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TSGC Project Digital Illustration Artist 「東…

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TSGC Project Digital Illustration Artist 「東京装甲少女」[天使と悪魔]作品を製作。 東京装甲少女の物語の起源「EPISODE-0」 NOTEで無料連載中。本編開始時に有料化予定。

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【 略歴  brief personal record 】 

Digital Illustration Artist X account ѲЙЄ 𝖆,𝖐,𝖆 gїѵё 🅜🅔 𝕀ℚ Started producing NFT works as a digital illustration artist in June 2021 2021年6月よりデジタルイラストアーティストとしてNFT作品を製作開始 【 Biography 】 From June 2021 I started creating digital illustra

    • 東京装甲少女 EPISODE 0  第18話  【  双葉  】

      カミーユと幸村LABOのメンバーは 年に1度、神田明神で行われる祭に来ていた。 日本の夏はなんて暑いの!! とカミーユは思いながらも、メンバーと談笑しながら 秋水達の登場を待ちわびていた カミーユは、内心、ヒヤヒヤとしていた、、、、、。 あの木偶の坊は、抜けてるから、また、こんな大舞台だと やらかすんじゃないのかと、、、、、、。 【 将門塚例祭 】 この祭りは、地鎮祭を兼ねており、火を司る精霊の演武によって 土地の神を鎮める為に 【 錬命新當流 】  の演武

      • 東京装甲少女 EPISODE 0  第17話  【  その男凶暴につき  】

        今年は粒が揃っているなと、 霜月は、講義に向かう廊下で呟いた。 嶋田、山本、灰間、河合、掘、山口、そしてあたらしく入ったフランス人、あれも中々、筋が良い。 まあ、なんといっても、昨年からの 塩沢の加入は大きい。 被験体として実に、興味深い存在だ。 彼の名は幸村霜月(ユキムラ ソウゲツ) 日本の大学の頂点と言われる帝都大学。 その卒業生の中でも、霜月は群を抜いた存在で あった。 帝都大が誇る歴代の「奇才」と呼ばれる名だたる 卒業生の面々の中でも「100年に1人

        • 東京装甲少女 EPISODE 0  第16話  【 The Rose 】

          カミーユは ノートの隙間に挟まれていた、 薔薇の押し花のしおりの様な物を 畳に落してしまったので、屈み、手に拾い上げた。 手に取ったしおりを見たカミーユは カミーユ 【  Des roses ? Très belles.  】 カミーユは、 バラ? とても綺麗と言った、 秋水には意味は解らなかったが、Roseという単語が出たので理解は出来たようだった。 秋水は徐に、窓際に歩き出し、障子を開けた。 スッ!!と開いた窓の先には、縁側があり庭が広がっていた もう

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        【 略歴  brief personal record 】 

          東京装甲少女 EPISODE 0  第15話  【  木偶のぼう  】

          カミーユの歓迎会を兼ねた、塩沢家の夕食が 神田の名店、神田笹鮨の上寿司4人前と鮎の姿寿司、巻物やおまかせなどが豪華に居間のテーブルに並べられて行われた。 3人は満面の笑みと大きな声で 【 いただきま~す 】 【 Un excellent dîner 】 といい歓迎会は始まった 大善はカミーユに 大善 【 いや~お嬢ちゃん あんた 凄いね~    俺はこの居間の床を久々みたよ。    それに、周りもみんな、ピッカピカじゃね~か   掃除してから、2時間く

          東京装甲少女 EPISODE 0  第15話  【  木偶のぼう  】

          東京装甲少女 EPISODE 0  第14話  【 神速 】  

          カミーユは綺麗な和室の布団で寝ていた。 新しい井草の香りと金木犀のお香のような心地よい香りの中で目が覚めた。 寝ぼけ眼の布団の足元の先に仏壇があり誰かが遺影の様な物に拝んでいるのが見えた。 大善だ。 大善が金色のお椀の様な物に同じ色のスティック状の物を打ち付けると 【 チリ~ン 】という心地の良い金属音が部屋中に鳴り響いた。 大善 【 真紀、今日はかわいらしい外人さんの   お嬢さんがうちに来てくれる事になったん   だがよ、あの秋水の馬鹿やろうが   やらかしち

