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皐月

・5月はじまり。更新が2日になってしまった。
プチ鹿島さんが口を酸っぱくしてお伝えしているように、これからの日々は大晦日に向かって加速します。もう2024年は四捨五入したら終わりましたと同じくらいの気持ちで残りの日々はボーナスステージとして生きていこ。ね。連休中日の勤務は開店休業。曜日感覚狂いご注意ルーティンは、可燃ごみ出す日と毎週聴いているラジオ聞き逃し。どちらも今のところセーフ。雨の水曜日。なない営業、大きな筍がたくさん。あまりにも大きなのはウリ坊のようだ。

・結局わたしはあんなに観たかった『デューン』と『オッペンハイマー』を見逃した。いや、まだかすかにチャンスはあるのか。5月末にはあの、あの『マッドマックス:フュリオサ』の上映が控えている。奇奇怪怪で話題の『パストライブス』と『悪は存在しない』も気になる。ソフィア・コッポラ監督の『プリシラ』も気にして追いつかないまま。なーーんもおっつかーなー!ーーい!Netflixでようやく『バービー』を観れた。きのこ雲いつどのしーんで?と注意していたけれど、でた?出てなかった?宣伝の話なのか。期待以上に面白かった。度々笑った。私はバービーでもリカちゃんでもなくジェニーちゃんだった。そしてブロンドヘアをもれなく毎日シャンプーリンスしてあげて、最終的にセックス・ピストルズの親衛隊のようなアバンギャルドなショートヘアになり、ワンピースでもなくやぶれかぶれのティッシュの服をきせられハイパーオシャレスタイルジェニーちゃんだった。

亀戸にてめちゃくちゃおっきなコロッケ

・起きてすぐにフジコ ヘミングさんの訃報。頭がいっきに覚める。いつかはとうっすらとした覚悟やそわそわはあった。ご高齢なのでとても自然なことなのだけれど、突然でとてもかなしい。
昨年の6月念願のコンサートへやっと行けた。
いつ何時と聴くたびに涙がこみあげるフジコさんの『トロイメライ』を聴けた大切な日になった。安いイヤホンで聴くサブスク音源のピアノ演奏でも素晴らしいが、生の演奏はもっともっともっと魂が立ち上がってきた。大きなホール会場の上の席から見たフジコさんの体は遠くて小さくて、それでいて演奏を始めたら高い天井まで伸びてきそうな大きなエネルギーがあった。
演奏をきいていると、黄金に輝く枝や根がみるみる伸びていき大きくなって、この空間に巨大な黄金の樹木が現れたように思えた。美しくて、あたたかくて優しくて、悲しい。
ああ、音楽の感動は言葉にするほどその思いからかけ離れてしまう。どうしよう、けれど今日は思い出せるだけのあの日の感動を記しておきたい。

人生のほとんどの時間をピアノに捧げてきたであろうフジコさんの生演奏は、長年の鍛錬からなる自信とは無縁にも見えた。儚くて繊細な気配と生々しい緊張感があった。
ピアノの前に座る姿は少女のようでもあり、
千年生きている大山猫ようにも見えた。
音色のすべてが愛おしく、光で透ける飴色のキャンディをゆっくりと溶かしたような、なつかしくて甘美な蜜が体じゅうすみずみまで流れていくように夢ごこち。
フジコさんの生きてきたロマンティックの全てがピアノに込められているよう。

ピアノの音色の美しさ、クラッシック音楽にも興味をもつきっかけを与えてくれたフジコさん。
演奏を終えピアノから指を離したとたん、
樹木のオーラは蝋燭の炎をふっとふいて消したように無くなり、まるで猫が人の言葉を話すような「猫語」と呼びたくなる柔らかく丸いお声で、ぽつぽつと短いお礼の言葉と、ステージの後方にいる他の奏者たちの素晴らしさに触れて、ゆっくりとステージを後にした。

ピアノ演奏中以外は何だか照れているような笑みと、フジコさんご本人が描く絵のような可愛らしさ、表裏のないチャーミングなお人柄を見る事ができて、更にフジコさんの素敵をしれて嬉しく、とても幸せな気持ちになった。

安いイヤホンでこれからも私はフジコさんのピアノを聴くたびに、穏やかなたったひとりの私になる。
今日の日はさようなら、おやすみなさい。

・待ちに待った『伊藤潤二展 誘惑』へ行ってきた。世田谷文学館は若い富江のような女性が多く大変賑わっていた。伊藤潤二先生の絵、どこまでも綺麗で美しい。背景や建物は昭和漫画の水木しげる、つげ義春が描く湿気と臭いすらしてきそうな程綿密に描かれており、原画で見た1ページ1ページの書き込み方に惚れ惚れした。デビュー当時から画風がすでに完成されていて「1巻の頃顔全然違う」現象がなかった。
朝日ソノラマの『恐怖マンガCollection』全16巻のシリーズを一番初めに読んだので、このシリーズの原画は懐かしくて、夢中で読んでいた学生時代を思い出した。実家にあるんだよなーわー、読み返したい。
『富江』『うずまき』『ギョ』『よん&むー』と代表作品のグッズがたくさん並んでいる中、気づいたら私の買い物かごに入れているのは全部『双一』だった。無意識だったけど、私はキャラクターの中で『双一』が大好きなんだなと判明した。しかも5月3日は双一の誕生日で運命感じちゃった。
好きなアーティストさんの展覧会は、気づいたら物販に一万円以上買い物してしまっていたりして危険。冷静になり何品か諦め厳選された数品を購入。大満足の大ボリュームの展覧会だった。
そう言えば水木しげる展で買ったマンガハンカチを知らない間になくしてしまっているのに気づいた。これは悲しいお話。

