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秋のタリーズ、OIMOって尊い

9月某日。
本日は、職場の親睦をはかって、サッカーの試合を観戦しよう!というイベントが企画された。
過去の記事でも書いているのだが、私は今年から人事異動により現在の職場に所属している。
このご時世であるため、仕事以外の所属での付き合いはほとんどなく(する気もない)、異動後すぐに行われた歓送迎会に参加したぐらいで、今に至るまで同僚とはまったく打ち解けていない状況である。
さらに、この異動によって私の仕事に対するモチベーションはほとんど失われており、今更親睦をはかりたいという思いは毛頭ないのだ。

しかし、私、こういうときに不参加と言える度胸も職位もない。
数週間前、日程調整のアンケートが回ってきた際に、なるべく候補日となりそうな日程を決め打ちし、「×」をするという抵抗虚しく、私の参加は決定してしまったのだった。
もしこれで、私が熱烈なサッカーファンであれば、状況は好転するのだが、残念ながらW杯の日本戦をテレビで視聴するくらいの絵に描いたようなにわかファンであるため、Jリーグの一試合に大興奮できるほどの熱量はないのだ。
試合時間、約2時間。
座席に余裕はあるのに、一箇所に一同が集結し、久々に「蜜」を体感。
とはいえ、生の会場でサッカーを観戦するという経験は初めてということもあり、その雰囲気や熱気には感動させられた(できれば職場の親睦に、私の"初めて"は捧げたくはなかったが)。
 
そんな親睦疲れの身体を癒すため、休日モーニングへ出かけることに。
今回は、数あるカフェチェーンの中でも私が一番敬愛している「タリーズ」に決定した。
休日モーニングが趣味の私だが(初耳)、その中でも「タリーズの」利用率が一番高い。
毎年年始に発売されるハッピーバックを購入するくらい、タリーズへの熱はあついのだ。

そして、この秋にタリーズに行かなければならない理由があった。

それが、こちら。タリーズ秋の新商品。

タリーズからはドリンクとフードの秋の季節限定商品が発売されており、その中でも私が発売前より、必ず飲むと決めていたのが「OIMOティーシェイク」。

アールグレイの紅茶の香りとともに、おいもの風味がお口いっぱいに広がるミルキーなシェイクです。蜜芋をイメージしたソースの鮮やかなマーブル模様が見ためにも楽しく、スイーツ感覚でお召し上がりいただけます。秋の始まりに「おいも」を紅茶の香りとともに楽しみましょう。
タリーズ「商品情報」より

私はコーヒーもティーもどちらも好きなのだが、季節限定商品などのラインナップにコーヒーとティーがあった場合、ティーに惹かれる傾向がある。
さらに今回は、おいもとコラボし、シェイクになるとは、、幸でしかない。

私が常連としているタリーズは、休日のオープンが朝8時。
私はその時間を目掛けてタリーズへ向かう。
休日のモーニングという空間は特別な雰囲気を放っていて、ゆったりとしていて穏やかだ。
平日のモーニングのように、忙しない人々を送り出す姿とはまるで違う。

本日の起床は6時半。二度寝をしなければ、今日一日の勝利はほとんど決まったようなものだ。
絶対に再び布団にもぐらないように、シャワーを浴び、丁寧に準備をした。

モーニングのお供となる文芸誌(ちょっと通ぶりたい)をかばんに入れて、タリーズへ向かう。

8時ジャストに着いたはずなのに、すでに客人がいる。
私のお気に入りの席は、店内中央の円形のカウンター。
一人で2名分以上の席を確保すると、客人が増えてきたときにソワソワするので、カウンターに座るほうが気が楽なのだ。
円形のカウンターはガラ空き。
窓際を死守して、注文へ。OIMOティーシェイクをトールで。
朝一番なので、店員さんの数も少なく、キッチンも大変そう。
OIMOティーシェイクのような手の込んだものを注文したことを少し後悔する。
、、お兄さんありがとう。

25周年のカップデザインを撮りたくて、後ろ向き。

商品を受け取り、さっそく一口。

ティー×おいもの組合せが、どんな味の合わさり方をするのか想像できなかったのだが、シェイクにすることで、ミルクの濃厚さがおいもと合わさり、こってりとした秋らしい贅沢な味わいに。
ティーはあっさりしているので悪目立ちすることなく、残る風味がティー好きにはたまらない。
蜜芋をイメージしたというソースを混ぜると、濃厚さが増して満足感のあるデザートに。

楽しみにしていたタリーズ、秋の到来。
疲弊した身体に染み渡る優しいドリンクなのであった。
(後日、ほっこりOIMOラテもしっかり堪能した。こちらも美味だった。)

さて、今日も生きていく。

本日のモーニングのお供:
すばる 2022年8月号 | 石田夏穂「黄金比の縁」

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