書活221日目*言葉の難しさを知る、見る、感じる、思い続ける。
自分の気持ちや想いを相手に伝える、それってすごく難しく感じませんか?
相手が目の前にいて、目を見て言葉で伝えたってミスコミュニケーションは生まれます。そもそも自分の思いを正確な言葉で表現できていないのではないかと不安です。
「そういう意味ではないんだけどな…」
家族間ですらそう思うことが多い私。懸命に言葉を連ねていっても裏目に出てしまいます。
では、落ち着いて考えられる文章、文字ならば出来るかもしれないと綴っていますが、やっぱり自分の思いは正確には出てくれません。
語彙力の問題が大いに関係してると思いますが、どうしても寄り道をしたくなってしまって結果的に思わぬ方向へと文章を終わらせているように感じます。
ああ、難しい。
そう改めて感じたのは、お昼に友人がやっていたインスタライブ。面白い企画でコメントを書いていました。
丁寧に読み上げてくださった中で一瞬彼女の顔が曇りました。
彼女は元小学校の先生で子育てママさんの力になってくれる方です。彼女の紡ぐ言葉からはたくさんの勇気をもらっています。
今回のテーマは「子どもの好き嫌い」についてでした。もうすでに、娘は中学生で好き嫌い問題からは離脱。苦手なもの以外から栄養とりゃいいじゃんと思ってます。
ちなみに友人は、毎日子育てに関するブログを書いています。その中のテーマから派生したのが今回のインスタライブ。
この記事が大好きだったので、聞きたくなったんです。好き嫌い問題離脱派だけど、やっぱり食べてほしいじゃない!
彼女いわく子どもを尊重する、無理に食べさせないということでした。
私のやっていた行為、いや私の実母から教えてもらったことが正解だったことがわかって一安心。なぜなら私が育った時代は、好き嫌いをなくそうという時代です。
食べられるまで昼休みはおあずけだとか、持ち帰りだとか、泣きながら食べる子もいればそっと隠す子もいました。
おそらくご両親もあの手この手で、無理にでも食べさせようとしていたのかもしれません。各家庭の状況はわかりませんが、ホームドラマで描かれていた場面ではそんなやりとりが多かったように見受けられます。
その点、助かりました。なんせ母が家族一好き嫌いの激しい人です。無理に食べることはない、嫌ならそっと出してきなさい。と言ってくれてました。
我が家では、汚らしく食べることはタブー視されてましたが、残すことは特に言われたことがありません。なので、孫である娘にも嫌なら残せばいいのスタンス。
私の幼少期、娘の幼少期のことを振り返りながら楽しくインスタライブを視聴。ふっと湧いた思いとか、疑問とかを投げかけていました。
最後の方に彼女が話す内容から、私の思う内容が当たっているのか聞きたくて呟いた言葉。それが彼女の気持ちをかき乱したようです。
思わぬ方向に話が向いてしまったこと、荒波を立ててしまったことが申し訳なくてインスタライブ終了後にメッセージを送ってみました。
私の思った言葉と彼女が受け取った言葉にズレが生じていました。なるほど、難しい。
では、どうするべきだったのか?
それは今もなお、わかりません。ただ言葉を綴ってる以上、私は責任を持って最後までその意図を思いを気持ちを考えを表現していかなくてはいけないのだ、そう気づいたのです。
おそらくこの文章も私の本当の気持ちの数百分の一にも満たないものでしょう。だからこそこのテーマについては、たくさん思考して試行していこうと思いました。
言葉は難しい、でもそこから目を背けぬよう、しっかりと見つめていきたいものです。
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