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「VLOGMAS」とは?12月のVlog文化を徹底解説

12月になると、アメリカやヨーロッパなどのキリスト教文化のある国を中心に話題になる、「VLOGMAS」と呼ばれるコンテンツがあるのをご存知でしょうか?

11〜12月になると盛り上がりを見せます

VLOGMASとは、簡単に言えば「Vlog」と「Christmas(クリスマス)」の造語です。(VLOGMAS=Vlog+Christmas)

日本ではあまり馴染みがないですが、海外では何年も前からある言葉です。

そこで今回は、VLOGMASとはどういう意味なのか、どんなコンテンツなのかを分かりやすく解説していきます!

VLOGMASの意味:VLOGとクリスマスの造語

VLOGMASとは、簡単に言えば「Vlog」と「Christmas(クリスマス)」の造語です。

VLOGMAS=Vlog+Christmas

キリスト教文化のある国を中心に、12月1日(11月下旬)から25日までの過ごし方をVlogでおさめたものが、VLOGMAS(ヴログマス)と呼ばれます。

アメリカでは11月の感謝祭終了と同時に、クリスマスに向けてブラックフライデーと呼ばれる大規模なセールが開催されたり、ツリーの飾り付けをしたりと、国全体がお祭り状態になります。

そんな特別な期間に撮るVlogのことをVLOGMASと呼び、中には、クリスマス当日までの日常を「DAY1,DAY2・・・」と、毎日投稿する人も多く存在します。

アメリカ発祥?VLOGMASの歴史

「VLOGMAS」という言葉は、Ingrid Nilsen(イングリッド・ニルセン)という方が2011年にYouTubeで使ったことが始まりと言われています。

ただ、この言葉自体は、視聴者からの提案らしく、誰が最初に考えたかは謎のままです。

また、上記の動画の前年2010年にetcnadineという方が、VlogMasという言葉を使ってYouTube上に動画を投稿しているので、正確には彼女が一番最初にVLOGMASという言葉を使ったことになります。

しかし、彼女の動画はDAY15で終了しており、その後の投稿はありません。

ですので、どちらが先駆者かと言われると、Ingrid Nilsenだと筆者は考えます。(まあ、正直どちらでも良いですが笑)

VLOGMASは、チャンネル登録者数を増やすチャンス?

VLOGMASは、多くの場合12月1日〜25日までの25日間の生活の様子を毎日投稿します。

25日間で25本の動画を作るというのは、ある意味YouTube投稿者にとっては、ビッグプロジェクトと言っても過言ではありません

それに、その期間は世界各国のYouTuberがVLOGMASを投稿するため、関連動画としても表示されやすくなります。

要するに、YouTubeのチャンネル登録者数を増やしたい人にとっては、大チャンスなんですね!

  • 関連動画に引っかかる

  • ゴールに向かって毎日投稿で視聴者を楽しませる

  • クリスマスという特別なイベントでコンテンツ力アップ

もちろん、チャンネル登録者数が増えるかどうかは、発信者次第ですが、12月のトレンド(流行)に乗るのは、間違いなく効果的です。

VLOGMASの作り方

VLOGMASを25日間毎日投稿する場合、以下のようにコンテンツを作っていくことを推奨します。

  1. 企画:何を伝えるかを考える

  2. スケジューリング:撮影・編集スケジュールを引く(できれば投稿スケジュールも決める)

  3. 撮影・編集:コンテンツをつくる

  4. 投稿:ユーザーとコミュニケーション

順に解説していきましょう!

STEP1:企画

まずは、自分がVLOGMASを通じて何を伝えたいのかを明確にします。

  • クリスマスまでの過ごし方

  • 恒例行事

  • 友人・恋人との過ごし方

  • 日本のクリスマス文化

人によってクリスマスまでの過ごし方や伝えたいことは違うので、あなただけのVLOGMASをイメージしましょう。

STEP2:スケジューリング

伝えたいことが決まったら、あとはそれをいつ撮影・編集・投稿するのかを決めましょう。

できれば、投稿するタイミングは統一するなどして、視聴者にとって見てもらいやすい工夫ができれば最高です。

STEP3:撮影・編集

計画が練れたら、あとはその計画通りに撮影・編集していきます。

コンテンツの構成パターンとしては・・・

  • 1日の様子を朝から晩まで撮る

  • 1日の中でも部分的に切りとって撮る

  • 何日かをまとめて撮る

などなど、さまざまなパターンが考えられます。例えば、恋人とのデートの様子を撮りたいのであれば、1日の様子を時系列で撮影するのがいいでしょうし、クリスマスの料理を見せたかったら部分的に切り取って撮影してみるのがいいかもしれません。

STEP4:投稿

Vlogは撮影・編集して終わりではありません。SNS上にアップロードしてからが本番でもあります。

動画に対してリアクションしてくれた方とコミュニケーションを取り、視聴者がどんな動画を求めているか丁寧に観察しましょう。思わぬところに需要が隠れているかもしれません。

VLOGMASの実例をご紹介

ここからはVLOGMASの実例をご紹介していきます。

先駆者「Ingrid Nilsen」

先ほどもご紹介した、VLOGMASの先駆者Ingrid NilsenさんのVLOGMASです。

上の動画は、2018年に投稿されたもので、WEEK1、WEEK2、、、というように、週ごとに動画を分けて投稿しています。

なお、彼女はすでにYouTubeをやめており、今はキャンドルメーカーを立ち上げているそうです。寂しいですが、素敵なチャレンジ!


日本でVLOGMAS!?「Sharmander」


日本のインバウンド系Vloggerとして人気なSharmanderさんも、日本のクリスマスの様子をVLOGMASとして発信しています。

海外のVLOGMASとは少し違った、日本ならではのVLOGMASが見れますよ!

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