なぜデジタル化が進まないのか?

木下斉さんのVoicyで、デジタル化について取り上げられていました。

言うまでもなく、日本はデジタル後進国なのですが、徐々にデジタル化が進んできています。先日も以下の記事が目に留まりました。

「保育所手続きオンラインで スマホで入園申請可能 
 「当落」決定も迅速化・こども家庭庁」

もっとも、別の日経の記事によると、26 年度から全国展開とのことで、相変わらずのスピード感ではあります^^;

今日は「デジタル化が進まない理由」について考えてみます。
(ここでは、主に公的手続きの「デジタル化」を念頭に考えていきます。)

意外と、今今「紙手続きに直面しない人」が一定数いる???

現在の「紙手続き」で問題無いと思っている方(主に高齢者?)については論外(!)だとして、日常生活において、そもそも「紙手続きに直面しない人」(=紙手続きを行う機会がなく、不便を感じていない人)が一定数いるからなのかもしれない、と思いました。

そう思った理由は、正に私自身が、そのような人に該当するからです。
私は会社員で、確定申告はしていませんし、子供がいないため、保育園・学校関係の手続きもありません。幸い健康であるため、病院に行くこともほぼありませんし、役所に行かなければならないような用事も、ほぼありません。(直近で行ったのは、マイナンバーカード取得のための手続きくらいです。)

自分自身が関係するケースで、マイナンバーカードでデータ連携されていればいいのに(オンライン手続きができれば良いのに)、と思った場面と言えば、去年パスポートを取得した際や(当時、新規申請はパスポートセンターに出向く必要がありました。今はどうかわかりませんが...)、コロナの際の給付金の受領といった場面くらいです。
つまり、あったとしても、10年に一度とか、緊急時(レアケース)なのです。

私自身のような人がどの程度いるのか、検証はできていませんが、晩婚化・少子化が進む今、私と同じような境遇の人が意外といるのかも?と思った次第です。

もちろん、今今困っていないからデジタル化を進める必要はない、ということではなく、今後想定される災害対応含め、デジタル化は早急に扱うべき課題だと、私自身、思っています。

簡単ですが、今日はここまで。

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