などを
活用すれば費用を抑えられます。
広告費は最初はSNSを活用していけば
費用はかかりません。
従業員はできるだけ雇わないようにスモールスタートで。
このように考えられる不安・リスクを解決することができれば、
起業できるってわけです。
起業のメリット
もし起業できれば最高のメリットが待っています。
働く時間は自由です。
稼いだ分が自分のものになります。
サラリーマンは、よっぽどデキの悪い人材
でない限り会社に搾取されています。
それがなくなります。
給料に不満を言わなくてもいいんです。
上司がいません。
自分の思うように仕事ができます。
税制面で優遇されます。
サラリーマンは税金から一方的に殴られるだけの存在でしたが、
反旗を翻しとことん節税対策することができます。
本に紹介されていたメリットは下のとおり
定年がない
提供する価値を自分で選べる
満員電車に乗らなくていい
人事異動、転勤がない
働く相手を選べる
働く時間を選べる
思う存分、仕事ができる
稼いだ分だけ受け取れる
税制面の優遇
どうです?
実現したら最高じゃないですか?
終わりに
サラリーマンは現代の奴隷です。
資本主義の社会で真っ当に生きるには、
自分の資本を使い
適正なリスクをとらなければいけません。
そうは言っても勇気がでない。
この本は、あんまり難しく考えなくても起業できるよ、
起業すればいいんだよと
背中を押してくれるような本でした。
わたしはもう起業するしか生きる道がありませんが
(そんなことはないか)、
マインドセットは大切です。
時間をかけて不安を取り除き、
自信を持って起業できるように
なっていきたいと考えています。
最後にライスワークとライフワークという
アドバイスがあったので紹介します。
自分がやりたいと思うことだけで
起業するのはリスクが高いので、
ライスワークとして自分の得意なことで日々の糧を稼ぎ、
ライフワークとしてやりたいことをやる。
ライフワークはたとえ儲からなくても、
一生をかけてもやってきたいことをやるといい。
では、また。
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