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妹のターン:やってみたいこと(その①世の中の価値観を変える)

妹です。

少しずつ外出規制が解かれてきて、世の中の人達が少し前向きになってきているような気がしています。

姉からのお題の「やってみたいこと」、沢山ありますが。

サグラダ・ファミリアに行きたいとか、お芝居をしてみるとか、クリスチャン・ルブタンのハイヒールを履くとか、結婚式とか。

そのあたりはつまらないので、自分の人生において、「やってみたい」こと(というより一つ成し遂げたいこと)について。

この前数時間ノートと向き合ってこれを考えてたんですが、結論、「世の中の人の意識や考えをポジティブな方向に変える潮目をつくる」ことかな、と思っています。

前置き)
そもそも、私がマーケティングを仕事として選んだと思ったのも、「人の心を動かす」ことが右脳的なことだけでなく左脳的な領域でできるのだと言うことを知ったことがきっかけだった。

芸術家やアーティストじゃなくても、サラリーマンでも人の心を動かせるんだなって思ったし、これだったら私できると思った。

結果、数年働いて、私はマーケティングに向いてると思ってる。

仕事って、自分の「得意」を世の中に活かすことだと思う。

私の場合は大きくいうと「人の気持ちを理解すること」が「得意」なので、それを生かして、「世の中の人が求めているもの(ニーズとそのインサイト)を見つけ出して、周りの人を巻き込みながら、その”もの”を作り出すこと」を仕事としている。

今の私の場合はそれが「エンターテイメント」で、どんな人達が、どんな感情になりたいのか、どんな体験をしたいのかを考えて、プロの人たちと実現させるのが仕事。

将来的には、対象が大きくなったり、ニーズとインサイトを理解することと叶えることの難易度がどんどん高くなっていくだろうな、と漠然と思っている。

やりたいこと)
「世の中の人の意識や考えをポジティブな方向に変える潮目をつくる」こと。

例えば、「よく分からないし関わるとめんどくさいことが起きそうだけど、本当は政治に参加したい」とか「女性蔑視な発言に絶望するようなことが一切なくなってほしい」とか、それも一種のニーズだと思うし、隠されたインサイトがある。

それをどんどん掘り下げていって、どんなものがあればそのニーズを満たせるのかを考えて、実現していく。その先に、「ちょっと社会が良くなる」がある気がする。

人の価値観の変化が起こることを必要とするくらい大きなことだけど、それくらい大きなニーズを正しく理解して最適解を実現していくことができたら、この先数十年マーケティングをやる意味があるような気がする。

書いてて思ったこと)
でもこれ、やってみたいことじゃなくて、単にやらないといけないという使命感なのかもしれないな。

伊坂幸太郎の「砂漠」という本の中で、超能力を信じない批評家が「自分だけが問題に気がついていて、他の人は気がついていないと思いこんで、身勝手な使命感で偉そうに世の中を変えようとする若者がいる」的なことを言うんだけど、私もそんな感じなのかな。一過性の傲慢な欲望なのかもしれない。(わん、どう思う?)

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わんへ

きみの好きなことシリーズ良かったから、noteに貼ったら。

p.s. 今日のトップ画像は、鰯の群れ。フィリピンのモアルボアルで鰯の群れに突っ込んだんだけど、きれいにびよよよって逃げるから、すごい楽しかったな。人魚になった気分だったよ。


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