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嫁がいるのにニューハーフ風俗嬢に恋した俺は結婚不適合者(その12)

1.これまでのあらすじ

題名通り、クソ人間です。
読んで気分を害する人もいるかもしれません。すみません。

自分の感情を整理しつつ、風俗嬢やニューハーフに恋をしている人に役立てられればと考えています。

1.これまでを3行で

  • 41歳、既婚、子なしのサラリーマン

  • ニューハーフ風俗嬢のオキニ(由衣)にガチ恋

  • 順調に風俗嬢(少し変わった娘)と仲良くなりつつも今後の方向性に悩み中

詳細は下記のストーリーをみてほしい。

2.前回から

気持ちに余裕が出てきた中で、いろんな人の意見を吸収して、心の底から由衣を愛せていない自分がいるのと、自分のやりたいことやゴールも見えたような気がしました。

2.深い関係を持って見えてきたこと

1.誰からも愛される人

最近、改めて夫婦間の話や子育の問題を考えたり、うぐりんさんのnoteを読んで、俺の由衣に対する気持ちがまだ「愛」では無いことに気づいたんだよね。

個人個人感じ方は違うと思うんだけど「愛情をたくさん持った人」ってやっぱりいるんだ。愛情をたくさん持った人って素敵なんだ。

2.由衣への恋が愛ではない理由

由衣にはズレてるところがあるんだ。俺とは合わない。ある意味、由衣が俺の理想とする完璧な人間でなくてよかったと思う。今の由衣に対してはすべてを投げ出してまで好意を持つことはない

人間の後天的な部分だと修正できるのかもしれないけど、由衣の根本的な部分に原因がある気がするんだ。

由衣のことを気になってしまったのは、久々に嫁以外と体の関係を持った、(お客さんとして)好意を寄せられた、ニューハーフという初めての人種、などが合わさってこれらの感覚を飛び越えて加速したんだと思う。

3.由衣に感じている違和感

例えばだけど、子供にやさしくしていたり、困っている人に親切にしている女性を見ると、いい子だなって感じると思うんだけど、その逆パターンなんだよね。

少なくとも俺が好意を寄せている由衣は「愛にあふれて、だれにでも優しくて、みんなからモテるクラスのマドンナ的」存在ではない

もちろん、俺だって誰からも愛される王子様ではないんだけど。

風俗だったり顔出しでアダルト配信をしている所も倫理観が合わない所の一つだけど、そこは俺も納得をしていて受け止められている。

そこではなくて、「人にやさしくするとか」「ものを大切に扱うとか」「感謝を示すとか」「他人の失敗に寛容になれるとか」ほんと些細なことなんだけど、「素敵な人だな」って心から思えないんだ。

4.愛情をたくさん受けて育った人

風俗あるあるで、由衣の家庭環境は大変よろしくないんだ。親と由衣、どちらが悪いとかはないんだけど嫌な家族エピソードもたくさん聞く。(LINEを見せてもらっているんだけど、由衣の親は由衣に対して暴言をはく。由衣はそんな親の面倒を我慢して看ている。)

幸いなことに、俺は幼少期からお受験をして中高一貫の私立で大学もそれなりの所を卒業して大企業に入った。俗にいう「お坊っちゃん育ち」だ。
なので、小学生の頃以外は俺の周りにはズレている子はとても少なかったし男女かかわらず「この子は愛されて育ったんだろうな」っていう子が俺の周りにはたくさんいた

住む世界が違ったり、価値観が異なる人と深くかかわることがなかったので初めて分かったんだけど、由衣みたいな子のことを「親から十分な愛を受けずに育った」と言うんだろうと思った。

こういう家庭っていっぱいあると聞くけど、由衣と出会うまでこのような世界と関わってこなかったから分からなかった。

俺の嫁のほうが由衣よりずっとずっと愛にあふれて素敵な人間だ。親に愛されて育てられたんだろうなっていつも思う。

俺が子供を持ったら大切に育ててあげたいし、嫁にももっともっとたくさん愛をあげたい。(嫁ちゃん、何度も寂しくさせてごめんね。)

5.由衣にもたくさんの愛情をあげたい

先日のnoteにも書いたんだけど、由衣の「風俗の世界から足を洗いたい」という気持ちを知れたことで、老婆心ながらも応援する姿勢は変わっていない。

俺の世界が正しいわけじゃないし、俺がヒーローじゃないんだけど、由衣を救ってあげたいんだ。(由衣、上から目線でごめんね。)

きっと由衣の両親も由衣へたくさんの愛情を注いだと思うんだけど、伝わらなかっただけなんだよね。俺は、たまに聞く、由衣のうれしそうな家族の話が好きなんだ。

今から俺が由衣にたくさんの愛をあげたとして、たくさんの愛を持った素敵な人間になってくれるのかはわからないけど、とりあえずチャレンジする(「嫁を愛する」と言っておきながら、何やってんのか普通の人からすると意味が分からないと思うんだけど。)

由衣に、うざがられないように、迷惑をかけないように、気づかれない範囲でやってみる。どうやれば愛情が伝わるのか、どんな形の愛であれば伝わるのかわからない。俺の心が折れるかもしれないけど頑張ってみるよ。

由衣がたくさんの愛情を持った人に変わったとき、俺は本当に由衣を愛せるようになると思う。


あとがき

いまは、好かれたいという気持ちより、愛情をいっぱい注いであげたい気持ちが勝っています。結衣と仲良くなってきたことで、結衣の満たされていない何かに気づいたのかもしれません。

また俺の心がおかしくなった時に、このページを見て納得できるように「見返りを求めない愛を注ぐ」とここに記す。

次会うとき、これまでどおりナチュラルにしなきゃなー!!

続編:


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