お気に入りの1枚

・前日に飲んだワインが悪かったのか起きて頭痛。身体も重い。外は爽やかで性格も最高な好青年のように元気な晴れ空。眩しい。よい風がカーテンを揺らしている。にぶい顔で動けないまま横たわる。借りっぱなしの漫画を数ページよんだり、母とビデオ通話したり、ペディキュアを塗ってみたりダラダラ過ごす。
野球中継も終わり夕方ようやく通常の身体になり飲酒欲。もはや飲酒しかしていない。断食したい。断捨離したい。断酒もきっとしたらシュッとしそう。全てを後回し。
夕食中、各電鉄のCM女優を妄想会議。世田谷線は蒼井優で満場一致。大江戸線は川口春奈に納得。JR線は土屋太鳳を推したが違う気もする。範囲が広すぎるのでJRは別で考えたい。西武線は堀田真由で現状あっているね、でも吉高由里子も揺るぎなかった。
荒川線は浜辺美波。三田線は石田ゆり子。京王線は永野芽郁。全て勝手なイメージ。俗っぽいどうでもよい話。


2000年のツアーT

・天気よし、風が強い。筍料理をたくさんこさえているので弁当を作る。近くの公園へ缶ビールとワインでも持ってピクニックしたろうと思ったが、あまりの風の音に止める。弁当は野球中継を眺めながら食べる。
連休中の課題ザ衣替え&断捨離開始をじわりじわり開始。
ついに捨てられない歴代のバンドTシャツのゾーンにメスを入れた。押忍!気合いだ気合いだ気合いだー!20年以上前の数々のバンドのツアーTを区のリサイクルへ出す為に準備する。
ファン心理としては着れなくなっても持っていたい。20数年分のバンドTが蓄積してもうすぐにでもバンドTシャツ屋が開けそうなほど大量だった。
悲しいのは若い頃は大体Sサイズを購入しており、今の私のボディーにはちょっともう似合わない。
今の流行りも体もビッグサイズ傾向だからますます箪笥の肥し。
捨てられない着られないまま随分時間が経ってしまったのぅ。
45リットルビニール袋4袋分の主にTシャツ、アウター、ワンピースなどをリサイクルした。どうかどうか、どうか幸せになってください。ありがとうさようなら。
夕飯は鰹のなめろうや筍の煮たのをつまみに、しっかりと飲酒して眠る。連休の炎が小さく小さくなってゆく。いやだあ。

ピクニック未遂弁当

・連休最終日。風が強い。「連休最終日だから」という呪いにかかりあの人に連絡してみようか、あの人のライブ、あの子の顔見に、色々と迷い迷いすぎてどれもしないまま。
誰かを巻き込むだけの元気なチカラがわいてこなかった。誰かを巻き込むのも、身を委ねて巻き込まれるにもエネルギーがいる。
結局何もせずにぐずぐずと悩むのに飽きて全てを諦めた。
掃除を終えて古着屋へ。昨日やっとの思いで減らしたTシャツをまた買ってTシャツ増やす、それが人生。同じお店でかわいいテーブルクロスとカゴのバックを購入。そのまま夜は近所の居酒屋で夕食。軽めに飲み、ボクシングのテレビ中継に吸いついて、連休と静かにお別れ。
バスを待つまで寄ったコンビニで徳島のさつま芋見つけて買って帰宅。

・レオナルドディカプリオの番組を観た。その影響で、つぶやきにも書いたけれどディカプリオ出演の『太陽と月に背いて』が観たい欲が強まる。あの時のレオ様が美しすぎて、ずっとあの姿を追いかけている。思春期に実家のビデオテープが擦り切れるくらいに観た。
詩人アルチュール・ランボーにも興味が湧き、詩集を読んだりした(詩はいまいちわからなかった)。
あの映画どうしてディカプリオのWikipediaの出演作品にも入っていないし、配信にも入らないし、内容的にもこの世から抹殺されたのかと心配になった。メルカリでDVDがとんでもない価格で売られているのは見つけた。そんなことしないで、映画をみせてくれよ。どうか劇場で再上映してください。
ウディ・アレン監督の『セレブリティ』もどうにかして観たいのだが。今宵は仕方ない。
番組でマーティン・スコセッシ監督とのエピソードを観たことによりNetflixで見つけた『シャッターアイランド』を観てイイネ!を押した。
面白くて間違い無しだったけれど、余計にレオ様のランボーがたまらなく恋しくなってしまった。

