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嫁がいるのにニューハーフ風俗嬢に恋した俺は結婚不適合者(その9)


1.これまでのあらすじ

題名通り、クソ人間です。
読んで気分を害する人もいるかもしれません。すみません。

自分の感情の整理をしつつ、風俗嬢やニューハーフに恋をしている人に役立てられればと考えています。

1.これまでを3行で

  • 41歳、既婚、子なしのサラリーマン

  • ニューハーフ風俗嬢のオキニ(由衣)にガチ恋

  • 順調に風俗嬢と仲良くなりつつも今後の方向性に悩み中

詳細は下記のストーリーをみてほしい。

2.前回から

由衣とクリスマスデートをしてきました。いつもと変わらず、やりたいことだらけであっという間の楽しい時間でした。

ただ、「この関係を終わらせなきゃいけない」という思いがあるからか、少しネガティブな感覚も生まれたデートでした。。

「終わらせなきゃいけないと感じている理由」も整理をすすめているので、書き記しておきます。

2.由衣とのデート

1.デートの内容

前回のデートは、俺からの連絡が遅かった事もあり、早めに遊ぶ約束(という名のいつもの直引き予約)をしていた。「曜日的にはお互い日曜がいいねー」なんて話をしていたこともあり、12月の出張と重なった日曜日はクリスマスイブの24日だった。

「クリスマスだけど大丈夫?」って連絡をしたら、全然問題ないって連絡をくれて、クリスマスイブに泊りのデートをした。由衣もクリスマスの予定を埋められたことで喜んでいた。ちなみに翌日(今日)はお互い出勤だ。

「折角だし、イルミネーションでも見に行く?」ってことで、いつもより早めに集合。電車で丸の内に行ってお散歩、軽くご飯を探すも手軽なものがなく、ホテルにチェックインしてから近場の居酒屋へ。

あたり前なんだけど、お互いにぎこちない所は一切なくて、冗談も多く、外から見たらカップルや付合いかけの男女に見えたと思う

2.デート中に感じた思い

今回のデートもとても楽しかったし、お互いの近況を絶え間なく話をして、話題は尽きなかった。お互い疲れてしまってホテルに戻ってからは仮眠して、ケーキを食べながら、賭けた有馬記念を見たりゲームをしたらあっという間に朝の4時を回っていた。もちろん体を交えたが、これまでのような激しいプレイはなかった。

色んな話をするんだけど、風俗関係の友達のこと、風俗店のこと、他のお客さんのこと、この辺りも話にあがる。やっぱり、この話題を聞くと、俺も「風俗嬢と客」の関係のことを思い出されるし好きな話題ではない

由衣に惚れた当初は、由衣の話題や好みを探りながら合わせるのに必死で楽しかったんだけど、最近は少し疲れている自分がいる

体のほうについても、俺が早漏なのもあって由衣を満足させてあげようと思うと体力的にもつらくて、2回戦、3回戦を求める気持ちに上手く答えられていない。(俺は、一緒にチューしながら抱き合って肌の触れ合いや体温を感じるだけでも満足を得られる。)

昔は泊りだと4・5回戦くらいやっていたんだけど、体力的な衰えより、由衣への性的な魅力に興味を失っているのかもしれない。

これらのことを楽しい時間の中で冷静に感じていた

3.理想の関係を考えるうちにわかってきたこと

俺の理想の関係は何だろう?って思うと、「金銭の授受が無い関係」「由衣に頼られる」「気軽に遊べる友達」「都合のいい関係」「10年後もやり取りをしている」とか思い浮かぶんだけど、結局は「由衣から恋愛感情で好かれること」を欲しているんだろうなと思う。

デートを繰り返していくうちに、由衣にとって「俺が一番心を許せるお客さん」なのは間違いなさそうなんだけど「恋愛感情で好かれることはない」という感覚も確かなものになっている。
この感覚を言語化するのが難しいんだけど「これまで経験してきた(上手くいく)恋愛パターンではない」んだ。レールに乗ってない。どうしても「嬢と客」の関係、「ビジネスパートナーの関係」が見え隠れする
これさえ無ければ、過去の成功パターンの恋愛経験に似ている感じはする。

