【ご挨拶】サッカー選手のセカンドキャリをリアルに伝えるWebメディア「One more Footballマガジン」

新年あけましておめでとうございます！またご覧いただきありがとうございます。「One more Footballマガジン」編集長の田中です。
2020年より当メディアの運用を開始し、沢山の方に応援いただいて参りました。改めてお礼申し上げます。

One More Footballマガジン ～サッカー選手のセカンドキャリアをリアルに伝える ～OneMoreFootballマガジン | サッカー選手の引退後のお仕事をご紹介

運営開始後、４年目に入りましたがメディア立上げのきっかけをお話し出来ればと思います。
小学校低学年の頃からキャプテン翼ブームもありサッカーをはじめました。そんなひょんなきっかけから始めたのですが、サッカーの楽しさに魅せられ、ずっと熱中してきました。

地元の家から近い場所に全国でも強豪に入る高校がありサッカーが盛んな地域でもありました。上手くなりたい一心で日々楽しむようにサッカーを続けそのご近所強豪高校に進学しました。そこではみなプロサッカー選手になるべく挑戦を続けてきました。

プロサッカー選手になることは叶いませんでしたが、サッカーを通して自分自身を確立、様々なことを学んできました。
特に
・仲間の大切さ
・課題解決方法
・努力の大切さ
を学べたことは私たちにとって大きな財産です。

学生時代にチームメイトだった仲間は今でも連絡を取り合い、社会人になった今でも切磋琢磨しています。高校がサッカー強豪校だったこともあり、仲間の中には、プロサッカー選手になるものも数多くいました。
彼らの話を聞くと、やはり勝負の世界は厳しく、夢半ばでプロサッカー選手の夢を諦めなければならない仲間もたくさんいます。
プロサッカー選手になれたメンバーもなれなかったメンバーも早かれ遅かれ引退をし、社会に出る、いわゆる「新たなキャリア」を選択する必要があります。
これまでサッカーに多くの犠牲を払いプロになるべく邁進してきたサッカー小僧たちは「どのように新たなサッカー以外のキャリアを歩むべきか」の選択肢、情報が多くありません。結果、うまく次のステージへ進めない仲間たちを数多くみてきました（自分も含め、サッカーの道をあきらめきれない気持ちもあります）。

そんな仲間をみて最初に感じたことは「より多くのライバルの中からプロサッカー選手の座を掴みとったのだから気持ちさえ向けば社会でも活躍できるのに！」でした。

勝利のために何が必要か？どういった準備をするか？実行をするか？を体現し、多くのライバルより優れていたためプロ選手にたどり着いています。

本人の気持ちひとつで年齢的なハンデは払拭できるはず。一から新たな世界で再スタートはきっと苦労もありますが、活躍できるとはず！と強く思いました。

サッカー選手として活躍・在籍できる期間は短く、長い人生の一部にすぎません。仮に努力が実り30歳まで活躍できたとしても平均寿命から考えると、その後50年程はあるかもしれません。

サッカーに熱中する中で、その先の人生を見据えながら現役時代に全力でチャレンジする。引退後も自身が輝ける・熱中できる何かを見つけるための準備をすることは非常に難しと思いますが、とっても重要で大切なことだと考えます。

多くの選手に次のステージで活躍する力はあると信じていますが、引退後すぐに次のキャリアが決まる選手は少なく、様々な選択肢の準備ができていないという課題があります。

サッカーで培った人間力をもとに次のステージでも活躍する選手（社会人）を可能な限り増やすことで現役時代に納得いくまでサッカーに挑戦できる土壌を作りたいと考えています。

さらに、競技人口は減少傾向にあり、このままではサッカー選手に夢を抱く子供たちが減少する危機感を感じ当メディア立ち上げに至りました。

少しでも現役サッカー選手（プロ、学生問わず）、元サッカー選手、これからサッカーを始める方、先生、コーチ、親御さん、あらゆる関係の方へ情報を通して何か感じるきっかけが出来れば幸いです。