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映画『ソングバード』を見て考えた、イメージできることの大事さ

ミンちゃん本当に3回で終わった。すごーい。と思ったのに、前回のnoteでミンちゃんが突然映画の感想を書きました。その前は「妹のターン:やってみたいこと(その①世の中の価値観を変える)」だったのにその②はないようです。なんで私が書いてるかって、前回のnoteで「姉はいつ気がつくかわからない。(気が付いたらまた書いてね)」と書いているのに気が付かれなかったら寂しいということですぐ知らせてきたからだ。こういう感じなのにミンちゃんはできるやつなんだよ。

交換日記という形なので映画の話ですね。ちなみにミンちゃんは坂元裕二が好きで脚本を書くことに興味を持っている。やればいい。ミンちゃんは人のやりたいことを引き出すのが上手いと自分で言う。それでマーケティングをしている。本を書くことも人のやりたいことを引き出すこともミンが上手いのか私は分からない。母はミンは国語ができると言っていた。

さて先週ミンちゃんと『ソングバード』の試写会に行った。ロックダウン中のロサンゼルスで撮影された映画だ。コロナの掘り下げ方が足りないと思ったが、コロナ渦に少人数で撮影した映像を繋いでそれを見れるものにするにはカーチェイスはあった方いいし、そうするとああなるかって思った。ロックダウンのときに撮りましたってことに意味がある映画。

私が注目したのは免疫を持っている主人公の配達人が、彼女の家の前でスマホを使いながら喋るところ。ドア越しでは顔も見れないのに、そこで話したい。近くにいたい。それってなんだろうなと思った。このことに初めて気が付いたのは熊本に行ったとき。祖母に電話したら私が九州にいることを喜んでいた。福岡じゃなければ熊本も東京も同じとはならない。ミンがこの映画のレビューが悪かったにも関わらず来たのもロックダウン中のロサンゼルスを見たかったからだ。東京女子映画部のアンケートでタイトルに「ニューヨークの」「パリの」「ローマの」と付いていたらどうですかというものがあったが場所情報は必要だ。ようするに想像できるってことなのかなって思う。
岩崎邦彦の『観光ブランドの教科書』によると日本人はマレーシアとシンガポールでは圧倒的にシンガポールの方に行きたいそうだ。世界三大がっかりと言われるがシンガポールがマーライオンを日本に対して宣伝したことによる。日本人はシンガポールと言われるとマーライオンを思い浮かべるが、他の国ではそうならない。そうすると行きたいともならない。マレーシアの方が世界遺産も多いのに、マーライオン的な分かりやすいものがあるところの方が人は行きたいと思うらしい。私は沢木耕太郎の『深夜特急』のようにシンガポールからマレーシアの北上したい、同じときにどっちも行きたいけどね。そうか、私にとっては深夜特急でイメージができているのか。人間がそんなに単純なのは納得いかない、検索してイメージを補おうよと思うがイメージできることが重要としてどうするか。長くなってしまったがこれは紆余曲折を記録するためのブログでもあると思うからここでは終われない。

私は社会では研究をしていた人として覚えられる。詳しいことは聞かれないし聞かれたとしても中身は覚えられない。それで数字と英語の人だと思われる。雑でびっくり。広い方がとりあえずで話は来るけれど、これをもうちょっと分かりやすくしようかなと思っている。例えば私はポスターが上手かった。デザインは時間を取るのでしてポスターでもない限りこなかったがしてと言われることがありどうせなら全部にちゃんと施すかと思っている。また先日友達に数学得意だったからいいねと言われた。化学をしていた友達にも数学が得意という印象があったのかと思った。世の中得意な人はいるのでと思っていたが、役に立つには私くらいでもよかったりする。得意ですよと言っちゃうかな。
それで数字と英語を入れたら綺麗になって返してくる人をやっちゃうかなと思っている。まだイメージしづらいだろうか。「NHKをぶっこわす」くらい分かりやすいといいらしい。実験結果第一の世界からすると、こういうのは社会人ぽくて非常につまらない発想だと思う。まあまあまあでも、工学部出身で基礎研究をして、世の中で役に立つってなんだと思って社会科見学をしようと思ったのだからやってみる。いつまでにどうがもうちょっとあった方がいいと思うけど、それは周りが気が付かせてくれることが多い。

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