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嫁がいるのにニューハーフ風俗嬢に恋した俺は結婚不適合者(その3)


1.これまでのあらすじ

題名にある通り、クソ人間です。
読んで気分を害する人もいるかもしれません。すみません。こんなやばい人間がいるんだと笑ってもらえればありがたいですし、自分を正すためお叱りコメントをいただいても、大変感謝です。
あとは、風俗嬢に恋をしている人の助けになれれば嬉しいです。

1.3行で

  • 41歳、既婚、子なしのサラリーマン

  • ニューハーフ風俗嬢のオキニができてガチ恋

  • 自分のメンタルが崩壊するも、生きてる世界が違うことを認識し平穏を取り戻す

詳細は、これまでの話を読んでもらえれば幸いです。

2.前回から

由衣との関係の進展にうれしくもあり、今後はどういう関係に落ち着かそうか迷っている。

人として最低な言い方だが、「順調に不倫関係に進んでいる」っていう感じだ。

今回は、現在の関係までの経緯を振り返っておきたい。どうせなら風俗嬢とお付き合いしたい人の参考になれば幸い。

2.2人の関係を縮められた経緯・考察

1.由衣との距離感

由衣との関係は、風俗嬢と客の関係から進展して、少しずつ友達のような関係にシフトしている。友達というよりかは、パパ活的な感じだろうか。俺も金は今でも払い続けているし、天蓋デートでもなんなら多めに渡していると思う。やっぱり風俗嬢は金だ。そこを忘れてはいけない。

これまで以上に他愛無い会話をするし、一緒にいてもお互いに無言の状態も怖くない。また、これまで強気だった由衣の弱気な発言を聞く(仕事の愚痴や他人への妬み、自分へのネガティブな表現)ことも増えてきた。

2.距離感を縮めるための会話のテクニック

コミュニケーションの取り方や人間関係の構築方法に関して、実は適当にやっているんではなくて、戦略を立ててたりする。それがうまくはまっていってるんだろうなーと思う。

これまでにも書いていると思うが、結構勉強が好きなほうで、理論派だったするし、人に入り込むのが得意なほうだ。

心理学や行動経済学、会話のテクニック、恋愛指南書などの分野が好きで、本を読むことが多い。これらは、学問の分野になっているだけあって、少なからず理論に裏付けられていることが多いので、少し信頼をおいてたりする。血液型占いとは違うのだ。

とはいえ、100%信じているわけではなく、共感を持てるものだけ取り入れてみればいいし、自分の思った方向へ1%でも結果を持っていける確率が上がるなら、そういうテクニックを使うべきだという感じだ。

ただ、由衣の場合、脳は男なのか女なのかわかっていないので、男女別でみるような恋愛テクニックについては、使い方に悩んだりもする。

最近はChatGPTにどういう返しがよいか相談したりなんかもする。相手のぺルソナを入れてあげて、XXするためにはどういう言葉をかけてあげれば良いか?俺としてはこういう方向性に持っていきたいんだ、なんて具合に。
すげー、固い(安牌な)回答が返ってくるんだけど、ある意味、世の中の中心線の回答なのかなーって、勉強になったりしている。

このあたり、とても長くなるので、機会があったらまた紹介してみると面白いのかもね。ググればWebサイトも充実しているし、Amazonで本を10冊くらい買えば俺に追いつけると思う。(元々、行動経済学を少し学んでいた。ビジネスでも役に立つと思う)

3.自分でもわからないターニングポイント

最近は前もって二人で予定を合わせてロングで遊ぶ(結局、天蓋含めて5,6時間は会っている)ことが多いんだけど、ある日、俺の予定が空いたから、「今日予約あいてる?XX時からいける?」って昔のように風俗勤務の由衣をショートで指名したんだよね。

ガールズバー勤務の由衣には、ふらっと会いに(飲みに)行くことはあるんだけど、風俗は初めてだったと思う。

その日はお茶引きだったのか、前客が嫌だったのか知らないけど、由衣がとても嬉しそうだったんだよね。風俗店が用意した個室が懐かしくもあり、ショートで入ったからと言って、特にプレイを急ぐわけでもなく、二人でコンビニスイーツを食べて、お互いがハマっているYouTubeを見て、セックスをして、アフター(※)で一緒にご飯を食べて、配信用の動画編集をして結局朝を迎えて。
なんか俺自身がすごく幸せを感じた時間だった。理由はわからないが、その日以来、心の距離がずっと縮まった気がするんだよね。

ガールズバーの由衣は浮いていると前回伝えた通りで、今のところ由衣にとっては風俗嬢が天職なんだろうと思った。人と一緒に仕事をするのが苦手で、自分一人で空間を作り上げるタイプなんだと思う。

※その日、俺の後にフリー客が入ったので、由衣の上がりまでカフェで過ごしてから合流をした。風俗嬢ってこんなもんだよ。>世の中の男性

4.金銭面

夜職の女性ってやっぱり金がかかるんだよね。もし、女遊びしたいなら、気になる知り合いの子を誘って飯をおごるほうが効率がいいし、なんなら出会い系アプリ(こっちはほとんど経験がないので実情は知らん)を使うほうが金銭効率がいい。

