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全体像を提示せよっ

スマホを使っているとき、下の図のようになるとストレスを感じませんか?


読み込み中・・・・・・



アイコンがぐるぐる回っていると、いらいらしてしまいます。
「いつ終わるのか?」という見通しが持てないからです。


一方、プレイステーション4(ゲーム機)は、お見事です。


「残り37分」と時間を示すだけでなく、横長のバーを使って視覚的に進行状況を説明しています。


全体像がわかればストレスが減ります・・・・・・・・・
残り時間も明確なので「よっしゃ、今のうちにカップラーメンでも食べておくか」といったことも可能です。


何かを説明されるとき、人の心理状態は『負』であることが多いです。

◆よくわからない😨
◆いつ終わるの😡
◆何が言いたいの😱

こんなとき、全体像がわかればストレスを軽減することができます。



「わかりやすい説明の書き方講座」の12回目です。

【わかりやすい説明の書き方講座】

(1)noteの記事の9割は「説明」です
(2)どうすればうまく書ける?←書く前が大事!
(3)説明とは?〇〇を知らない人はラーメンを説明できない
(4)「理解できる」ってどんなとき?
(5)文章は一人で書けない!?
(6)ポプラディアは説明名人~「〇〇とは何か」を説明せよ~
(7)具体的に「具体的に書く方法」を説明します
(8)説明に〇〇を加えれば、理解しすくなる
(9)あの作家が39回も実践したこと
(10)noteのコンテストで3回受賞した僕がやっていること
(11)具体的に「具体的に書く方法」を説明しますpart❷ 


この講座は、

という考えのもと、「よりよい説明ができるようになりたい」≒「よりよいnoteを書きたい」という方に読んでほしいと思っています。

本文:約2000字
→3~4分で読めます🙋‍♂️





全体像の種類❶~構成~
どのような流れで説明が展開されるか?



100円ショップのダイソー、あなたは行きますか?
私は月に1,2回は行きます。

ただ、いつもどこに何があるか混乱してしまうんですよね・・・・・・。



ですが、画期的な工夫をしている店を見つけました。
入り口に、|店内の全体像《》がかいてあったんですよ。


とある店のダイソー。



これなら、必要なものがすぐ買えます。


noteの記事もコレと同じです。


文章全体の構成がわかれば、自分が必要な情報まで一気に飛べます。

たとえば、下の記事。

目次が設定されているので、

「時間がないので、〇〇だけ読もう」

といったことも可能です。

価値ある記事が多いnoteにおいて、記事の構成がわかれば必要な内容(興味のある内容)にすぐアクセスできます。


noteの『目次設定』の仕方はコチラから(公式ヘルプ)



また、構成がわかれば読み終えるまでの「見通し」が持て、精神的に落ち着いて記事が読めます。

HUNTERハンター×HUNTERハンター』という漫画では、

いつ終わるのか、分からないマラソン

が実施され、多くの脱落者が出ました。



「終わりがわからない」って、つらいんですよね。



カーナビも、目的地を設定すると、最初に構成(どんなルートで着くのかの概要)が表示されますね。



千葉駅から東京駅までのルート。
Google MAPを使用。


全体像がわかれば、運転を頑張るママ・パパも、

「よーし、海沿いの道を進むんやな!!」

と見通しが持て気持ちよく運転ができます。


【補足】
あえて全体像を示さず、ミステリー小説のように「先の展開が気になる」ようにするのも一つの手です。


全体像の種類❷~全体量~
どれくらいの量・数か?


さきほどのドライブの話の続きです。
千葉駅からディズニーランドに向かう途中、後部座席から子どもの、

「まだ着かないの?」
「あと何分くらい?」

といった声が聞こえます。


ここで、ブチギレてはいけません。
子どもたちは、全体量がわかっていないのでストレスを感じて当然なのです。


ですから、出発する前にナビの、

千葉駅から東京駅までのルート。
Google MAPを使用。


この画面を見せ、「1時間かかるよ」と言っておいたり、途中で紙の地図を見せて「いま、ここだよ」と教えてあげればいいのです。



noteの記事もコレと同じです。(また出た!)

最初に全体量がわかれば、安心して読めます。



noteでは、画面の右端を見れば大体の文字数がわかりますね。

お気づきかもしれませんが、この『説明』シリーズでは、

といった具合に、文字数や読む想定時間を書いています。
記事全体を読む前に、参考にしてほしいからです。




ただ、ここでの全体量は「文字数」に限りません。



次の記事をnoteで見つけた時、タイトルに惹かれて読みに行きました。

だって、

1つだけなんだ!

と気軽に読めそうですから。


他にも、次の記事も魅力的です。

「3つのポイント」と書いてあれば、

「よし!その3つをちゃんと覚えよう」

などと心構えができます。

『大事なこと』や『ポイント』の数を示せば、読み手のストレスを軽減して説明ができるのです。


4.まとめ


大事なポイントをまとめます。

★★★★★★
1)全体像を示せば、読み手は安心して読める

2)全体像の種類❶~構成~
➡noteでは目次を設定し、快適に読んでもらおう

3)全体像の種類❷~全体量~
どれくらいあるか、量や数を示そう

★★★★★★



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