よもぎやらなんやらのパテの.ようなもの

・毎日9分日記、寝落ちする日もございます。
出勤日は色々と擦り減る。コロナ禍での変化なのか単なる加齢からなのか、その全てか。
「行間を読む」ようなことを日常的にし過ぎている気がしてきた。集団の中に入ると「空気」とか「行間」を読みとろうと力みすぎているのかもしれず、午前中ですでにぐったりしてしまう。連休明けの、分かりやすい五月病もどきなのか。頭の中でぐるぐる考えごとをすると胃袋との会話が鈍る。
そういうお昼休みはだいたい歩きまわるので、限られた休憩時間さっさとお店を決めてしまいたい。
値段とメニューが手頃な「定食メニュー」の看板をみつけ地下へ降りると、アジフライ定食や、唐揚げ定食とかオーソドックスな定食メニューの雰囲気と違い、明らかにBARのような薄暗い店内だった。階段を降りたら入店している状態なのでそのまま流れるようにテーブルに案内された。が、椅子が見当たらない。道端のアーチ型のガードパイプみたいな形の椅子の.ようなものが全席に設置されていた。え、椅子。と店内見渡してみるが逃げられる椅子らしき席はなかった。
お尻を支えるような格好で、いす、、えー、、という気持ちに持っていかれすぎて、何も考えられず、水曜日は夜なないバイトだからしっかり食べんとで反射的にチキンカツ定食を注文。

午前中の自問自答にピッタリな内容の会話がSpotify『奇奇怪怪』から流れてくる。「第49号 老害問題を考える」自分の過剰な「読み」による作用は結果的に「老害」と呼ばれてしまうソレじゃないだろうか。とかモヤモヤしたところがあり、その点と点がつながるような会話をキャッチできた。
椅子の座り心地の悪さがチキンカツ御膳を前にピークに達していたけれど、この会話により午前中のどろっとグニャっとした気持ちが、滑らかになってくれた。このままスーッと流れてくれよ。
それにしてもご飯茶碗こんな小さいの初めてみたよ。定食のお尻支え食いはお母さんに怒られそう。
聴き終わり、ほぼ日の「今日のダーリン」もまた的中な回で、元々自分が「こう在りたい姿」を思い起こさせる内容だった。
これもタイミングの女神が投げてくれたように思う。
昼休み終盤、気持ちを持ち返し、立ちぐいは麺物までだと心に決めて、地上への階段をのぼると大粒の雨が降り始めたばかりだった。
勇者は折り畳み傘を天みせつけて、職場へ戻った。

来週のライブコマーシャル

・新曲のメロディを聴くというよりみつめつつ来週のライブへと思考は日常のあれこれからグラデーションのようにじわ〜じわとバンドにうつっていく。ご飯をつくりながら、茶碗をあらいながら、湯につかりながら。
夜は楽しみにしていたAJICOのテレビ「The Covers」出演。
今宵もUAが素敵だ。見つめるだけで胸が華やぐ。デビュー当時から強烈なオーラだったけれど、年を重ねていくごとにミルフィーユのように魅力が高く大きくなるばかり。
未熟な私にはようやくこの年齢になって、改めてUAさまウー子さまの素晴らしさに出会えたのだと思う。憧れる人が同じ言語の国で同じ時代に存在するってもう奇跡にカウントします。
UAも素晴らしくチャーミングだったけど番組を観ていて、リリーさん曰く「小室さんは妖精」に納得するほど小室哲哉のチャーミングさにも癒された。番組全体的にラブの集まりという気持ちになり、番組でAJICO演奏みれたし、最高じゃん。で、ぐっすり眠る。

金子大悟個展『名の無い領域』5月13日まで。

・仕事終わり金子大悟の個展へ。バンドを組む前からの友人なのでかなり古い付き合いだ。バンドメンバーよりも長い。
北九州のヤンキー天国の田舎町で、同じ歳の大悟との出会いはとても重要だった気がする。
大悟が読んでいる(私には一行も理解できない)本、聴いている音楽、着ている服、食器や調味料ひとつ全て趣味がよく、どれもきちんと選ばれている物しかなかった。それらがいつも自然に在った。友達らと大悟の実家へもよく遊びにも行っていたので、名前で呼び合うご両親や、家の様子などを360°どこを見ても北九州とは思えず、大悟の家だけ「都会」のように思えた。
お年頃の恋愛話の輪から抜け出して、音楽や絵や映画、感覚的な話を延々と話している時間が楽しく、とてもわくわくした。
それが縁でファズピックス結成してからはCDジャケットデザイン、Tシャツデザイン、ロゴデザインなどなど長いことたくさんバンドの品を作ってもらった。
最新では「龍娘」の配信用ジャケット、20周年記念Fuzz Tシャツのデザイン。それも4年前か。じゃあ4年ぶりに会ったんだな。
大悟が東京から那須塩原へ引っ越してお子さんが生まれてさらに環境や生活の変化がたくさんあったんだろうな、と絵を見て感じた。

