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Podcastを始めて、そろそろ1年だなぁ。

2022年10月、Podcastを始めた。
Podcastとは、インターネット上で音声データを配信するサービスのこと。
今や、世界で8000以上の番組があるらしい…。
僕もリスナーの一人ではあったが、まさか自分が番組をやることになるとは思ってもいなかった。

きっかけが好機になる。

僕が最初に始めたのは、高校時代の友人との二人語り番組。
始まりのきっかけは以下の記事に。

初回の配信は、今聴いても恥ずかしい。

地方都市に住むままならないアラサーボーイズ(ゲイ:りょーとと既婚者:まっつん)が、たわいもない雑談をし、それをただただ垂れ流す番組です。

今は訳あって休止中だが、毎週水曜日に配信し、エピソード数は37、今年の7月まで10ヶ月続いた。
ここまでコンスタントに続けられたのは、そこに聴いてくれるリスナーがいたからだ。リスナー数と再生回数が右肩上がりで伸びていくことはとても嬉しかったし、何よりモチベーションにつながった。

リスナー数が大きく増えるきっかけになった出来事はいくつかあって、SNSでのつながり、他番組での紹介、プラットフォームでのピックアップ、企画への参加などなど、新参番組でありがながら、ありがたいことに沢山のきっかけを与えてもらった。
僕らはそのきっかけを無駄にしないように必死で考え、喋り、編集し、それを一人でも多くの聴取者に広げようと努力した。たぶん、仕事並み、いや仕事以上に頑張っていた。

正直、ここまで聴いてもらえるとは思っていなかった。
だから、カテゴリ別のランキングで最高位の4位を獲得した時には思わず大声を上げたし、そのスクショを今でも保存している。

Apple Podcastsの即興コメディカテゴリで4位を獲得した日
(ポッドキャストランキングより)

そこに聴いてくれている人がいるだけで嬉しいのに、配信をすればハッシュタグをつけて感想がもらえるし、お便りも届く。配信者にとってレスポンスがあることは本当に生きがいだ。だから僕もリスナーとして積極的にレスポンスをするようにしている。


Podcastを通じて自分を好きになりたい。

以前の記事でも述べているのだが、僕は番組を作る上でとにかく、「言葉に誠実でありたい」と思っている。
それは、リスナーに対する思いでもあるが、自分自身に対する思いでもある。自分が発する言葉によって、僕は自身と誠実に向き合っている。
Podcastは声のメディアである。声に乗せられた言葉は、まっすぐに届く。何も隠せない。隠そうとしてもバレる。
だから、直向きに自分と向き合える。

セクシャリティをオープンにしていることは、いまだに不思議だ。
僕はゲイなのだが、それを番組ではオープンにしている。最初は、それを「売り」の一つにしたいと思っていた。「ゲイと既婚者」なんてキャッチーだし、わかりやすい。実際、同じセクシャリティーであるリスナーに沢山聴いてもらえた。
でも、ある時からゲイというカテゴリの中で配信をすることが少し嫌になった。
ただ「単純に面白い」、「聴き心地が良い」という理由で聴いてほしい。そのパーソナリティがたまたまゲイであったというくらいがいいな、と。

自分に誠実にそして素直になって、自分自身を好きになりたい。


自分の次は、そこにいてくれるあなたへ。

そして今、僕は一人での番組も配信している。

誰かに出会い、誰かと別れる。そうやって人は人と交差している。
ポッドキャストを通じて人とつながっていきたい。そんな思いを込めた番組です。酒浸りの独身アラサー男 = りょ-とが案内人を務めます。

Podcastを通じて感じた「人」との出会い。
「人」にフォーカスして、日々感じる悩みや愚痴をなるべく真っ直ぐ届ける。そしてリスナーの愚痴に寄り添いたい。
解決はできない。だから、できるだけ共感したい。肯定したい。
みんな必死で生きているからさ。

でもさ、面白いことって一人じゃなかなかできないんよ。
そろそろ、なんか面白いことしたいなあーーー!


そんなわけで、Podcastを始めてそろそろ1年になります。
今日も世界のどこかで聴いてくださっている皆様、ありがとう。
これまで経験した数々のことは、Podcastをしなければ得られないことばかりでした。そして、そこに聴いてくれるあなたがいなければ。
今後とも何卒よろしくお願いします。

Podcastが好きだ。


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