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作家・飯野美穂が切り撮る、香りの手触り

暑い夏がやっと過ぎ去り、秋風が心地よい季節になりました。あいかわらずマスク生活が続きますが、公園や身近な自然を散歩すると、いつもと変りなく、草花や風、動物たちのいる自然の中で、移り変わる季節に時の流れのあるのを感じます。

季節を五感で感じるように、時のながれの儚さと美しさをただ感じることのゆたかさを味わうこと。それは、お香を焚いて過ごす時間に近いのではないでしょうか。

香雅堂のOKOLIFEでは、今月から、フォトグラファーの方に毎月のテーマのお香からインスパイアされた写真を自由に撮影していただく企画「フォトグラファーが切り撮る、香りの手触り」を始めます。

初回である9月の撮影に参加いただいたのは、美術作家・飯野美穂さん。飯野さんは、様々なジャンルの作家との企画展をキュレーションしながら、ご自身もいろいろな素材や空間との出会いをもとに創作活動をなさっています。

そんな飯野さんに、今月のお香「待宵」をモチーフとして、写真を撮っていただきました。飯野さんが切り撮った、清冽で静かな香りとともにある時の流れ。ぜひご覧ください。

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プロフィール
飯野美穂(いいの・みほ)
武蔵野美術大学空間演出デザイン学科を卒業後、
作家として、詩、絵、写真、空間、身体…
そのときそのものを表せるものを纏って制作している。
現在は企画展を開催しながら、作家さんとの繋がりを深め、多くの方に作品を手に取ってもらえる環境をつくることに力を注いでいる。

連載:フォトグラファーが切り撮る、香りの手触り
第1回:飯野美穂(作家) / 待宵

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編集協力:OKOPEOPLE編集部

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