個展でみた作品は、長い間みてきた大悟の絵の中で一番、過去最高に金子大悟、本人の雰囲気に近い。と思った。感覚的な表現でしか言えない。私にとって歌、映画、絵、料理、何にしろそれを讃える意味の感想で「作った人と作品がそっくりそのまま」こう思えるものがとても好きだし、心すっきりする。
金子大悟個人を知ろうが知らまいが、決して作品の素晴らしさや魅力に影響はしない。
どう感じたり見えたりするかはそれぞれ見る人のもの。作った人を知ると作品の見え方はまた
より深まることもあるが。
付き合いが長いからこそ、その時その時の作品の変化や進化、絵の歴史ができてゆく様子を知れて面白い。
年輪や地層のように日々は重なって、目の前にたったひとつ「今」の絵がある。な〜て、何言ってるか分かんなくなってきたので、ここまでに。

気仙沼の殻付き牡蠣

・午前中、朝昼ご飯に母の古希祝い旅行先で購入した長崎の五島うどんを茹でる。炊飯ジャーで作った肉豆腐がまだたくさんあるし、あとは冷凍のかき揚げも食べておきたい。
うどん茹で上がりのタイミングでインターホンが鳴る。随分前に選んでいたふるさと納税の返礼品が忘れてしまった頃に倒置。殻付きの牡蠣がどっさり、うわお。
前日の夜に大悟と久々に会ったので食事をと、昔住んでいた世田谷線の世田谷駅付近に友人のお店があるからと連れて行ってもらった。
そのお店が牡蠣をメインにした飲み屋さんだった。上京して12年?13年かな、こちらの方面はほとんど来た事がない。
大悟との打ち合わせで来るくらいしか用事がなかった。街が変われば人が変わる。世田谷は世田谷の飲み屋のムードがあるように思うが、見慣れていないだけかな。だいたい中央線沿いでしか飲んでいないのでとても新鮮だった。
わたしの勤めている西荻窪なないは独特な雰囲気だとは思うが、このお店もまた店主のこだわりが色々とあり、面白かった。牡蠣がべらぼうに美味しかった。たくさん食べた。当分、牡蠣欲はおさまりそうだ。終電前にお開き。
からの、殻付き牡蠣大量お届け今朝。
目の前にある宝の山。スピりすぎて困っちゃう。

・夜はスタジオリハ。非常にたのしい。
今日やたらにSNSみかける太陽のフレアとは何か。なんだか知らないが、遠い空にはオーロラが見えていたりしたんだね。
ここ高円寺の空の下、夜風が冷たい大将二号店の外席でリハ後オサムと合流した関谷と軽く飲む。店員さんが風強いから中どうぞとおっしゃってくれたが、機材が邪魔だろうから大丈夫です。と外席にしたものの、だんだんと寒くなり、しばらくして店員さんに「中に入りたいです」とねをあげる。初めから言うことを聞けばよかった。
デカい重い機材を広くないスタッフスペースにどうぞこちらに入れてくださいと、通してくれる。室内あたたかい、店員さんあたたかい、優しい、身体あたたかい。大切。終電で帰宅。

届いた!

・日曜日はなないスタッフなつこさんのワインイベントへ。西荻窪のキクにて。前回の開催を胃腸炎によりドタキャンしてしまった会。
今回は元気ピンピンで参加。覚悟はしていたがワインをたくさんたくさん飲んだ。追加もあって計7種、8種くらい飲んだと思う。最初の1杯目だけぶどうの品種や感想をメモして、だんだんと酔いあとは写真だけになっていた。どれも普段飲んでいる家のワインからすると上等、高級だよ、と思うものばかり。ソムリエのなつこさんセレクトはハズレなしで、常連の諸先輩方と酉のでおなじみなっちゃんととても賑わった。諸先輩方の飲酒に終わりはなく、若輩者は最終的に二次会からもう記憶があやふや。解散したのち終バスを逃したのでついでに吉祥寺の立ち飲み屋で三次会でカップワインを飲み、翌日しんだ。別の生き物になった。口からでっかい卵が生まれてくるんじゃないかくらいうなっていた。働いて稼いだお金で酒を浴び具合を悪くする。その意味は不明だ。諸先輩方はご無事だったのだろうか。

これ、好きだった

・休肝2日目。今日食べ尽くしたいものをあれこれ。朝肉どうふのあまりをどうしても何とかしたくて食パンに挟んでホットサンドに。米よりもパンがまず食べなければならず。可も不可もなく。以前テレビで、中国のどこかの地方で砂糖をまぶした米にパンを挟んだものが屋台で売られて、皆それくれくれと買って朝ごはんに食べているのを見た。いや、逆かもパンに米だったかな。(全部あやふや)とにかくビックリなパン&ライスの組み合わせだった。あの組み合わせを人々が当たり前のように食べていたのだから、肉どうふホットサンドなんて朝飯前だろう。肉まんみたいになるだろうと予想していたが、大根と豆腐の割合が多く、肉はもうほとんどなくて、味の核となるリーダーが見当たらないぼんやりしたチームが出来上がっていた。むしろ砂糖どばどばかけるくらいのチャレンジ精神があれば、この柔らかい豆腐がプリンのような存在になり、案外謎のイマジン異国飯になったかもしれないな。
夜はおにぎり、出汁をとった味噌汁は具なしでもよい。豚バラと蒸し野菜。カレイのソテー。生わかめサラダ。冷蔵庫がキレイになった。朝に変なものを食べたので夜は定番の間違いの無いもので体を安心させる。