          東京装甲少女 EPISODE 0  第14話  【 神速 】  

          東京装甲少女 EPISODE 0  第13話  【 カミーユ 】 

          朝起きると、いつの間にか秋水はいなかった、、、、。 私と幼い可愛いシェイルを残して、、、、、。 確かに、この突然の戦争で彼にとって、色々な物を失ったと思う、 街や道場や仲間たちそして、彼なりの正義 だが、それは、私も同じだ、、、、、、、。 まだ、家族である私たちは、ここに生きている。 何かしら事情はあるのかもしれないが、彼は私たち家族を置いて去った、、、、、これは紛れもない事実だ。 普段から強い人ほど案外弱いのかもしれない、、、、。 でも、あの人は愛する私たち

          東京装甲少女 EPISODE 0  第13話  【 カミーユ 】 

          東京装甲少女 EPISODE 0  第12話  【 煙錬 】

          シェイル 【  煙錬!!!!!!!!!!     ハッ!!!   】 シェイルは目を瞑ったまま集中して黒色の日本刀を構え火のついたタバコを咥えていた。 煙を吸い込みながら丹田に力を込めた。 まるで、氣と共に体内の毛細血管すべてに煙を行き渡せるかのような、そんなイメージで。 氣と煙が全身に満ちた所で 目をカッ!!と見開き1閃!! 目の前にある装甲を纏ったダミー人形を バサッ!!と斬りつけた。 しかし、黒刀は打撃としての衝撃で装甲に亀裂は与えたが、切り裂くまでは

          東京装甲少女 EPISODE 0  第12話  【 煙錬 】

          東京装甲少女 EPISODE 0  第11話 【救聖軍】

          シェイルは父に背負われ、母と共に、北の丸公園で行われていた救聖軍の炊き出しの長い列に並んでいた。 また、救聖軍仕切りで有事の際に国から解放された 北の丸公園公務員宿舎の宿泊の抽選も同時に行われていたので更に多くの人々が公園には集まっていた。 この付近は、皇居や国の重要拠点が多数点在する事もあり、下町上空とは違い制空権を握らせまいと、多くの防衛力を割いていた為、比較的安全ではあったが今まで関東圏は空襲が少なかったが遂に、 本格的に襲撃を受けるようになってきた。 戦禍が広

          東京装甲少女 EPISODE 0  第11話 【救聖軍】

          東京装甲少女 EPISODE 0  第10話 【1冊の本】

          シェイル 【 パパ、、、、。 】 妻に抱きかかえられていたはずのシェイルがいつの間にか秋水の傍まで駆け寄ってきてしまった。 妻は、時恵と秋水の話の邪魔になると思い、 シェイルを戻そうと近寄ろうとしたが、 秋水が大丈夫! というような手を翳す仕草で制したので、 時恵に一瞥しその場に距離を置き立ち止まった。 秋水は、駆け寄ってきたシェイルを困り顔で、 ヒョイっと抱きかかえた 秋水 【 シェイル、、、、、   ママの所に居なきゃダメじゃないか、、、。】 シェイルは父に抱

          東京装甲少女 EPISODE 0  第10話 【1冊の本】

          東京装甲少女 EPISODE 0  第9話  【 矜持 】

          時恵は、父の大善の葬式にも来てくれていたようだが、 長男である秋水にとって初めての喪主でその日は、慌ただしく過ぎてしまったため、時恵と面と向かい話した記憶は 十数年前の母の真紀の葬式以来だった。 久々に向かい合った時恵は、顔の印象は特に変わっていなかったが以前よりも歳を重ね足腰が 弱くなってしまったのだろうか? 杖を突き背が丸まり、昔の元気な時さんという印象はそこにはなかった。 久々の再会が、空襲の最中というのも、数奇な運命ではあったが、他人を救う程の余力がなかった

