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大都市で数年暮らして地元徳島にUターン。田舎暮らしの毎日を記録。低所得独身アラサー相棒…

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大都市で数年暮らして地元徳島にUターン。田舎暮らしの毎日を記録。低所得独身アラサー相棒は犬。

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田舎暮らしも悪くないと叫びたい

そう、田舎暮らしもそんなに悪いものではない。 自分自身、想像の何倍も地元でのリスタートを楽しんでいる。 良くも悪くも平凡すぎる毎日。 これが意外と自分の性に合っていたようだ。 田舎といっても、私が暮らしているのは県庁所在地 主要駅から徒歩20分の「田舎のまち」 地方でも比較的恵まれた環境にいることは間違いない。 正直、これがもっと郊外であればUターンも考えることはなかったと思う。 私が暮らす「徳島県」では多くの若者が進学や就職をきっかけに地元を離れていき、そのほとん

    • 日本の原風景を守りたい

      2023年11月に下書き保存したまま公開せずにいた記事。 やっぱり言葉に残しておきたいと思い、今更ながら公開する。 先日、車で北陸へ旅行に出かけた。 福井県に入ったあたりから、 見渡す限り収穫が終わった稲田が広がっていた。 北陸地方は関西圏の胃袋を支える 大事な大事な米どころ。 それを目の当たりにして息を呑んだ。 以前宮城県に旅行に行ったときにも 同じようなことを感じたのを思い出した。 やはり米どころというのは素晴らしい。 この田んぼが私たちの食生活を支えている

      • 徳島の観光名所をざっと紹介

        友人2人が県外から遊びに来てくれるのだが、 「どこか行きたいとこある?」と聞いて出てきたのは カフェと居酒屋だった。 私が聞いた「どこか行きたいところ」は 「観光で行きたいところ」のつもりだったのだが、 コミュニケーションとはこうも難しいのか。 それとも、「徳島に観光の用事はない」と思われたのか。 私は後者だと受け取った。 今後の人生でもう2度と訪れないかもしれない地なのに。 たくさん見てほしいところはあったし、 連れて行くところも考えてはいたのに。 結局はカフェや

        • パパ、カエル見たことある?

          田舎者の私には衝撃的なセリフだった。 数年前、私が就活生だった時の話。 大学の友人と幕張メッセで開催されていた就活イベントに参加していた。 駅から会場まで歩いていたとき、後ろから女の子の声が聞こえてきた。 「パパ、カエル見たことある?」 女の子の顔は見てないから年齢はわからないが 声から察するにおそらく小学校低学年くらいの子だったと思う。 「カエル見たことある?やって。東京の子どもはかえる見たことないんやな。」私は友人に言った。 「え、でも確かに見たことないかも。

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          選挙に行かない友人

          皆さんは友人が堂々と間違ったことをしていたらどうしますか? 選挙に行かないことは間違ったことではないかもしれないけど評価されることではないですよね。(私の中では完全に間違ったことだと認識してる。) 私は選挙が好きな多分一般的に見たら少し変わった若い層の人間です。 先日友人と出かける約束をしていた日、ちょうど投票日でした。 待ち合わせ場所まで友人が車で迎えに来てくれることになっていたので、「選挙に行くから○○に来てほしい」とお願いしました。 迎えに来てくれた友人が開口

          選挙に行かない友人

          選挙が楽しくてたまらない

          県知事選挙が終わってしまった。 20年という長すぎる時間変わらなかった県知事がついに交代になった。変化というのはワクワクするけどやはり一抹の不安も生まれる。 私は選挙が楽しい。お祭りみたいな感覚。 もっと開催してほしいなんて思う(笑) 1ヶ月前から誰に投票しようかな、この人はどんな政策を掲げいるのかな、とそわそわしながら過ごした。直前まで悩んだ。 家族とも話をした。私の実家は気がつけばNHKがついているような家庭で、国際情勢だとか政治だとか歴史だとか、小難しい話も家族

          選挙が楽しくてたまらない

          またひとつ地元の自慢が増えた

          学生時代の友人が県外から遊びに来てくれた。 これまで他にも遊びに来てくれた友人はいたが、この友人との徳島観光はなんだかとっても楽しかった。 「どこか行きたいところあったら言ってね!連れて行くから!」 どの友人にも投げかけてきた言葉。 ほとんどの友人は特に何もないとか、探してないとか、ひどかったのは香川にうどん食べに行きたいと言われたこと。だったら勝手に香川行けよ。 今回の友人は違った。友人が行きたいと言ったのは日曜市だった。 恥ずかしながら私はその存在を全く知らなか

          またひとつ地元の自慢が増えた

          何もない街に憧れがやってきた

          職場で毎日流れているラジオから珍しいバンドの曲が流れた。 「キケンナアソビ」 珍しいなぁなんて思っていたらラジオパーソナリティがひとこと 「10月に開催される四星球主催のフェスに登場します」 心臓がバクバク鳴り始めた。 どうやら地元で結成されたバンド「四星球」が結成20周年を記念して主催フェスを近所のアリーナで開催するらしい。そこにクリープハイプがやって来る。 四星球の存在はよく知っていた。高校生の時、自分達が卒業する年に校内で開催される、卒業を祝う予餞会に彼らがや

          何もない街に憧れがやってきた

          愛を知った私に贈る『風たちぬ』

          なんとなくジブリの新作だし見てみよっか そんな感じで映画館に観に行ったと思う。 寝た。 人生で初めて映画館で寝るということを経験したのはこの時だった。 大きな盛り上がりもなく淡々と過ぎていくストーリー。 よくわからない飛行機の話。 前日の疲れもあってぐっすり眠ってしまった。 話の内容はほとんど覚えていなかった。 よくわからない面白くもない話だった。 何せ映画好きの私が寝てしまうくらいなんだから。 そんな感想をもつだけの2時間を過ごした。 でも、周りの人の評価

          愛を知った私に贈る『風たちぬ』

          アーケード街が死んだ街

          先日地元で開催されたマルシェに行ってみた。 週末になるたび色々な場所で開催されているマルシェ。 今回は近場での開催とお気に入りのお店の出店が重なったので 初めて訪れてみた。 開催されていた場所はかつては賑わっていたアーケード街。 今やそのほとんどはシャッターが閉じられている。 私が物心ついた時には、このアーケード街は死んでいた。 大人になって改めて日中に目にするアーケード街。 相変わらず死んでいる。 こんなに立派なアーケードがあるのにどうして。 そんな疑問しか浮かば

          アーケード街が死んだ街