映画:ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

8歳の息子がゲームが好きで、やはり今も昔も家庭用ゲーム機のエントリーモデルというと任天堂ですね。息子は家ではタブレットで動画などを観るか、ニンテンドウ・スイッチでゲームするか、のどちらかです。
(親としてはもっと外で遊んで欲しい気持ちもあるのですが、これも親としては外で遊ばせるのは万が一を考えると目の届く家にいて欲しいような…)

ということで、息子は任天堂のキャラクター、特にマリオは大のお気に入りです。
というわけで、前に映画を息子と見に行った時、マリオの3DCG映画の予告映像が写されて、息子は「絶対、見に行こうね!」と目をキラキラさせて言っていたので、息子は公開の日をまだかまだかと首を長くして待っていて、ついに日本で公開したということで、妻も「海外でスゴい人気みたいだね、任天堂のキャラには全く興味ないけど、観に行こうかな」と言って、家族3人で本日、最寄りの映画館で観てきました!
(もしかしたら、今年のGWの最大イベント?)

※ここからは映画の内容に触れます。ネタバレは書かないよう心がけますが、これから観られる予定で「全く前情報を知りたくない」という方はご留意下さいmm

まず、特出しているのは映像美と思いました。恐らく、息子に付き合って結構な数の3DCGを観たと思うのですが、それらと比較しても、別格のクオリティの高さだと思いました。ただ映像が美しいだけでなく、「表現」「演出」といった面でも、最高のセンスの光る作品だと思いました。
ちなみに、映画開始前に、今年の夏公開の「クレヨン 3DCG」の予告映像が流れて「構想7年の超大作」といううたい文句だったのですが、わざとなのか、コレが日本の技術の限界なのか、今回観たマリオ・ムービーと比べると…。(アニメ映画「BLUE GIANT」のモーションキャプチャーを元にした3DCGも「ん?」って感じだったので、日本の技術の限界なのかもしれませんね…)

次に、音楽が素晴らしいと思いました。息子はゲーム音楽が好きなのですが、マリオ・シリーズもしかりで、息子は見終わった後「涙が出た」といっていたので「え?そんなシーンあった?」と聞いたら、「好きな音楽がスゴい良くなっていて、涙が出てきた」と言っていたほどです!

最後に、ストーリーですが、恐らく、マリオシリーズに愛着があり知識のある人は、多角的な視点で楽しめると思うのですが、特に知識の無い人(正に私および妻)には…。

ネタバレにはならないとは思うので書いちゃいますが、一つ言えることは、ストーリー自体の対象年齢は低いと思います。
特に何のメッセージも無い気がします。コレを観て感想文を書けと言われても、私は困ってしまうでしょう。
良くも悪くも、純粋なるエンタメ・コンテンツだと思います。
また、まあ元々マリオ自体が日本人ではない?し、任天堂とタッグを組んでいるとはいえ、制作は実際にユニバーサルのイルミネーションが行っていて、グローバル向けと思うので、「日本らしさ」はほぼ感じられず、ひょうきんな、多分「笑うところ」と思うシーンですが、私は全く面白くありませんでした。

最後に、日本発のコンテンツが日本で作られなかったという事実が、日本の洛陽に感じられ、少し寂しい気持ちになってしまいました…。

・ザ・マリオブラザーズ・ムービー予告映像:

お気が進んだ場合で、気分転換になればと…。よろしくお願いいたしますmm

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?