          東京装甲少女 EPISODE 0  第9話  【 矜持 】

          東京装甲少女 EPISODE 0  第8話  【 顔役 】

          【ちょっと、あんた!!あんた   しゅうちゃん?  しゅうちゃんじゃないのかい、、、、、、?】 杖を突いた年老いた女性は薄暗い中、 父に向かい必死に話しかけてきた。 父は初め暗がりだったので、良く見えず怪訝そうな顔で老女を見つめたが、こう、答えた、、、、、。 秋水 【 、、、、、 時さん、、、、、?】 時恵 【そうだよ!あたしだよ!!  あんたどうしたんだい? 忘れちまったってのかい?まさか私の事?】 秋水 【 時さん、、、、、本当に時さん? 】 時恵

          東京装甲少女 EPISODE 0  第8話  【 顔役 】

          東京装甲少女 EPISODE 0  第7話  【 憤怒の果てに 】

          真っ黒い世界、、、、。 いつもの商店街や民家やビルが焼け焦げ瓦礫と 化していた。 普段であれば多くの人々が行き交う場所は 見る影もなく 辺り1面が消し飛び 見慣れた景色は どこかに消えてしまっていた。 勿論、代々守ってきた 【 錬命新當流 】の道場も 周りと同じく見る影もなくなっていた。 普段あるはずのものがそこにないと人は理解が出来ず、立ち止まってしまう。 道でも間違えたのだろうか?      ここはどこだろう? 2人が理解するのに何分経ったのだろう、

          東京装甲少女 EPISODE 0  第7話  【 憤怒の果てに 】

          東京装甲少女 EPISODE 0  第6話 【真っ黒い世界】

          人類が第2生存都市の地下核シェルターに入り約20年の歳月が流れていた。 大戦を生き延びた少数の日本人<YAMATO>も 地下での20年の生活で地下内でも 子を育み社会を形成し人口も増加した。 しかし、この地下核シェルターで生まれ 戦争を知らない世間知らず  ignorant of the ways of the world と 呼ばれる子たちの 出生比率は何故か8割が女性 という奇妙な数字となった。 そして、現在一番の人口比率を誇るのが、 この10代の少女を中心とした

          東京装甲少女 EPISODE 0  第6話 【真っ黒い世界】

          東京装甲少女 EPISODE 0  第5話 【赤煙の悪魔】

          【  お姉ちゃん、、、、、?? 】 という、か細い声が、ドア越しに聞こえてきた ドアノブが回り少しのドアの隙間から シェイルと同じ赤い目の少女 が友花里とシェイルの方に向け不安そうな眼付きと怯えた声で話しかけてきた もみじ 【  おっ、、お姉ちゃん?、、    なっ、、なにしてるの、、、? 】 声の主は シェイルの妹、塩沢もみじ であった。 シェイルは先程までの鬼の形相だった 態度を一変し、もみじに優しい口調と、 少しあたふたした様子で話しかけた シェイル

          東京装甲少女 EPISODE 0  第5話 【赤煙の悪魔】

          東京装甲少女 EPISODE 0  第4話  【 煙草のかほり 】

          という経緯で、 KANDA闇市の店主アカハナから半ばせしめた 「とあるもの」を、 つかさは 得意気にあやめと友花里に披露した。 つかさ  【 じゃじゃ~ん!どう凄くない? 】 あやめ【 で、なにそれ? 】 友花里【 カード?? 】 特にピンと来ていない、あやめと友花里を 気にもせず、 つかさは目をキラキラさせながら、 つかさ 【はい!!さすがのゆかちゃん、正解です!!  おめでとう!!       でもこれはあげませ~ん 】 と、一人ではしゃぐ「つかさ

          東京装甲少女 EPISODE 0  第4話  【 煙草のかほり 】