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10秒でシェアできるビデオ報連相ツール「recit」。これから非同期ミーティングは増えるか?

こんにちは、思考力特訓中の恩田です。

本日は、

「10秒でシェアできるビデオ報連相ツール『recit』による非同期ミーティング」

を取り上げます。

記事によると、

「新型コロナウイルスによってリモートワークが主流となったこの1年強で人々の働き方も大きく変わった。“会議のオンライン化”、ビデオ会議もその1つ」

「通常の会議はもちろん、従来であれば口頭で行っていた、ちょっとした相談や報告、雑談などもビデオ会議ツールを使って行うようになり、以前に比べて会議の時間自体が増えた」

「そういった状況下において、グローバルでは『asynchronous meeting』領域への注目度が高まりつつある。日本語では『非同期ミーティング』などと訳される」

「ツールを活用して相談事項や報告事項をウェブ上で録画し、動画形式で参加者に“事前共有”する。簡単な報告事項であれば、わざわざ会議を開かずとも動画を見るだけで十分かもしれない」

「この領域では先日1億3000万ドルの大型調達を発表した米国スタートアップのLoomを筆頭に、複数のプレーヤーが台頭し始めている状況」

「日本では5月25日にビデオメッセージツール『recit(レキット)』を正式ローンチした」

などなど。


そこで、

・日本で非同期ミーティングは増えていくか?
・「recit」の利用者数(社数)は増えていくか?

を考えてみたいと思います。


1.日本で非同期ミーティングは増えていくか?

今日は最初に結論から。

増えます


理由は、

会議や相談には、

発信者(相談・報告・提案・会議を主催する側)

受信者(相談される・報告を受ける・提案を受ける・会議に参加する側)

が存在しますが、

双方にとって共通なジョブがあります。

それは、

会議・報告・相談・共有などにおいて発生する無駄・非効率な時間を解消したい

我々ビジネスパーソンにとって、切実な願望です。

これがビデオメッセージ、非同期ミーティングにより解決されます。

どういうことか?

以下2つの観点から考察します。


同期と非同期のそれぞれのメリット

まず、同期→非同期で思い起こされるのは、

電話(同期)→メール(非同期)

これにより電話時間は削減されました。

本サービスは、これと同義で

オンライン会議(同期)→ビデオメッセージ(非同期)

もちろん、メールコミュニケーションが盛んになっても、電話が消えたわけではありません。

話し合うべき案件は今でも電話が活用されます。

ビデオメッセージとオンライン会議も同様で、

何かを議論する、決定するといった話し合いを有することはこれまで通りオンライン会議(同期)。

ビデオメッセージ(非同期)が活用されるのは、報告事項・事前共有・相談など、ディスカッションや瞬時の回答が不要な事柄。

こんな感じで同期と非同期のメリットにより、状況に応じた最適なツールが使用されるようになるでしょう。


②報告者の業務の効率化

報告・共有をメールでする際、

そこに添付する報告書や資料の作成に結構な時間を要していました。

しかし、せっかく時間をかけて作ったのに、きちんと目を通して貰えてないことも多々あり。

(後日、報告書を読んでいればわかっているはずの内容を質問されたり)。

この手間(非効率)がビデオメッセージにより削減されます。

まず、ビデオで説明する方が報告書や資料を作成するより時間かかりません。

また、資料が必要な場合もビデオと組み合わせることで、これまであれもこれも詰め込んでいた内容が必要最低限に簡素化されます。

以上、①②の観点から本サービスは「発信者」、「受信者」双方にとってメリットあり!

ただ、一つ懸念されるのは、非同期だと、ビデオメッセージをすぐに見ずに溜まてしまう人間が少なからず存在するだろうこと。

積読ならぬ積ビデオ?

視聴管理は必要になるかもしれません。


2.「recit」の利用者数(社数)は増えていくか?

上述したように、非同期・ビデオメッセージのニーズは高いと思います。

このニーズを叶える商品である「recit」を活用する人・社は増えるのか?

私、実際に無料版を試してみました。

最初は操作に手こずりましたが、慣れると超簡単です。

①共有したい資料をアップ
②ビデオ録画開始→終了
③録画終了ボタンを押すと、動画アップロードが始まり、すぐにシェアリンクが生成される

こんな感じで使い勝手良いです。

ただ、この非同期・ビデオメッセージ、今はブルーオーシャンかもしれませんが、今後はGoogleやMicrosoft、Zoomといった大手の参入も見込まれます。

そうなると規模(既存の利用者数)で劣るrecitが選ばれるかは・・・。

大手・競合が出現する前、需要初期の今、ユーザーをどれだけ獲得できるかがrecitにとっての鍵かと思います。

本日は以上になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。





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