・録画していたNHK 映像の世紀バタフライエフェクト『奇妙な果実 怒りと悲しみのバトン』を観る。心底おそろしかった。悲しくて、おぞましい歴史がいつまでもたっても終わらない。今だって。全て人間ごと。言葉が出ない。
ビリー・ホリデイの歌を歌っている姿が美空ひばりと重なる。佇まいだろうか、唇の形だろうか。表情だろうか。美空ひばりのジャズが聴きたくなった。あと、若い頃のボブ・ディランがいか天時代のベンジーと重なる。なんでもかんでも日本のシンガーと重ねてようよう、となるが、何だろう。

イマジン異国飯

・出勤日のランチ。節約を兼ねてサイゼリヤランチ。行くたびに進化している。オーダーシステムが変わり、会計もセルフレジにて。
毎回店員さんに「大好きなお店です、クルー皆さんの気持ちよい働きにより、大変心地よく過ごせました。社長さんへも何卒よろしくお願いします。」という熱烈の意こめた「ごちそう様でした」を目をみて一言伝えるチャンスは進化により消え去った。タッチパネルの精算機へ念を込めるくらいだろうか。
ランチメニューようやく?一部値上げしたのでむしろ安心した。安すぎて心配になる。きちんと従業員に給料が行き届くのだろうか、化学肥料まみれの安価食材にならざるをえなくならないか。などランチを食べる以外のことが気になり、おせっかいミーティングが開催されてしまう。以前のままの価格じゃないと食べられないほど貧困に苦しむ方への配慮は、個人やお店がどうこうというより、違う管轄の偉い偉い人達が考えなければのレベルじゃなかろうか。
もうレストラン、コンビニ、スーパーの値上がりだけの話じゃない気がしてくる。
名もない将来がチラチラ見え隠れする。
進化したハンバーグランチ、美味しゅうございました。ありがとうございました。
先日も「大好きだから100円でプラスチックではなく、安かろうがワインはワイン、レンタルでガラス素材のワイングラスのみをメニューに入れたらよい」と諸先輩方と意見が合意した。こうなると社長にお手紙書かなくてはならないか。君に届け!

・水曜日なない。なんかあったんか、くらいの大賑わい。スタッフ1名助っ人で入ってもらい救われた。終電で帰宅、冷凍おにぎりをレンチンして漬物と食べて気絶、深夜2時。身体はバラバラになったが、お客さん皆と満遍なくお話しできて楽しかった。
おにぎりの具材、誕生日にもらった大人の明太子鮭、ピリ辛でとても美味しゅうございます。

おにぎりだよ


・Netflix『リプリー』観る。1999年の映画でもとは1960年の映画『太陽がいっぱい』と同じ原作。へー!だった。『太陽が〜』は名前のみ知っていたけれど、サスペンスだったのか。まずそこにびっくり。勝手なイメージで若者の青春映画だと思っていた。海とアラン・ドロン。観てないけども。若い頃の石原裕次郎主演の日本映画はコレが元ネタなんですかね?違うか。くらい低レベルで雑な認識の、私の中では古い有名映画『太陽がいっぱい』まさかこんな話だったのか〜。面白い。今回『リプリー』みて興味わいた。
『リプリー』も予備知識入れずに何となく選んで観たら、あれ?あら?え!と、どんどんヤバいことになっていき、やばいよやばいよが充満して観ている間はずっと出川哲郎か私かくらいヤバいよだった。
すでに古い映画だけどこんな風に怖くなった作品あったかな。思いだせない。初めてかも。
サスペンスって犯人を追う側の作品ばかり印象にあるからか、犯人側の話って「やばいよばれるばれるばれる」で冷や冷やする。ホラー映画で目を背けるみたいに、リプリーが詰められるシーンはどれもスリリングだった。色々な要素や登場人物の全てを説明しすぎないので、観る人によっていかようにでも何人何色のリプリーが出来上がっていきそう。そもそもリプリーでないのか。『太陽がいっぱい』もぜひみたい。
アラン・ドロン美。

・ポッドキャスト『奇奇怪怪』第50号は前回の時も面白かった上出遼平さんゲスト。二人の時と明らかに会話の空気もリズムも変わる。
ワイワイレディオとの四人の時もまた違って、みんな違ってみんなよい。
上出さんがいる場の空気感まで漂ってくる。
通勤と昼休みに分けて拝聴、面白くて聴き入ってしまった。玉置さんの声の遠さには笑ったけれど(マイク足らず)生々しい現場のアクシデントやささやかなミスが、わたしの中の「トモダチ」感が強まるというか、すぐ横で話を盗み聴いているような臨場感が強まる。「道」の話も興味深く、感覚の話になるのでうまくは言えないけれど、生き物と道の関係は哲学的でもあり詩的なようにも思えた。上出さんの本さっそくチェックした。
TaiTanさんと玉置さんが上出さんを慕っている感じや、二人の質問を邪険に返したりもしながら実はしっかりと話をきいている上出さんの愛情深さもチラチラ垣間見れ、とてもよい回だった。声の落ち付き方など上出さんの老師感が溢れており、武田砂鉄さんの時と同様に自分よりもお若い方であるのを知って、玉手箱をあけ一気に急速老婆にされたお気持ち。すごいなあ。年下の先輩方。
時代はもうとっくの昔に私を置きざりに遥か彼方に行ってしまったような味わい深さゴールドブレンド。面白かった〜上出回。
その後『東京ポッド許可局』に流れ「器チェック論」がまたまたタイミングがよく三人のおじさん達の器の小さい告白話にニヤニヤが止まらず、器が小さくったって愛おしいじゃん!と思えた。
サンキューお猪口。あー今日ずっとひとりポッドキャストとばかり話している。

