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落ち込んだらこれ読んで!穏やかな気分になれる小説5選!

・ナミヤ雑貨店の奇蹟
東野圭吾 2012年
悪事を働いた3人が忍び込んだ家。そこには謎の手紙が。3人は店主に代わり返事を書くが…。ナミヤ雑貨店は再び奇跡を起こせるのか。

時空のねじれで普通は人助けとは無縁の人たちが書いたものが、その人の人生を変える、とても興味深いです。

・夜に星を放つ
窪美澄 2022年
かけがえのない人を失った者たちが、新たな出会いを心を通い合わせることができるのかを描いた短編集。

自分のすぐ隣にいる人を失ったとき、いなくなったとき、人間は意外にも脆く傷つくことを感じました。人付き合いの尊さを感じることができます。

・52ヘルツのクジラたち
町田そのこ 2023年
「52ヘルツのクジラ」とは高周波で鳴くクジラのこと。高い鳴き声のため周りは気づかない。作者はこれが現代の形に似ているということでこの作品を綴った。

一見他人事のように感じますが、全然、そんなことはないと感じる作品でした。

・満月珈琲店の星詠みシリーズ
望月麻衣
満月の夜にだけ現れる珈琲屋さん。そこの猫のマスターが極上のスイーツと、星占いでおもてなし。疲れたお客さんを癒します。

仕事、人生に悩んで嫌になってしまった人たちが訪れてきます。私も何かで煮詰まって悩んだり、嫌になったりしたときには、このお店を訪れてみたいものです。(期間限定でどこかに店を作ったら結構話題になりそう)

去年、一昨年と続編が発売されたそうなので、気になっております。

・カラフル
森絵都 1998年
自殺を図った中学生の少年、小林真。自分の罪を思い出すための旅をしなければならなくなった。やり直しの旅を通して、自分の愚かさに気づき、ある大事なことに気づく。

一時の感情だけで決定をすることは無謀だということを感じることが出来ます。絶望的な状況でも、何もかも失った状態でも、後先の事を考えないと後で後悔することになるというメッセージが込められているように感じました。

生きている上で何かが原因で落ち込むことは必ずあると思います。そんな時は、どこかに自分の身を置いてみてはいかがですか?
これらの本は、そんな落ち込んだ心に寄り添いつつ、大切なことも教えてくれる本だと考え、選びました。
是非参考にしてみてください!


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