じゃあ、由衣を惚れさせるために何か実行するかというと、既婚者なのもあって、これ以上由衣との恋愛に力を入れるのも難しいし、今の家庭を壊してまでチャレンジする気持ちもない
「風俗嬢と遊んでいたら惚れられた」みたいな、宝くじを当てるくらいのことを求めているんだと思う。

そうなると、仮に自分の中の理想が明確になったとしても「理想のゴールにはならない」ってわかった。叶わぬゴールを設定しても意味はないし、現実的に叶えられるゴールはほぼ満たされてそうなんだ。

店外デートしたり、俺の自宅(単身赴任の部屋)デートしたり、アダルト動画の配信をしたり、クリスマスデートをしたり。「特別なお客さん感」を増していく段階が面白かったんだけれども、これ以上の発展はないだろう。きっと、由衣の一番のお客さんになったんだから。

昨日、同じベッドで寝ているときにそんなことを考えていた。

3.関係の終わりに向けて

由衣との関係の終わりに向けて動いていかないとダメだと思っている。
理由は2つある。

1.由衣に会えなくなる日が怖い

俺からすると、由衣は風俗嬢をメインに「売れないタレント業」をしていると思っている。

AVに出るとそれなりに売れると思うし、売れなくとも周りの環境が変わってしまうだろう。また、風俗嬢としてナンバーワンを1年以上も続けていて交友関係が広がり、活動に自身が出てきているようにもみえる。男が出来て表舞台からスッと消える、最近はそんな感じもする。

当初よりだいぶ垢抜けたし、アダルト配信にも慣れ、好奇心(やる気)も旺盛、いい意味で商品価値がだいぶ上がっていると思う。昔、「AVには出ない」って言ってたんだけど最近は抵抗はなさそうだし、完全手術のためにお金を稼いでいる感じもする。手術が終わると引退するかもしれない。

ただ、そんな由衣の次のステージに俺がいるイメージが湧かないんだ。これ以上惚れてしまったら余計につらい思いをするのが見えている突然の別れやショックが怖いから、今のうちにゆっくりとフェードアウトしていきたい

2.長い人生で考えた時の幸せ

現在の自分にとって大切なもの、譲れないものを順番に挙げてみた。

  1. 友人・趣味関係の仲間

  2. 会社・仕事

  3. 由衣

4番目に位置する由衣との関係が、もっと大切な「嫁との関係」や「仕事」へ悪影響を出しているのがバカらしい。

どう考えても、ゴールが無い由衣との関係を終わらせて、嫁と早く子供を作って「仲良く子育てしていく未来の方が良いに決まっている」のに、すぐに動けない。

4.今後の動き方

1.関係を終わらせるために

単純にこれ以上コンタクトをとらず、嫁がいてやっぱりこれ以上遊べないことをカミングアウトして、もう会わなければいいだけ。なんなら子供が産まれた、とでも言えばいい。
いつ実行するかだけなんだ。

何か取り返しのつかないことが起きれば行動に移せるんだろうけど、引っ張れるところまではずるずる引っ張りたいなんて気持ちが強い。まだ未練がある状態なんだと思う。

もしくは嫁に、最近風俗に通っていた、ごめんなさいって謝ってもいいかなとも思う。

2.由衣との予定

いつもは、次に会う日取りを大体で決めるんだけど、今回は決めなかった。ただ、何をやるかだけを決めた。

由衣は「大みそかは暇?」って聞いてくれた。「実家に帰るんだ、ごめんね。東京にいたらもちろん一緒にいたいよ。」と伝えた。
イベント日を優先で聞いてくれたのはうれしかった。きっとこういう取りこぼしが恋愛の発展を妨げているんだと思う。
本当は嫁とお互いの実家に帰る。

実際に俺の予定が見えていないのもあるんだけど、いつもなら由衣と遊ぶ予定に合わせて仕事を入れる。なので、俺の中ではじめての言い訳というか抵抗だった。

いまは、クリスマスを一緒に過ごせたことで安心したし、そろそろ踏ん切りをつけなきゃという気持ちもあり、結構割り切れている気がする。

正月は由衣のことを気にせず、嫁に尽くしたいと思う。

続き:好き以外の感情の芽生え

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