渋谷ル・シネマにて間に合った

・観たい映画のひとつを意地でも観たいと仕事終わり渋谷ル・シネマへ。『悪は存在しない』この作品まだまだこれから全国で上映されるような気もするので感想はすみやかに。作品全体のリズムが独特。石橋英子さんの音楽が(きっかけなので当然)とてもマッチしている。この音楽ありきの作品。物語のリズムとドキュメンタリーぽい雰囲気が作品のカテゴリーやジャンルを不明にしているというか、私は観客だが、平穏で何もないような場面でもずっと「何か」を目撃し続けているんじゃないかという不安めいた空気が終始ただよい、どこか奇妙。
作品の流れやリズムに上手くのれず、感情の合いの手をいれるタイミングすらみつけられないままエンドロールが出た時、マジで「え。」と口をおさえた。びっくりしたぜ。実験的な感じなのか。色々な賞を取っている話題の作品だったが、果たして私はたぶん、めっちゃくちゃズレまくった解釈をラストにしていた気がする。ル・シネマ出て速攻でYouTube解説なんこかチェックして、ズレまくってたなと、今のところ以上です。


・映画館は強制的にスマホもOFFアルコールOFFで飲まないので(作品シャキッと観たいので)ある意味一番健全、健康的隔離空間と思っている。
休肝日はスーパー銭湯か映画にかぎりる。身体ごと時間ごと預けられる唯一の場所。この先アルコールを飲まない暮らしになるなら週末はどちらかにお籠りしていたら案外ハッピーで生きていそう。スタジオでももちろんいいけど、バンドで集まって楽しく演奏したら後はイコールアルコールなんだよなそれは。こまりもした。
明日はライブだから昨日は休肝、今日は夏だったから、ビール1ぱいのんじっちもうた。腹よ、ちぢめちぢめ。おやすみなさい。

吾輩は塩と胡椒と砂糖と七味と名付けた(売り物)

・小岩にてライブサーキットイベント『 BAGLE ROCK!! 』出演。4年ぶりの小岩。
駅を降りてすぐに喉がかわいたと自販機をみれば「ポンジュース」が110円で売っていた。衝撃。安い。ただでさえ100%ジュース、しかもポンジュースは高いのに。ミニミニサイズとかでもなく。小岩の商店街は昭和のままのような雰囲気で歩いていてとても落ち着く。
4年ぶりであちこち綺麗になってしまった通りもあったけれど。ライブは昼間からなのでこれも新鮮だった。普段はハードコアやパンクバンドが出演している印象のライブハウスBUSHBASH。ドラムのケーちゃんが小岩でお店をしていので常連さんが駆けつけてくださり、いつもとは違う場所と雰囲気を楽んだ。
楽しみにしていたひとつ銀幕さんのLUNA SEA。完璧だった。満員の会場でLUNA SEAライブを観ると黒崎マーカスを思いだした。
高校の時は黒崎にLUNA SEAがたくさんいた。LUNA SEAみたいなオリジナルバンドも多かったから、それを思い出して何とも、なんかよかった。楽しかった。最高の飲み屋さんにも行けたし。電車寝過ごして終バス逃すほど飲酒もしたね。久しぶりに集まる顔ぶれ、いい日だった。お集まりいただいた皆様ありがとうございました。感謝。次は6月1日渋谷HOMEにて。よろしくお願いします。

モーサムのイサムさんがDJ追加決定です。

・若干の二日酔いだが、ピッコロ大魔王にまではならず口から何も産まずにすんだ。軽傷。よかった。雨の音で目覚め洗濯は諦める。
仕事量の多い月曜日に全くやる気がわかずにいたが、何とか駆け抜けた。
夜は砂抜きの甘かったあさりのボンゴレ、アジの南蛮漬け、ほうれん草お浸し、なす胡瓜もやしピリ辛中華サラダ。それらをグラス半分のレッドアイで。料理しながらradikoで脳盗、ロック大陸漫遊記拝聴。Netflixで「ブリジャートン家」シーズン3。衣装や髪型も楽しい。しかしそろそろこのドラマ終わりなのか、或いは人気が続くならヒヤシンスの社交界デビューまでいくのか。暇を持て余した貴族たちの優雅な暮らしぶりと、歴史のあらゆる醜さを排除し恋愛おとぎ話に特化した清々しいほどのドラマで、ああ清々しい。おもろ。続きは6月配信だそうですわよ読者の皆さま。

