僕の推しは僕のストーカー!?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○:ふぁ〜…部活疲れた…
僕の名前は森田○○。普通の高校生…なんですけど、最近悩みがありまして…
テクテク
コツコツ
ピタッ
ピタッ
はい、もうお分かりですね。ストーカーされてます。こんな僕をストーカーする物好きは誰なんだと思い後ろを振り向くんですけど誰も居ないんです。
○:はぁ…
怖くなり僕は家までダッシュして帰りました。
?:あっ…
……
……
○:ただいま…
ひ:おかえり〜○○。どうしたの?そんな汗だくで
この人は姉の森田ひかる。アイドルです。
○:ちょっと…ストーカーにあって…
ひ:へぇ〜○○を好きになる物好きもいるんだね
○:普通に酷くね?
〜〜〜〜〜〜〜〜翌日〜〜〜〜〜〜〜〜
○:おはよぉ…姉ちゃん…
ひ:おはよ。ご飯できてるから
○:ありがとぉ…
ひ:あ、そう言えば、今日麗奈ちゃん家に泊まるから
○:分かったぁ…
僕は寝ぼけた目と頭を覚ますために洗面台へと向かいます。
…ん?今姉ちゃん何か言ってた?まあ、いいや…
目を覚ました僕は姉ちゃんが用意してくれた朝ごはんを食べ、学校へ向かいました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○:遅くなっちゃった…姉ちゃんが心配してる
部活が長引いてしまい、辺りは真っ暗です。
○:早く帰ろ…
テクテク
コツコツ
ピタッ
ピタッ
はぁ…今日もか…
コツコツコツ…
ん?
コツコツコツ…
近づいてきてる!?
コツコツコツ…
ヤバい…逃げないと!
……
……
はぁ…はぁ…
しんどい…
コツコツコツ…
まだ追ってくるのか…もう…走れない…
ギュッ
?:掴まえた♡
○:ビクッ! なんだ…保乃さんか…えっ!保乃さん!?
この人は田村保乃さん。僕の推しメン。
保:ほにょ?
○:あ、そうだ!保乃さん、気をつけてください!僕のストーカーがいるので!
保:○○君のストーカー?ああ、それなぁ?保乃やで♡
……は?
○:ポカーン
保:ふふっあまり状況が分ってへんやろ?
○:ま、まあ…ってかなんで保乃さんが僕のストーカーを?
保:それはなぁ?
保乃さんが耳元まで近付いてきました。
保:○○君の事がぁ…好きやからやで?♡
バチバチバチ!
僕の体に電流が走り、気を失ってしまいました。
保:ずっと、ずーっと一緒やからな?♡
Fin.
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