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温室育ちババア、高野山で凍る?!

先月(24/2/20(火)~24/2/22(木))、狂犬ツアー@高野山に参加しました。

2月の高野山ということで、さぞ寒いのではないかと警戒していました。が、ちょうど、東京で昼間の気温が20℃を超え、GW並みの暖かさとなった時期と重なり、高野山もそこまで冷え込むことはありませんでした。

以下、このツアーに参加して印象に残ったことや感じたことの一部を、簡単にですが共有します。


1.高野山とはどんな場所?

高野山とは、和歌山県伊都郡高野町にある標高約800mの平坦地を指します。周囲には1,000m級の山々があり、自然豊かで、美しい景観が広がります。高野山の歴史はとても長く、今から1200年以上前に、弘法大師・空海(真言宗の開祖)によって築かれた仏教の聖地と言われています。高野山には多くの文化財や史跡が残り、現在でも多くの僧侶(そうりょ)が修行を行い仏教の教えを伝えています。その由緒ある歴史と、静寂に包まれた高野山の美しさゆえに、2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」の名前で世界遺産に登録され、世界中からも注目を集めています。

The KANSAI Guideのサイトより引用

私の人生で過去、高野山とは全くご縁がなく、今回初めて行きました。
「空海」は、小中学校の歴史の授業で名前を聞いたことがあるような???というレベル。日本人(現在の香川県出身)であることを認識していませんでした。(中国から来た僧侶だと思ってた💦)

2.高野山に着いて驚いたこと

バスに乗ってまず驚いたのが、Visaのタッチ決済に対応していること。
今まで、Visaのタッチ決済に対応したバスに乗ったことがありませんでした。

南海りんかいバスの車内

そして、さらに驚いたのが、フランス語の社内アナウンスが流れたと!!!日本国内のバスで、フランス語の社内アナウンスなんて、今まで聞いたことがありません(>_<)さすが欧州からの観光客が増えている高野山!!!

3.瞑想体験、朝のお勤め、護摩祈祷

たった2日間参加しただけで、煩悩が無くなる、ということは当然ありませんが...心が洗われる体験でした。
日頃、煩悩まみれな私ですが、今後は時に高野山を思い出して瞑想したいと思います。

4.奥之院

高野山の信仰の中心、奥之院。弘法大師の御廟があり、弘法大師信仰の最大の聖地といわれています。
御廟までの約2キロメートルの道のりには、杉木立の中に、20万基を超える諸大名の墓石や、供養塔、慰霊碑の数々が立ち並んでいます。

昼間の奥之院

まさに1,200年の歴史を感じられる圧巻の場所。
過去、国内外の「世界遺産」認定されている場所に、10か所以上(?正確に数えたことがありません💦)行ったことがありますが、世界遺産でこれほど圧倒されたのは初めてでした。わざわざ海外からも観光客が来るのもう頷けます。

ちなみに、昼間に奥之院に行った際にすれ違った観光客の方、少なく見積もっても6割以上の方が、海外からの観光客と思われる方でした。海外からの観光客と思われる方の方が多かったことも、驚きでした。

夜の奥之院

夜の奥之院はまた雰囲気がガラッと変わります。
時折雨が降る中、空を見上げると杉並木の間から月も見えて、幻想的でした。

5.精進料理

ツアー中は精進料理が出されるとのことで、正直お腹が空いてしまうのではないか ? 物足りないのではないか?と心配でした。が、全くの杞憂でした。毎食、しっかりお腹に溜まる、とてもおいしい精進料理をいただきました。

見た目も美しい精進料理

6.出会い

今回の狂犬ツアー、宿坊での宿泊をはじめとした高野山ならではの体験・観光も素晴らしかったのですが、このツアーの醍醐味は、このツアーに参加された方との「出会い」だったように思います。
普段、会社で仕事をしている中では出会えない人に出会い、語らう時間を持てたのは、本当にこの上なく貴重な体験でした。

ということで、24年の3つの未体験挑戦ルールのうち、「③狂犬ツアーに参加」を達成しました。そこで、新しい未体験挑戦ルールとして、「③狂犬ツアーで出会った人を尋ねる」を追加したいと思います。


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