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私のデザイナー体験談

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私がデザイナーになった理由、夢を叶え夢に破れるまでの道をまとめました。 非美大・非芸大からデザイナーを目指す方、何かの「きっかけ」を模索している方の参考になれば幸いです。
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デザインを知らない素人が、デザイナーになって、早々にやめるまでの話③

前回。1冊のフリーペーパーがきっかけでデザインの道を志した私。 まずは業界に飛び込んでみようと、アルバイトを始めることに。 アルバイトからインターンへ アルバイトを始めて数ヶ月。 夢だったデザインの世界で働いているという充実感はあったものの、デザインの内容は自分のやりたいと言えるものではなく、より理想のデザインを追求していきます。 まずは、自分の大学からグラフィックデザイナーになった人はいるのか。「○○大学 デザイナー」と検索をかけました。画像検索の結果をスクロールしてい

デザインを知らない素人が、デザイナーになって、早々にやめるまでの話②

前回。鬱々とした高校時代を変えるべく待望のマンモス大学に入学した私。 enjoy lifeを夢見ていたのですが、現実はなんだか高校時代と変わらない日々。 そこで出会った1冊のフリーペーパー。そこにはキラキラしたものが詰まっていて、私は躊躇わずにメンバーになるべくメールを送ったのです。 自信となったフリーペーパー 数回のミーティング見学を経て、イケてるフリーペーパー団体のメンバーになった私。 これまでとはまるで違うイケイケ↑コミュニティに入った私は、自身の容姿や立ち振る舞い

デザインを知らない素人が、デザイナーになって、早々にやめるまでの話①

「思い立ったが吉日」 私の約30年の人生を振り返った時、この言葉がぴったりではないかと思います。 私、昔から明確な目標や夢を見つけた瞬間、計画など立てずに、猪突猛進、恐ろしいほどのパワーで突き進んでいくのです。 一見すると、バイタリティに溢れた快活な人間のように見えるのですが、思い立った瞬間に後先考えず突き進む分、失敗も多く打ち砕かれることも少なくありません。 そんな、私の人生。まさにこの言葉を体現したような出来事が、19歳から22歳の間に次々と起こります(自ら起こしてます