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【恋愛の科学】最新研究が解き明かす現代の男女関係|2024年4月版

今回は毎月恒例の「男女にまつわる最新研究」のまとめでーす!今回も10個ほどダダーッとみていきましょう!

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「検索エンジン、AIの発達で各人が欲する情報に容易にたどり着けるようになった!」とは言われるが、実際にはテキストの複雑さが低い、つまり平易な文章ばかりが表示されるし、プロンプトによらず結局最小公倍数的な情報が提供されるようになってるしでニッチで深い情報への道のりはむしろ長くなってしまっているのが現状。

もちろんAIはなんでも知っているけれど、それと同時に大多数の人がニッチな情報に興味を持っていないことも知っている。だからAIはあえてニッチ情報を提供しない。本ニュースレターは検索エンジン、AIからは辿り着けない「ニッチ」を毎週お届けする。
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理想の家族

少子化をはじめ、近年家族の形態が大きく変化しているのはご存じの通り。しかし、米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載されてた研究では、「家族に対する基本的な価値観はあんま昔と変わってないんじゃない?」みたいな話になっておりました。

こちらはボッコーニ大学の研究で、中国、日本、韓国、シンガポール、米国、イタリア、スペイン、ノルウェーの8カ国で、20,141人を対象に調査を実施。様々な家族のシナリオを提示し、人々が理想とする家族像を探ったんだそうな。

結婚と子供

調査の結果、ほとんどの国で同棲よりも結婚が好まれ、少なくとも1人の子どもがいることが理想的だと認識されていたらしい。ただし、子供の数は2人以上でも1人でもそんなに大きな違いは見られなかったとか。

また、離婚に対しては、どの国でも以前ネガティブな見方が示さていて、安定した永続的なパートナーシップへの希求が一般的みたい。

経済的安定と男女平等

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