アイデアの作り方-勇気融合-
少し前に書いた「福田村事件」で紹介した”空気の研究”という本を同僚のS君に貸した。その本を返してもらうときに、S君から”アイデアの作り方”という本を紹介してもらった。
恥ずかしながら消化してもらうまで、この”アイデアの作り方”という本を知らなかった。
ベストセラーなので多くの人が解説をしているので、簡単に紹介する。
この本では
〇アイデアが生まれる原理を理解する
〇アイデアを作る方法を理解する。
この二つについて解説している。
〇アイデアが生まれる原理
・アイデアとは既存の要素の組み合せである
・既存の要素を組み合わせて新しいものを作り出す才能は、物事の関連性を見つけ出そうとする心の働きに依存することが大きい
〇アイデアを作る方法
1.材料収集
2.材料の消化
3.孵化
4.アイデアの誕生
5.アイデアの検証と発展
このような感じで解説している。
1時間くらいで読めるので、暇があったら読んでみてほしい。
最近完結を迎えたアニメ「勇気爆発ブレイバーン」を見ているときに、”アイデアの作り方”を思い出した。
毎週放送日を迎えるたびに、X(旧Twitter)でトレンド入りするほど注目されていた。
会社の同僚から薦められて見始めたが、とにかくクセが強い。
日曜8時にやっていそうな王道ロボットアニメだと思って見たけど、期待を裏切られた。
気になる方は、配信されているので是非見てほしい。
なぜこんなロボットアニメが出来たのかを調べると”アイデアの作り方”が結びついた。
アイデアが生まれる原理の「既存の組合せ」と「心の動き」からこれまでになかったロボットを作り上げたのだと思う。
監督の大張正己さんのWikipediaを見ると当初からロボットアニメに携わり、私がよく見ていたガンダムシリーズにも参加されていた。
長年、映像への関わりが材料となって経験がその消化につながっているのだと想像している。既存を知っているからこその組み合わせができた。そして、ブレイバーンを見てわかるようにロボットアニメが好きということが、心の動きにつながっているのではないかと思った。
日曜日の朝に放送している”がっちりマンデー”を見ていても、新しいことをやっている人は新しい組み合わせを見つけた人だと気づかされる。
誰かが考えた新しい組み合わせが既存になり、その既存が更に新しい組み合わせを作っていくと言う感じだ。
その過程で大事なのが心の動きであり、モチベーションや好きな気持ちだと考えている。
なので、仕事でも遊びでも好きな気持ちを持ってやっていくと新しいことをどんどん見つけることができるかもしれない。
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