「一力」は天国

・夏日。あつくて扇風機をつける。野菜直売所へ行き今年初のグリンピースとそら豆、紫玉ねぎ、ニラ、大根の花、小松菜、卵を買って帰る。江戸川区の町中華屋「ゴロちゃん」の一日の営業を撮影したYouTubeを見だしたら止められなくなり昼休みをゴロちゃんでほとんど終わらせてしまった。うっかり飲みたくなってしまい、昼休みに不向きな見入ってしまうチャンネルだった。
仕事終わり夜は夏に向けて運動不足もあるしプールに再会しに行くか!と、迷っていたが夜は雨予報を理由に挫折。大人しく自宅で長湯。
夜ご飯はそら豆と筍をリゾットにしてみた。海苔わかめを味のリーダーに任命した。優しく頼もしいリーダーだった。
Netflixで『ケイコ 目を澄ませて』を観る気だったけれど今夜はやめた。
茶碗を洗いおえた頃、また雨音がきこえはじめた。昼間買ったグリンピースの皮をむいて豆をとりだした。緑のあおあおした香りがいい。緑の丸い豆ひとつひとつがかわいくてきれいだね。

大根の花と紫玉ねぎのパープルサラダ

・今朝はプールで大きなシャチと泳ぐ夢をみた。大きなシャチと役所広司も泳いでいた。
一緒に潜って遊んでいた。シャチがふざけるようにジャンプしてそのまま私めがけて降りてきて、笑っていた。少しも怖くなかった。シャチがご機嫌なのがわかっていたから。そこで目が覚めた。夢占い的にシャチは吉夢だった。
先日も夢占いキーワードで調べた通りの吉夢が現実になった。吉夢と言われて悪い気はせず、実際私にしては珍しい出来事を経験した。
今回のシャチの夢も全くその通りだった。
頼りにもアテにもしてないけれど、吉夢といわれてその気なって、久しぶりに同僚に誘われてお昼ごはんを食べた。移転先を知りたかったベトナム料理屋に連れて行ってもらえた。ほんとうに久しぶりに職場の人と仕事や仕事意外の話をした気分。ささやかで小さな幸運だった。
水曜日なないは諸事情により急遽おやすみ。
外食欲が芽生えたけれど、最寄り駅まで帰ってきたとたん、何となくどこのお店も足が向かず帰宅。台湾風焼きそばをチョッパヤで作り、だいたいいつも通りの21時頃夕食。惣菜の唐揚げとざくざく切り野菜の浅漬けも並べて。
ひんやり冷たそうな月がきれいだった。

大木凡人夫人レシピの中華風筍ごはん

・仕事終わり今週はなないおやすみとなり、
ニュー酉のなっちゃんと来月酉のミーティングがてら夜ご飯へ。久々にいく焼肉屋へ。
結果的にいえば酉の話は20秒ぐらいで終わって
あとは無限おしゃべり。肉食べたしカロリーゼロにせな!とカラオケ1時間だけのつもりで延長もう1時間。踊り続けパーフェクト。よし解散。バスを待たずに歩いて帰宅。コンタクト化粧全部のせで気絶。なっちゃんはちゃんと風呂まで入って寝たらしい。何故そんな事ができるのか謎。美の秘訣は日々にあり。来月のニュー酉のは6/26(水)来てね!

・街かどテレビの記憶は薄いが、いやみたことあるのかすら曖昧だけど、お昼のテレビ番組『ジャスト』でむかしむかし大木凡人の奥さまが料理コーナーで登場した事があった。
大木家へリポーターが訪問し、自宅で奥様自慢の家庭手料理を紹介のコーナー。
その料理がとても美味しそうなのもあり記憶に残っているのだけれど、何より大木夫人めちゃくちゃべっぴんさんで、なかなかの毒舌というギャップ。玉ねぎを切る際に戦隊モノのお面をかぶり臭いをガードしていたり(キッチンにお面がかけてある)赤レンジャーみたいなお面をつけたエプロン姿の奥様のシュールさや、とても美味しそうなレシピもろとも今も忘れることなく、しっかり記憶に焼きついてしまった。
コーナーで紹介したレシピは某女優さんへ教えたところ、その料理で女優さんは料理大会で優勝しダイヤモンドをもらった、という伝説めいた一品だった。
その一度テレビで見たレシピをずーっと作り続けている。多少の記憶違いもあるかも知れないけれど、大枠間違っていないと思う。
筍の季節には必ず一度は作る定番のメニューになった。肝心の料理の名前は忘れたが「筍の中華風まぜご飯」みたいな感じ。
豚ひき肉と筍をたっぷりの生姜で炒め、酒砂糖醤油みりん適当にいれ味の決め手はオイスターソース。汁気がなくなるまで具材に火を入れている。
あとは炊きたての白ごはん(炊飯器)へフライパンからだーんとそれを入れ混ぜたら出来上がり。
最後に三つ葉も混ぜてね。大木凡人の子供たちも「このはっぱ(三つ葉)がうまいんだ」とコメントしていたから、三つ葉は大切。
大木凡人の奥さんはそれきりテレビでお見かけしたことはない。とても魅力的な女性だった。
そして今年もこのご飯、とても美味しかったです。