ラブホでは一番いい部屋を予約するし、当たり前だがデートの費用やコンビニのちょっとした買い物まで俺が出す。

俺より金払いが良い客はいるんだろうけど、少なくとも、俺自身としても、世間一般の女の子を落とすのとは段違いの金がかかっている

なので、単なる金づるの可能性も考えられる。
それはそれで俺としては、割り切った関係としてやりやすいので、ありがたい。

風俗嬢を落としたい人は、まずは金を稼がないといけない月10~15万くらいはかかっていると思う。がんばれ。
過去スペックに書いたとおり、金はある程度稼いでいるんだが、由衣と出会ってからは全く貯金ができなくなった。
全然、ケチれる(見栄を張る必要がない)んだが、1万くらいは誤差だと思う金銭感覚まで来てしまっているので、なんだかんだこの金額になる。

3.今後の展望

1.嫁がいることのカミングアウト

俺は、嫁がいることを由衣にはまだ伝えていない

風俗に行く男なんて、大抵とんだクソ野郎だし、既婚も多いっていうし、「そんなもんでしょ、、、」って感じで気にしていなかったんだが、ここまで仲良くなってくると、いつカミングアウトしようか迷っている。
「出張ついでに風俗行っちゃいました。」というレベルではないんだよな。嬢と客の関係を超えて、もう立派な不倫の段階なんだよ。

もちろん、カミングアウトして、現在の良好な関係が崩れるのが嫌なので、カミングアウトして、納得してもらった上でこの関係を続けていきたいと思っている。相当、クソ野郎だしズルい人間だなと、つくづく思う。
世の中の不倫男性ってこういう考え方をしてるんだろうか?不倫経験者に相談したい。)

戦略としては、もう少し仲良くなって、後に引けない状態になったらカミングアウトするんだろうな。後に引けない状態というのは、由衣にとって俺がなくてはならない存在に昇格したとき。
具体的な段階でいうと、合鍵を渡したり、ほぼ同棲生活になりだす頃だろうか。

ただ、同棲生活が始まったら、この次はどうしたらよいのかマジでわからん。下宿先に転がり込む友達の関係くらいが理想なんだが、住み着かれると困る。世の中の不倫男性の立ち回りがわかってないんよ。(俺の性格上、ここからまた自分の都合の良い体験談を読んで、立ち回りを勉強していくんだと思う。)

2.由衣に対する思い

俺に嫁がいなければ、すでにおそらく同棲レベルのアプローチをしている気がする。

由衣の結婚願望がどれほどなのか知らないのだが、俺の想像では、「結婚願望はあるが、自分がニューハーフであることを理由に結婚をあきらめている」感じがする。

こう来ると、ぶっちゃけこれまでの女性経験上、落とせる間柄まで来ている。
「結婚しよう」で一発だ。

※女性は「結婚」に憧れる。(嘘でもいいから)告白はストレートが一番だよ。>世の中の男性

3.冷静に考えて

由衣を落とせたとして、長くは続かない気がする。既婚者、かつ、そもそも結婚不適合者の俺が言うんだから間違いない。

何度も言っているが、変わり者に慣れている俺ですら理解が追い付かなかったほど世間の感覚からずれていて、(軽度な)知的障害と思われるような言動を見ると、俺が、恋人から保護者に代わる瞬間が来るんだよね。
そうなると、俺がイラついて最後まで面倒を見ないだろうし、どのようにして縁を切ろうか、みたいな悩みが出てくるのが目に見えている。

いまは、好奇心と見た目や体を含めて由衣のことを好きになっているが、だんだんと今の嫁と同じ感覚で、情がわいて相手をしていく気がする。

また、由衣が生物学上、男でよかったと今でも思っている。女性だったら貴重な結婚適齢期の時間を奪っていて申し訳なく思うし、妊娠なんて大いにありえるくらいセックスをしている。不倫相手と妊娠したらこんなもんじゃないよね。

その分、自分でも不思議なくらい、世間一般でいう「ホモセ」に違和感がなくなっている。見た目はまじで女性だし、そこまで勃起もしないので、なにかがぶら下がっているくらい、と言えばそれまでなんだが、世間からしたら圧倒的にホモだよな。俺も進歩したな、、、。
ちなみに、今のところは由衣以外のニューハーフに興味があるわけではなく、由衣が好きだし、女性が好きだ。

4.おまけ:性別に関する悩みを持っている人の性格

由衣をはじめ、界隈の人間とかかわることで、性同一性障害・ニューハーフ・男の娘・女装が趣味な人間について、性格の2パターンがわかってきた。

1つは、小さい頃から悩みに悩んで生活をしているので、考える癖がついているタイプ。人の観察力なども鋭く、年齢より大人びた考え方をする。ドライで合理的な一匹狼。こちらは、性同一性障害やニューハーフに多い。

もう1つは、男性社会でうまく適応できずに、防衛機制が働いて女性寄りの性格になったタイプ。自分が過ごしやすいコミュニティに場所を移していくことで、精神のバランスを保つ。こっちのタイプは子供っぽい一面があり、人懐っこくてウェットな関係を好む。男の娘や女装が趣味な人間に多い。

もちろん、人によって異なるし、これに当てはまらない人、この両面を持ち合わせている人もいると思うんだけど、そういった見方をすると面白かったりする。

次回:嫁からの離婚宣言

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