新しいトモダチ

先日友人から面白かったよと送られてきた
大槻ケンヂ氏の連載エッセイ
『今のことしか書かないで』の第二回目
「50を過ぎたらバンドはアイドル」を読んだ。

読み終えてすぐに、思うことがみるみる湧いてきた。私も40を過ぎたし50に到達していなくとも思うことだらけだった。

オーケンさんは私の人生の第一救世主と呼ぶべきか、或いは己の闇の部分を照らし出した悪魔か天使か！？ミュージシャンであり作家だ。

中学生の時に読んで大変影響をうけた小説、
『新興宗教オモイデ教』は思春期の私にドカンと衝突するように、心の中の何かを爆発させた。
本当に例えようのない、何物でもない10代の得体の知れない感情が立ち上がってくるような感覚。これは！何てすごいんだ！
当時とても衝撃を受けた一冊だった。