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「仕掛け」考え方を変えること


息子たちのクラスで、歌のリクエストをする時間があるそうで。

アニメの主題歌や、流行りのアーティストの歌。

聞いたことあるー!!

と、みんなノリノリになる時間のようです。


お笑い芸人になりたいと言っている次男は、

君が代

をリクエストしたそうで。。。

クラスをかなりザワつかせたそうです。

渋すぎる。。。

低学年の子はあまり知っている子がいなかったようですが、卒業式で歌うので、高学年で練習するみたいです。

自分の時は、小学生になったら、習っていたような気がしてましたが、だいぶ前過ぎて覚えてません。。


その前に、なぜ、次男がリクエストしたのかって話です。

次男が好きなユーチューブのキャラクターがいまして、カラオケでリクエストして歌うシーンがあるんです。


そのまねをして、国歌ということも知らず、気づいたら口ずさんでいました。


年末帰省した時も、車の中で熱唱するので、
気づいたら私の両親も一緒に歌い。。


「国歌斉唱」が車内で行われる


という、初めての感覚のお正月でした。

ユーチューブは、色々と影響力が強いので気を付けないといけないところもありますが、
たぶん、普通に音楽の授業で習ったなら、
なかなか覚えられなかったかもしれないし、リクエストしないでしょうし、するまでに至らない。


ちなみに歌詞も完璧です。


入り方でこんなに楽しく覚えることができて、さらにどの世代も知ってるので、コミュニケーションのツールになるとは、なかなかの発見でした。

最近読んだ本で、

松村真広さんの「仕掛学

という本を読みました。

散らかった部屋のごみ箱の上に、バスケットゴールを置くことで、ゴールに入れたくなり、結果、整理整頓されたり。

ごみのポイ捨てが多いところに、小さな鳥居を置くことで、ごみを捨てずらくさせたり。

エスカレーターの足跡で並びやすく。

男子便器に的をつけることで汚れないように。

駐輪場の線を描くことで、通路をはみ出さず並べてもらえる。


困っている問題に対して、

やってください。

ではなくて、ついやりたくなるような

仕掛け

として、人を動かすアイディアの作り方が書いてある本です。

そこに、仕掛けを見つける方法として、

「子供を観察する」

ということが書いてありました。

好奇心旺盛な子供は、仕掛け発見器である。
と。

大人は常識の範囲で物事をみてしまうけど、子供たちが見る世界はもっとワクワクしていて、発見も多いということ。


見方のフレームをずらすことで、世の中がずっと楽しくなる。

と書かれていました。

先日、私の身体と心のサポーターとして仲良くしてもらっている子から、
学校へ行き渋りの長男との同伴登校について、

「朝のウォーキングとして考えれば、運動不足の解消にもなるよ!行ってらっしゃい」

考え方の変え方を教えてもらいました。

毎朝、大変!!

と思わず、

私の運動のため!

として一生懸命、腕を振って歩いています。

一緒に登校することで、なかなか聞き出せない話も歩きながら聞けたり。

警備のおじさんに顔を覚えてもらったり。

いつもの道も、通学路として一緒に通ることで見えていなかった景色として、映ったり。

良いこともわりとあります。

少しの自分への仕掛けで、難しいと思っていたことも、嫌だなと思っていたことも、見方を変えれば、動き出すように感じています。

 

今回も、子供たちの話が多くなってしまいました。


でも、私では思いつかないような面白いことがたくさん起こり、気づかされることが多いので、これからも書かせてもらいます。

自分の行動や考え方を変える面白い仕掛け。

これからたくさん見つけていきたいと思います。

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