podcastが1週間ちょっと聴けていない。
podcastが1週間ちょっと聴けていない。
忙しいとかじゃなくて、突然聴けなくなっちゃった。
ずっと好きだった食べ物が急に受け付けなくなる感じ。
なんでだろうと考えてみたのだけれど、
どうやら自分は推し活に失敗したっぽい。
podcast、podcast以外も含めて、自分には「推し」がいて、昔から好きな芸能人とかアイドルとか作家とか監督がいる。
でも、それを誰かとシェアしてきたことはほとんどなく、公言もせずにひっそり自分の中だけで推してきた。
podcastもはじめはそうで、
ひっそりと好きな番組の更新を待って、聴いて、自分の中で思考することはあっても、それを書く場所がないので、ただそれだけで終わっていた。
ある日、専用のアカウントを作り、ハッシュタグをつけて感想を書くと世界が変わった。
推しからリプがきて、推し仲間もできた。これが推し活か!と思った。
特にpodcastはリスナー数も限られていて、界隈も決して広いわけではないので、つながるスピードは早かった。
好きなものがシェアできる喜び、好きな番組と繋がれる感動は凄まじかった。
しかし、それがだんだんと窮屈に感じてきた。
podcastというでかいジャンルの中にある無数の番組、無数のエピソード、そのすべてが自分にとって居心地が良いはずがなくて、「好きじゃない」があるべきなのに、
それをなかなか肯定できなかった。
番組が好きなら、それをやってるpodcasterは当然好きでなければならないし、エピソードすべてが好きなはず。
そういう風(かぜ)を勝手に感じてしまった。勝手に。
そして、そこに無理矢理入ろうとして、ちょっと疲れてしまった。
podcastが好きだったはずなのに、
他の「何か」に好かれようとしている感情がめんどくさくて、投げ出してしまった。自分の悪い癖。
どうやら自分には、ひっそりと好きなものを自分の中で温めている方が向いていたらしい。
ただ、
このコミュニティに入っていなければ、ここで出会えなかった仲間がいる。
その仲間が好きだ。
podcastという枠を飛び越えて好きだ。
とりあえず一旦離れてみて、また聴きたくなる瞬間を待ってみようと思う。
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