温泉サウナ後のおたのしみ

・ファズピックスのアーティスト写真を撮ってくれている佐藤早苗ちゃん主催イベント
「小さな写真展と演奏会~レールで繋がる街と人~」早苗ちゃんのお誕生日祝いも兼ねて新代田Live bar crossingへ行ってきた。
写真展は今回のライブ出演アーティスト達を京王井の頭線沿いの各駅で撮影した写真。
吉祥寺、久我山、浜田山といった具合に、京王線の駅名標を再現したアーティストのネームプレートなど、細かな所まで演出がされていて早苗ちゃんのこの企画への思いと熱が会場の細部まで施されていて「小さな」にはぎゅっとたくさんのものが詰まっていた。
早苗ちゃんの好きなアーティストへの愛情や、アーティストから早苗ちゃんへのお祝いを込めた演奏、お客さんへのおもてなしの気持ちがイベント全体をあたたかく盛り上げていた。
普通にライブイベントを主催するだけでも大変なのに、個展の準備と並行してなんて、しかも作品に関しては一人で準備だろうし、すごいパワーだ。
奄美ライブもフットワーク軽く撮影に来てくれたり、カメラマンて荷物も大量で重いし、基本的に一人で動き回っていてガッツが別格。気合い根性の仕事だなと早苗ちゃんを見て感じていた。まず体力、気力がある。素晴らしい。
早苗ちゃんが写真を撮ると、普段はあまり意識していない「アーティスト感」が増した写真になる。自分で見ても何だか自分でないようなカッコ良い瞬間の写真を撮ってくれる。さすが名だたるプロミュージシャンを撮影してきただけあるな。馬子にも衣装、チダにも早苗。
早苗ちゃん、髪をばっさり30センチくらい切って素敵に変身していた。
会場ではnananineのペコちゃんにも再会できた。20年ぶりくらいではないのか。nananineファンのAちゃん、終始瞳が輝いてその顔を見ているだけでこちらまでうれしくなった。
お祝いムードと美味しいたこ焼きの香りに包まれ個展とライブは大盛況だった。おめでとう。
帰り新代田駅前の信号を渡る時モーサムの勇さんとすれ違う。「あ!勇さんファズピックスです!6月1日HOMEよろしくお願いします!」と勢い声をかけてしまったが突然すぎたのか、8割くらいあまりわかっていないようなお顔をされていたのを確認した。来週土曜日はまたライブだ。うれしいな。

幡ヶ谷の美


・やや二日酔いスタート。早いものでもう5月がおわりそう。こうしてすぐ大晦日。
紫陽花がいたるところに咲いている。桜も美しいけど紫陽花も好き。雨季の唯一うきうきするところ。
夜はハンバーグと昨日もらった新玉ねぎをポタージュスープにした。休肝日にするつもりが、つもりになり、あまりにもご飯がおいしくて少しワインを飲んでしまうた。夜遅くに物騒な速報。月曜日は疲れが一番ピークで口数少なく静かに過ごしがち。

紫陽花、いらっしゃいませ

・暴風の影響からか朝からテレビが全く映らない。ずっとradiko。脳盗でかかった曲「たぬき」工藤祐次郎さんというアーティストがとてもよかった。たぬき。近年たぬきが好きだ。
小さい頃はうさぎちゃん。それからはずっと猫が好きだった。実際に暮らしたいというより、キャラクターや生き物としての憧れ。永遠に美しい「猫」という存在。願わくば猫になりたい。マジでガチで猫になって全てからさようならしたような顔して、好きな人の膝の上で生きていきたいと長らく思っていた。
が、だんだん現実の自分と付き合いを重ねていく中で、猫は大好きだけど自分はたぬきだな。山から降りてきたたぬきがぴったりくると思った。酒瓶をぶら下げ、まん丸いお腹。何より『河童の三平』のタヌキが最高に良くてとどめをさした。
この「たぬき」という曲もとてもよかった。
工藤さん、ライブが頻繁にあるようだから観にいきたい。
因みに来月は北九州は小倉のスペースワールドという場所で弾き語りライブがあるようで、東京から北九州へライブ、それはそれはうれしいです。地元の知り合い誰か行く人いるだろうか。

・雨や嵐が来る前に農協へ。最近はめっきり買わなくなったお花を今日はもう買っちまうもんね、と強い気持ちで出向けば、欲しい種類が躊躇わなくてよい価格でたくさん売られていた。
うれしい。花3束とバジル、イタリアンパセリの苗、プランター用の土を買って帰る。
スーパーへ寄りたかったが荷物も多く諦めた。
たまに思い出したようにベランダでハーブを育てる、というより同居というか、ハーブが居る。一生一緒にいてくれやという気持ちでお迎えはするが皆、水をあげてももうサヨナラよと、何ヶ月かすると枯れ果てまた空のプランターになってしまう。
こんな暴風嵐の日に迎え入れたけれど、君たち、これからよろしくお頼み申しあげます。

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