本との距離⑤(400字)
小学生になる前、ビデオきっかけでゲゲゲに出くわし、妖怪を覚えた。その影響は、しばらく続く。
『妖怪大図鑑』にはじまり、地続きのページが展開していく『絵巻えほん 妖怪の森』にはどハマりし、暇さえあれば眺めていた。熱量と反復の掛け算とはすごいもので、知ってる妖怪の数がどんどん増えていった。
ここで書きながらの気づきがある。「図鑑」との出会いは、まさにここだったのだ。「いろんな種類のもの・ことを、分類しながら、まとめて確認できる本」ってお得だな、と幼いながらに感じていた。
ヒーロー戦隊『ジュウレンジャー』にのめり込み、興味が広がっていた恐竜などがまとめれた『大むかしの動物(学研の図鑑)』を読み込み、肉食だけじゃなく草食の魅力を知った。メガドライブ『ダイナブラザーズ2』と合わせて読み込んでいたっけな。
魅力的な挿絵といっしょに知識をインストールできる図鑑は、小学低学年のぼくには聖典として映っていたわけだ。
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