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3つ意識するだけでどんな服でもあなた専用のコーデに大変身します


2021年頃撮影

依頼者の要望や人物背景

抑えるのはこの3点

・本人のパーソナルカラー
・アイテムの特徴(色味や光沢感など)
・完成時のシルエットを決める

コーデの要望

・ロックバンドのライブで使う衣装を想定して組んで欲しい
・普段着としても使えるアイテムも使って欲しい
・プレゼントで貰った革靴をコーデに取り入れて欲しい


早速革靴を見せてもらうと、ビジネスシーンで履かれるようなイメージの革靴ですね。これをロックバンドのライブ衣装に取り入れると、、、。

中々難しいですね。けど思い入れのある革靴を何とか輝かせたい。

人物背景


20代男性。彼はバンドだけでなく普段は教師として活動しており、自分でNPO法人も結成しています。教育を通じて自分のやりたいことをやることの素晴らしさを自分の言動で示したいと、行動力もありながら真面目で非常に熱い芯を持った一面もあります。

この背景を踏まえコーデで彼の何を表現するべきなのか考えた結果

・革靴は絶対に目立つようにするが他のアイテムを地味にしない
・革靴と彼の堅実なイメージは残しつつシルエットで変化をつける
・ライブの衣装なので派手な動きに付いていける、華のあるアイテムを取り入れるけど革靴とのちぐはぐさは絶対無くす

これがコーデの方針となりアイテムを探すことになりました。
次に各アイテムの解説となります。


各アイテムとコーデの解説



彼のパーソナルカラーはイエローベースのオータム。イエローベースのオータムは暗い色を取り入れても重たい雰囲気にならず、自分の存在感を助長させる色にしてくれます。ですが明るい色とは相性が悪い性質があります。肌の色と色の鮮やかさとぶつかってしまうからです。

ライブの衣装を想定するので明るい色は取り入れて目を引く要素を取り入れたいものです。

そしてビジネスシーンで使われるようなデザインの革靴が派手さについていけるように色のバランス感覚にひたすら注意して組みました。


Tシャツ

明るいグレーで実はドクロが大きくプリントされています。下北沢の古着屋で1000円で購入。教員がドクロのTシャツを着ているギャップが面白いと思い取り入れました。

グレーはモノトーンで元から暗めの要素を持つので明るめでもそこまで違和感なく溶け込み、次に紹介するカーディガンと合わせたときに着膨らまないようにサイズはジャストを選択しました。

昔彼はよく下北沢でライブをしており思い出の場所だと語っていました。

色味のおかげで彼の堅実なイメージがドクロでも問題なく成立しており、新しい一面を思い出の場所で買った派手なTシャツで表現できました。


カーディガン

黒のロング丈のカーディガン。薄手のカーディガンなのですがツヤのある黒で薄手とは思えない重厚さのある雰囲気となっています。光沢感があることでライブハウスの照明に当たったときに反射してより目立つため適任だと思いチョイス。

値段は約12000円。原宿のV系ファッションを多く扱っている店舗で購入しました。しかし彼が着ると全くV系のアイテムに見えない。彼の持つ堅実なイメージが勝りシルエットの派手さは残りつつ、キレイ目のアイテムとして昇華しました。

彼が着るから成立する雰囲気です。他の人が着るとこうはなりません。僕はコーデを考えるうえでこういう人の持つ個性を大事にしています。

ライブで動くときにカーディガンがひらひらと動くので視覚的にも訴えるポイントを作ることが出来ました。彼のスタイルの良さも目立ちますね。

ジーンズ

UNIQLOで3990円で購入したスキニーシルエットのジーンズ。やや暗めの紺色でストレッチが良く効いて履きやすいのが特徴。

明るい青にするとTシャツの明るさとぶつかてしまい、黒をチョイスすると革靴の持つオフィス要素に溶け込んでしまい上下でコンセプトが違う、上は人間下は馬みたいなケンタウロス事件が発生してしまいます。


そこで暗めの紺色をチョイスすることでカーディガンの持つ暗めの色と統一しながら革靴の存在感を引き立たせることに成功しました。革靴は一般的な茶色なのですが、皮特有の光沢感のおかげで暗めの色に馴染みつつも存在感を引き立たせるための縁の下の力持ち的なジーンズになりました。

着回し力も高いところもポイントです。

革靴

約20000円とのことです(本人から聞きました)。ビジネスシーンで使われるデザインの茶色の革靴。数年履いて味が出たことにより絶妙な光沢感を出しています。

明るめの色でアクセントカラーになっているので革靴がしっかりコーデの主役になっています。Tシャツの色も明るめだからアクセントになっていないのでは?と思われますが上半身ブラックとグレーなのであくまでモノトーンでまとまっています。

上半身が比較的派手ですが本人の堅実さが勝っているおかげでアイテムより本人の与える印象のおかげで統一感が出ています。

コーデ全体を見たときになぜか革靴が目を惹く。彼の持つ魅力がそうさせているのでしょう。


以上の解説を踏まえたうえでもう一度コーデを見てみましょう


アイテムのジャンルはバラバラなのになぜか統一感が出ています。きれいなIラインのシルエットですね。本人の持つ雰囲気次第でどんなジャンルの服を合わせても馴染みます。

彼が着るから成立するコーデと言っても過言ではないでしょう。こういった提案をそれぞれ依頼者様と向き合ってコーデをさせて頂いてます。


まとめ

どんなジャンルの服でも本人の持つ個性と色素、アイテムの質感を抑えれば統一感が出せます。
統一感を出すために意識するのは

・本人のパーソナルカラー
・アイテムの特徴(色味や光沢感など)
・完成時のシルエットを決める

この3点を抑えることです!

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最後までご閲覧頂き本当にありがとうございました!!では!!



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