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GA4・GTMを触ってみた

なぜ導入することにしたのか

DEになってから、GA4やGTMについての知識が必要なログ設計を作る機会ができたものの、触ったことが全くないことに気づき、自環境で触って検証できたらいいのにと思ったから。

GA4とは

Googleアナリティクス4の略。
サイトに訪問したユーザーの行動を分析できるツール。
無料で利用可能!
※ただし一部機能は制限あり

GTMとは

Googleタグマネージャーの略。
サイトに訪問したユーザーの行動データを収集するために必要なタグをまとめて管理できるツール。
特定のイベントによって動くトリガー・データをGA4などに送信するタグ・変動する値が入る変数・変数を一時的にまとめて置けるデータレイヤーによって構成されている。
無料で利用可能!
※ただし一部機能は制限あり

GitHubとは

プログラムコードを保存・公開できるソースコード管理サービス。
無料で利用可能!
※ただし一部機能は制限あり

導入手順

今回は、GitHubで作成した個人サイトにpage_viewログを実装する

1.Googleアカウント作成

以下のURLからGoogleアカウントを作成する
https://support.google.com/accounts/answer/27441?hl=ja

2.GitHubアカウント作成

GitHubのSignUpをクリック

赤丸の部分!

・メールアドレスを入力

・パスワードを入力

(メールアドレスを隠しています)

・ユーザーネームを入力

~ is available.と表示されると使用できるユーザーネームってことで登録可能!

・製品の最新情報を追いたい場合はチェックボックスにチェックを入れる

・ちょっと待つと、アカウントの保護のための質問が始まる

デフォルトだと視覚情報での検証になる。音声情報がいい場合は「音声情報」をクリック

・メールアドレスに確認用のコードが届くため、それを入力
・プランは無料と有料が選べる。

→アカウント登録完了!


3.GitHub上に個人ページを作成

・ログインするとホーム画面に到達できる(はず!)

自分のホーム画面

・緑のボタンを押してレポジトリを作成する

赤丸の部分!

・レポジトリの設定を入力
 -Repository name:レポジトリ名(必須)
 -他は任意でOK!

・レポジトリが作成出来たら、creating a new fileをクリック

赤丸の部分!

・ファイル作成画面で、HTMLファイルを作成して、Commit changesボタンをクリック

 -必要であればこちらのHTMLコードを使ってください!

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="utf-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
  <title>GitHubテスト</title>
  <link href="https://maxcdn.bootstrapcdn.com/font-awesome/4.7.0/css/font-awesome.min.css" rel="stylesheet" integrity="sha384-wvfXpqpZZVQGK6TAh5PVlGOfQNHSoD2xbE+QkPxCAFlNEevoEH3Sl0sibVcOQVnN" crossorigin="anonymous">
  <link rel="stylesheet" type="text/css" href="stylesheet.css">
</head>
<body>
  <header>
    GitHubテスト
  </header>
  <footer>
  </footer>
</body>
</html>

・ダイアログが表示されるのでCommit changesボタンをクリック

・今作ったHTMLファイルをWEB上で見られるようにするため、Settingsをクリック

・Pagesをクリック

・Noneの部分で「main」を選択し、Doneボタンをクリック

上部の文章が出ていればOK!
ページを更新するとURLができている!

・URLにアクセスすると、HTMLファイルがWEB上で見られるようになっている

headerタグに書いておいた「Githubテスト」が表示されている!

4.GA4にGoogleアカウントでログイン

GA4ページから、Googleアカウントでログインするだけ!

5.GTMにGoogleアカウントでログイン

GTMページから、Googleアカウントでログインするだけ!

6.3で作ったページにGTMタグを実装して公開

・GTM画面上のGTMIDをクリックする

赤丸の部分!

・GTMタグがコピーできるダイアログが表示される

・GithubのHTMLファイルを編集して、指示通りのところに入力してCommit changesボタンを押して保存する

黄色に塗っている部分がGTMタグ

・何分か待つと、WEB上のコードも更新されていることが確認できる

F12ボタンで開発者ツールを表示するとGTMタグが確認できる

7.GTM設定をしてGTMコンテナを公開

・GA4画面の管理ボタンをクリック

・データの収集と修正の中のデータストリームボタンをクリック

・ストリームを追加ボタンをクリックして、WEBを選択

・ウェブストリームの詳細を開いて測定IDをコピーしておく

拡張計測機能はオフにしておく!

・GTMを開いて、Googleタグを作成して保存する
 -タグボタンをクリックして、新規ボタンをクリック

・設定内容は以下の通り
 -タグ名:Googleタグ
 -タグの種類:Googleタグ
 -タグID:GA4でコピーしておいたタグIDをペースト
  ※画像の場合は変数として登録してあるため{{}}がついている
 -構成パラメーター:send_page_view
 -値:false

・続いてpage_viewタグを作成して保存する
・設定内容は以下の通り
 -タグ名:GA4イベント
 -測定ID:GA4でコピーしておいたタグIDをペースト
  ※画像の場合は変数として登録してあるため{{}}がついている
 -イベント名:page_view
 -トリガー:All Pages

・GTM設定を公開する

赤丸の部分!

8.page_viewが飛んでいることを確認

WEBページにアクセスすると、GA4側でユーザー・ページ表示数が計測できていることが確認できる

ユーザーが1人、デスクトップでアクセスしていることが分かる

おわりに

全て無料で用意できるもので、自分のログ計測環境を作成できることが分かった。
すでにアカウントを持っている人であれば30分もあれば設定できる内容で、手軽にログ検証ができるようになった。
業務に活かせるように、頑張るぞー!!

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